BRIDGESTONE:ブラジル バイーア工場の乗用車用タイヤ生産能力を増強

ブリヂストンのグループ会社である、ブリヂストン ド ブラジル インドゥストリア イ コメルシオ・リミターダ(BSBR)は、同社がブラジル・バイーア州で運営する乗用車用タイヤ及び、小型トラック用タイヤ工場の生産能力を増強することを発表した。
総投資額は、約7億ブラジルレアル(約 154 億円 ※1)で、2021年第4四半期に着工、生産能力を現在の年間約350万本から段階的に増強し、2024年中に、年間約430万本とする予定とのこと。なお、本件が 2021年12月期のブリヂストングループ連結業績予想に与える影響は軽微であるという。
ブリヂストングループは「2050 年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社へ」をビジョンとして掲げ、中期事業計画(2021-2023)※2において、戦略的成長投資を通じて、コア事業の強化と成長事業の拡大を推進している。
BSBRにおける今回の増強は、コアであるタイヤ事業のプレミアムビジネス戦略の一環として、プレミアム商品を創る体制を強化するものである。
この増強により、米州におけるEV(電気自動車)や、ハイブリッド車向けの乗用車用高インチタイヤなどの需要拡大に対応し、プレミアム商品として拡大を計画している、サステナビリティ、モビリティの進化を見据えた断トツ商品の更なる展開が可能となる。

※1 1 ブラジルレアル=22 円で換算。
※2 中期事業計画(2021-2023)の詳細については、ブリヂストン企業サイト に掲載するプレゼンテーション資料参照。