ブリヂストンのトルコ関連会社であるブリサ ブリヂストン サバンジ ラスティック サナイェ ヴェ ティジャレット ア-シェ(Brisa)は、2018年11月27日に、トルコのアクサライ県で、2018年1月に稼働した乗用車用ラジアルタイヤの新工場の現地メディア向け見学会を開催した。
新工場では、自動タイヤ搬送システムの導入により、在庫回転率を従来システム利用の同社グループ他工場対比で1.5倍に向上させるとともに、約30%のエネルギー使用量削減を達成した(Brisa調べ)。また、設備稼働情報、品質情報を常時モニタリングし、不具合の事前検知、設備条件の最適化を行うなど、デジタル技術の活用による生産効率の向上を図っている。
さらに、新工場では、資源消費の無駄ゼロを指針として、水の循環利用や、工場屋根の一部での太陽光発電採用といった環境に配慮した技術を導入している。
<新工場概要>
1. 生産品目 :乗用車用ラジアルタイヤ
2. 所在地 :トルコ共和国 アクサライ工業団地 (イスタンブールより東南約500km)
3. 敷地面積 :約96ha
4. 稼働開始 :2018年1月
5. 投資金額 :300百万USD
6. 従業員数 :約400人(2018年12月時点)
<Brisa概要>
1. 会社名 : Brisa Bridgestone Sabancı Lastik Sanayi ve Ticaret A.Ş.
2. 所在地 : トルコ共和国 イスタンブール市
3. 設立年 : 1988年
4. C E O : Cevdet Alemdar(ジェブデット アレムダール)
5. 資本金 : 305,116千トルコリラ(2017年12月末時点)
6. 出資比率 : 株式会社ブリヂストン 43.63% Hacı Ömer Sabancı Holding A.Ş. 43.63% その他 12.74%