BRIDGESTONE:タイのテニスボール事業会社 全株式売却

ブリヂストンは、2021年2月16日に発表した中期事業計画(2021-2023)において、ポートフォリオ経営を推進し、多角化事業については、事業再編などを通じ、シャープにコアコンピタンスが活きる事業にフォーカスすることを発表した。その上で、経費・コスト構造改革とプレミアムビジネス戦略の推進からなる「稼ぐ力の再構築」をベースに、戦略的成長投資を進め、環境変化に対応しながら着実に成長する“強い”
ブリヂストンへの変革を目指している。
その一環として、同社は、国内グループ会社であるブリヂストンスポーツ株式会社(以下「BSP」)が保有するブリヂストン テクニファイバー シーオー リミテッド(以下「BSTF」)の全株式に関し、ヨネックス株式会社(以下「ヨネックス社」)に売却することを決定した。売却価額は非公開。なお、BSP のテニス事業については 2020年12月31日をもって既に撤退している ※1。

※1:2020年4月21日 BSP発「テニス事業撤退に関するお知らせ 」参照

BSTF とその再編の概要は下表の通り
所在地:タイ チョンブリ県
事業規模:売上高、約 545 百万バーツ(約1864百万円※2、2020年実績)
従業員数:608人(2021年10月末時点)
事業内容:テニスボール製造・販売
再編の概要:全株式売却 2021年12月末までにヨネックス社に全株式売却予定 ※3
拠点数:1

※2 1バーツ=3.42 円で換算
※3 BSP出資比率:約 86.8%