住友ゴム工業は、世界最高峰の二輪レース「FIMロードレース世界選手権」の「Moto2」および「Moto3」クラスにDUNLOPブランドでのワンメイクタイヤ供給を2023年まで継続すると発表した。
「FIMロードレース世界選手権」は、世界最高峰の二輪レースである。
1949年に初めて開催され、現在は「MotoGP」、「Moto2」、「Moto3」の3クラスがある。同社は、各クラスが新設された年(Moto2/2010年、Moto3/2012年)から継続してワンメイクタイヤ供給を行なっている。
各国のサーキットを転戦する「FIMロードレース世界選手権」では、幅広い路面条件・路面温度への適応性など、さまざまな状況下で性能を発揮するタイヤが求められる。同社は、これまでのレースタイヤ開発で培った技術を活かし、「Moto2」、「Moto3」クラス専用に開発したDUNLOPタイヤを供給することで、ラップタイムの向上に貢献するとしている。
また、同社は、二輪の国内外のレースにおいて、トップクラスから育成型レースまで幅広いカテゴリーにもタイヤを供給している。今後も、DUNLOPブランドのさらなる価値向上とタイヤ開発力の強化を目指すとともに、レースに参戦するライダーを足元から支え、モータースポーツの発展に貢献していくとのこと。