DUNLOP:中国のタイヤ工場にて電力の100%再生可能エネルギー化を実現

住友ゴム工業は、中国・常熟工場と中国・湖南工場において、脱炭素社会の実現に向け、2022年1月より購入電力の全てを再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えた。さらに、2022年下期には、太陽光発電の導入を計画しており、2022年度に中国の2工場でタイヤ製造時に排出されるCO2は、2021年度比で約70%削減される見込みとのこと。

同社グループは、社会や環境と共存しながら持続的に事業を行うことに重点を置き、全社戦略実現に向けての大きな原動力、加速力を獲得すべく、2020年12月に新企業理念体系「Our Philosophy」を制定した。そして、その理念に基づき、2021年8月に発表したサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」※の中で、グループ全工場から排出されるCO2を、グローバルで2030年に2017年比で50%削減、2050年にはカーボンニュートラルを目指すことを宣言した。同社グループは、これからも事業を通じて環境問題や社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。

<中国・常熟工場概要>
会 社 名:住友橡膠(常熟)有限公司
所 在 地:中国 江蘇省常熟経済開発区
代表者名:増田 栄一(董事長 兼 総経理)
操業開始:2004年
事業内容:自動車用タイヤおよび金型の製造・販売
生産能力:7,200トン/月(2020年12月末、新ゴム消費量)
従業員数:1958名(2020年12月末)

<中国・湖南工場概要>
会 社 名:住友橡膠(湖南)有限公司
所 在 地:中国 湖南省長沙市
代表者名:増田 栄一(董事長)
操業開始:2012年
事業内容:自動車用タイヤの製造・販売
生産能力:2950トン/月(2020年12月末、新ゴム消費量)
従業員数:1149名(2020年12月末)

中国・常熟工場
中国・湖南工場