TOYO TIRES:企業の森「TOYO TIRES 緑のつながり・三重」遊歩道が完成

TOYO TIREは、国内主力製造拠点のひとつである桑名工場が取り組んできた、森林保全活動において、市民の方に憩いを提供する里山の遊歩道が完成したと発表した。

同社は、三重県が進める企業と地域が連携して取り組む森林保全活動「企業の森」づくりの趣旨に賛同し、桑名工場の所在する員弁郡東員町の町有林(5.27ha)を、付近の市民が親しみをもって憩える健全な里山となるよう整備活動を続けてきた。
対象となる一帯を「TOYO TIRES 緑のつながり・三重」と命名し、NPO法人*のご協力のもと、同社従業員とその家族を中心に、地域住民の方にも参画してもらい、2014年より毎年、段階的に整備を続け、今回、全長約400mの遊歩道を完成したという。
*NPO法人「森林(もり)の風」

3月23日には、水谷俊郎東員町長をはじめ、地域住民代表の方々などをお招くとともに、社内外関係者約40名が参加し、遊歩道の開通記念式典を開催した。町長挨拶の後、来賓によるテープカットならぬ「丸太カット」で遊歩道の完成を祝い、式典後、参加者で遊歩道の歩き初めを行なった。

5年間にわたって取り組んできた同活動では、雑木林の伐採やゴミ拾いなど林内整理のほか、活動に参加した子どもたちによる植樹や自然をより身近に感じてもらう環境教育も実施してきた。

同社は、同社の事業活動は、地域社会からの理解と信頼の上に成り立っているという認識のもと、今後も地域と共生しながら地域社会の発展に寄与できるようにさまざまな活動に取り組んでいくとしている。

左:開通記念式典の「丸太カット」の様子 右:昨年11月に行なわれた環境教育の様子
作業風景
作業風景
集合写真