DUNLOP:「DUNLOP全国タイヤ安全点検」で25%の車両がタイヤ整備不良

住友ゴム工業は、定期的なタイヤ点検の啓発のために、13年間実施してきた「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」を、10月1日~10月31日に全国のDUNLOP直営店(タイヤセレクト、タイヤランド)で実施した。
今回の点検の結果、濡れた路面でのスリップの原因となる「残溝不足」をはじめとする整備不良が4台に1台の割合(25.0%)で確認された。点検にあわせて開催した『#笑顔のためにタイヤ点検』キャンペーン※によって、これまで道の駅などを中心とした点検からDUNLOP直営店での点検に変更となったが、多くのユーザーにDUNLOPの取り組みを知ってもらい、来店してもらえたとのこと。
※ドラえもんと一緒にセルフタイヤ点検が学べる特設サイトを公開~『#笑顔のためにタイヤ点検』SNSキャンペーンも同時開催~(2020年09月30日発行リリース)

タイヤ点検は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝、空気圧、表面の損傷などの点検を行うもので、2008年から継続して実施している。今回は、計2137台の車両のタイヤを点検した結果、タイヤの整備不良率は25.0%であった。不良別では残溝不足が19.7%、空気圧の過不足が17.1%、表面の損傷が10.5%、偏摩耗が6.1%、釘・異物踏みが0.8%と続いた。(各不良率は重複を含)
ドライバーの安全・安心な走行をサポートするべく『DUNLOP安全・安心への取り組み特設サイト』では、タイヤの溝に5円玉を差し込むだけでできる簡単残溝点検を始め、点検チェックシートや点検ポイントなどを分かりやすくまとめている

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
タイヤ点検の様子
乗ったまま点検(ドライブスルー方式)の様子