DUNLOP:住友ゴム社員が『グラミー賞』クラシック部門最優秀合唱パフォーマンスを受賞

3月14日に発表された『第 63 回グラミー賞』のクラシック部門で、米国・ニューヨーク州にある合唱団「 Buffalo Philharmonic Chorus 」の「 THE PASSION of YESHUA」が、最優秀合唱パフォーマンスを受賞した。同アルバムでは、同社の現、人事総務部課長代理(当時:米国工場人事総務部ゼネラルマネージャー)の大久保有記氏が合唱団唯一の日本人として参加していた。
大久保氏は、3才からピアノを始め、中学・高校では、グリークラブに所属していた。米国の大学に留学した際に所属した大学合唱団で歌ったオラトリオに感動し、再び訪れる機会があればまた挑戦したいと熱い想いを抱いていた。その後、米国工場駐在時に「バッファロー・フィルハーモニック合唱団」オーディションに合格し、2017年9月から同団体のバリトンとして在籍、音楽活動を行っていた。
2019年4月に、クラインハンス・ミュージックホールで収録された「 THE PASSION of YESHUA 」は、キリストが地上で最後の時間を過ごしたことを英語とヘブライ語で歌ったものになる。同楽曲は、2020年11月24日に『第 63 回グラミー賞』のクラシック部門の3つにノミネーションされ、3月 14日に受賞が決定した。
大久保氏は受賞を受けて、「コーラスでは1/100人ではあったが、貢献はできたと思う。自分の様な普通の人でも『グラミー賞』を受賞できるので、好きなものがある人は迷わずぜひ一歩踏み出してこの喜びを感じて欲しい。練習しなければ上達しないのと同様に、日々の小さな仕事の積み重ねが大きな成果に繋がると信じている」とコメントしている。

■大久保氏プロフィール
氏名:大久保有記/おおくぼ ゆうき(39 歳)
住友ゴムに中途入社。前職での人事・海外経験を活かし、米国工場にてグッドイヤーとのアライアンス解消に伴う労使交渉や協約改訂に尽力した。現在は労務管理、コンプライアンスを始めとする幅広い人事総務業務を担っている。
<経歴>
2014年11月 住友ゴム入社
2015年5月 米国工場 勤務・駐在
2019年7月 本社 人事総務部へ異動

バッファロー・フィルハーモニック合唱団
職場の同僚と大久保氏(右)