TOYO TIREは、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY」シリーズにおいて、オフロード走行における優れたトラクション性能を有しつつ、オンロード走行時での静粛性を確保したSUV用ALL Terrainタイヤ「OPEN COUNTRY A/T EX」を、2021年5月より順次、国内で発売する(発売サイズは全4サイズ、価格はオープン価格となる)。
OPEN COUNTRYシリーズは、SUVをターゲットとした同社の主力ブランドである。
同社は、世界で最も過酷なオフロードレースといわれる「BAJA 1000」などの国際レースに継続参戦し、その経験によって得られた知見を商品開発にフィードバックしている。
同ブランドは、大型SUV車両が抜きん出て普及している北米市場で高く評価されていおり、日本国内市場においては、2016年に販売を開始した。
日本国内でのSUVの人気は依然として高く、同カテゴリの新車販売台数も年々増加している*1。アウトドアやレジャーなどでの使い勝手の良さが人気を博し、ユーザーからは目的地へ向かう時の快適な走行性だけでなく、アクティブな利用シーンにおける見た目の格好良さなどが求められている。
今回発売する「OPEN COUNTRY A/T EX」は、ミドルクラスのSUVをターゲットに、純正サイズを中心としたラインアップでユーザーニーズに応えていく。舗装されていない泥濘地などのオフロード重視ではなく、一般道や高速道路などのオンロードでスマートに走り抜けることを考慮した、スタイリッシュなトレッドパターンを採用し、サイド部にはブランドロゴとタイヤのパターン名を白文字で立体的に表現したホワイトレターを採用するなど、デザイン性も重視している。
同社は、今後もSUV市場におけるユーザーニーズに対応した、独自性の高い魅力ある商品を市場投入するとしている。
*1:日本自動車販売協会連合会の統計データ、2016年から2019年(1月から12月)による。