TOYO TIRES:全米最長のオフロードレースにおいて「OPEN COUNTRY」装着車両の日本人ドライバーが初参戦でクラス優勝

8月11日(水)から14日(土)の4日間、米国・ネバダ州で開催されたオフロードレース「Best in the Desert Vegas to Reno」において、同社製タイヤ「OPEN COUNTRY SxS」を供給、サポートしたチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(トヨタ車体株式会社)の三浦昂選手が、初参戦でクラス優勝を果たした。

「Best in the Desert Vegas to Reno」は、北米で最も長い行程(約800km)を走破するタフなオフロードレースとして知られていて、同レースの参加者は、ネバダ州南西部の都市ラスベガスを出発し、荒涼とした土漠や砂漠、鋭利な岩肌の山岳地帯などの過酷な路面を休むことなく走り続け、同州北西部の都市リノを目指す。
三浦選手が出場したクラスは、Best in the Desertシリーズ独自の車両規格を定めたUtility Task Vehicle (UTV)※を用いて走る「UTV Sportsmanクラス」で、途中リタイアのチームも続出する中、同参戦車両に供給した同社製タイヤ「OPEN COUNTRY SxS」が、優れた耐久性とパフォーマンスを発揮し、三浦選手にとって初となる北米オフロードレース参戦での完走およびクラス優勝を支えた。

※Utility Task Vehicle(ユーティリティ・タスク・ビークル) : アウトドアスポーツなどに用いられるオフロード車両。一人乗りのオートバイやバギーに対し、座席が横に並んでいることからSide by Side Vehicle(サイド・バイ・サイド・ビークル、SSV)とも呼ばれる。

同社は、今後もオフロードレースへのタイヤサポートを通じて「OPEN COUNTRY」ブランドのさらなる商品力向上を図っていくとしている。

■三浦選手 クラス優勝コメント
「今回、初めて北米のオフロードレースに参戦させていただき、数えきれないほど多くの発見がありました。北米オフロードレース未経験の日本人選手の挑戦をサポートするという、TOYO TIRE様の新たな取り組みに関われたことを光栄に思うとともに、私にこのような世界の舞台へチャレンジする機会を与えてくださったことに感謝しています。500マイルという果てしない道のりは、タイムを競う緊張感とあらゆる難関の連続で容易なものではありませんでしたが、素晴らしいチーム体制のおかげで、必ずゴールできると信じ自分のパフォーマンスを発揮することに集中できました。また、「OPEN COUNTRY SxS」が、あの過酷なルートをノーパンク、無交換で私の走りを支え、クラス優勝という最高の結果に導いてくれました。ご声援ありがとうございました」

■OPEN COUNTRYシリーズ
同社は、「Best in the Desert Vegas to Reno」をはじめ、過酷な条件下で開催されている国際的なオフロードレースへ継続的に参戦、制覇してきた実力と実績を蓄積しつつ、ピックアップトラック/SUV/CUV用タイヤに求められる耐久性能や耐外傷性を高い次元で磨いてきた。これら高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインを両立させた「OPEN COUNTRY」シリーズは、特に大型SUV車両の普及率が抜きん出て高い米国で高く評価、支持されているタイヤブランドである。

*国内で発売している「OPEN COUNTRYシリーズ」の詳しい商品情報は下記参照。
https://www.toyotires.jp/product/oc/

■同レースでの使用タイヤ
OPEN COUNTRY SxS(タイヤサイズ: 32X9.50R15LT)

「OPEN COUNTRY SxS」は、SCORE BAJAシリーズなどで優勝を重ねた「OPEN COUNTRY M/T-R」の性能とデザインを、サイド・バイ・サイド・ビークル専用に小型化したもので、その大きな口径が車高を確保し、障害物にも対応。また、過酷なオフロードレースへの参戦を通して開発された耐久性の高い構造と最先端のコンパウンドにより、岩場やぬかるみ、凹凸のある道でも、レスポンスの良いトラクションを発揮する。

*「OPEN COUNTRY SxS」の詳しい商品情報は下記参照。
(北米のみでの取扱いになる)
https://www.toyotires.com/product/open-country-sxs

OPEN COUNTRY SxS
三浦選手車両
三浦選手車両
三浦選手の優勝時の様子