ブリヂストンは、2024年12月末をもって満了するオリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナー契約を継続しない方針を決定し、国際オリンピック委員会(IOC)と合意した事を発表した。
ブリヂストンは「最高の品質で社会に貢献」という使命のもと、IOCのビジョン「スポーツを通じてより良い世界を実現する」、国際パラリンピック委員会(IPC)のビジョン「パラスポーツを通じ、インクルーシブな社会を創造する」に共感し、2014年からオリンピックのワールドワイドパートナーとして、2018年から、パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、スポーツの力を信じ、夢を追いかけるアスリートの挑戦をグローバルに支えてきた。
夏、冬の様々な大会を通じて、スポーツやアスリートたちが持つパワーは、ブリヂストンのグローバルメンバーを盛り上げ、世界中のユーザー、パートナーとの絆を深めることにつながった。
同社は、これまで、約10年に渡る同社のワールドワイドパートナーとしてのグローバルな活動を支えてくれた、IOCおよびIPCに感謝するとしている。
今後については、スポーツの力を信じ続ける姿勢は変わらないが、ブリヂストンの原点であり「タイヤ」という商品を通じて、ブリヂストンが自ら挑戦するスポーツである、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動に注力していくという。同社は、この活動を通じて、サステナブルなプレミアムブランドの構築に挑戦し、全てのひとりひとりにとっての「最高」を支え続け、モビリティの未来になくてはならない存在となることを目指すとしている。