ブリヂストンは、タイヤ水平リサイクルの社会実装に向けて、関工場(岐阜県関市)敷地内に、使用済タイヤの精密熱分解パイロット実証プラントの建設を決定した。2027年中の稼働開始を予定している。
使用済タイヤを精密熱分解して、分解油や、再生カーボンブラックを回収し、タイヤ原材料として再利用する、ケミカルリサイクル技術の社会実装に向けて、今回建設するパイロット実証プラントでは、精密熱分解プロセスの確立および、最適化に関する技術実証を行うという。また、今回の投資は、中期事業計画(2024-2026)において、今後のサステナブルな成長へ向けた「新たな種まき」と位置付ける探索事業の一環であるとの事。