DUNLOP:2021年度DUNLOP・FALKENモータースポーツ活動計画を決定

住友ゴム工業は、2021年度のモータースポーツ活動計画を決定した。
本年も四輪、二輪の国内外のモータースポーツレースにおいてトップクラスから入門レースまで幅広いカテゴリーにタイヤ供給を行い、DUNLOPおよび、FALKENブランドのさらなる価値向上とタイヤ開発力の強化を目指すとともに、車を楽しむファンを支えモータースポーツの裾野を広げるべく活動していくとした。

1.四輪モータースポーツ活動

■DUNLOP

TEAM Red Bull MUGEN Honda NSX-GT

本年は、国内最高峰のレース「SUPER GT」のGT500クラスに、「TEAM Red Bull MUGEN」が加わり、「Modulo Nakajima Racing」と合わせて2台に、GT300クラスにおいても新たに2台にタイヤを供給し、6チーム計7台をサポートする。※その他、「全日本ラリー選手権」、「全日本ジムカーナ選手権」、「全日本ダートトライアル選手権」、「全日本カート選手権」の幅広いカテゴリーにタイヤを供給し、各クラスでタイトル獲得を目指すとのこと。また、多くの人に開かれたスポーツとして楽しんでもらうために、2020年からスタートした、FIAによる世界基準の「フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ」を始めとし、入門フォーミュラレースである「FIA-F4選手権」、「JAF-F4選手権」や参加型競技の「VITA RACE」、「MINI CHALLENGE JAPAN」へのワンメイクタイヤの供給に加え、アマチュアドライバーも参戦する「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」、「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ」への協賛およびタイヤの供給をすることで、若手ドライバーの育成にも力を入れるという。

※DUNLOPが『SUPER GT』のサポート強化~昨年より2チーム3台増やし、6チーム7台に供給~(2021年3月5日リリース)

■FALKEN

FALKEN Porsche 911 GT3R

世界一過酷なレースとも言われるドイツ・ニュルブルクリンクで開催される「ニュルブルクリンク24時間レース(正式名称:ADAC TOTAL 24-Hour Race)」に参戦する。昨年に引き続き「FALKEN Motorsports」として、「Porsche 911 GT3R」2台体制で総合優勝を目指す。欧米を中心に高い評価を得ているFALKENブランドのさらなる価値向上を目指すとしている。

2.二輪モータースポーツ活動

■DUNLOP

世界最高峰のロードレースである「FIMロードレース世界選手権」のMoto2、Moto3クラスにワンメイクタイヤ供給を行い、レースに参戦するライダーの足元を支える。「FIM世界耐久選手権シリーズ」では、3チームにタイヤを供給し、優勝を目指す。オフロードレースでは、12年連続全階級制覇の記録を持つ全米選手権「AMAスーパークロス」で本年も全階級制覇を目指すとともに「モトクロス世界選手権」でのチャン ピオン獲得も目指す。
国内においては「全日本ロードレース選手権」をはじめ、さまざまなカテゴリーにおいてライダーをサポートする。「NSF100 HRC トロフィー」のジュニアチャンピオンシップクラスや、世界的に人気の高い250cc車両による育成型レースにもワンメイクタイヤを供給することで、日本から世界に通用するライダーを育てるための環境づくりに取り組むとのこと。