BRIDGESTONE:津谷正明取締役代表執行役 CEO兼取締役会長が年頭所感を発表

【年頭所感】

2019年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年の世界経済は、欧州での社会的な分断・混乱、米中貿易摩擦をはじめとして、全体としては非常に不安定な状況が継続しました。また、豪雨や地震などの自然災害が世界各地で発生し、まさに激動の時代を象徴する一年でした。

こうした環境下におきましても、当社グループは、経営の近代化に大きく舵を切るきっかけとなった社是制定とデミング賞受賞から50年、グローバル化に大きな一歩を踏み出したファイアストン買収から30年の節目の年を迎え、原点に立ち戻って将来に残すべきDNAを確認し、経営改革を着実に進めてまいりました。経営改革の3重点課題である「グローバル企業文化の育成」、「グローバル経営人材の育成」、「グローバル経営体制の整備」の全ての面で顕著な成果を挙げています。

当社グループは(1)経営改革の促進、(2)世代交代、(3)東京2020オリンピック・パラリンピックに向けての準備体制の強化の3点を目的として、本年1月より組織体制を一新し、グローバル経営チームとして次のステージに進みます。

本年につきましても、コミュニケーション、チームワーク、ボトムアップを促進し、チーム一丸となって、「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」という経営の最終目標を目指してまいります。

本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。