BRIDGESTONE:トヨタ自動車より「技術開発賞」「原価改善 優秀賞」を受賞

ブリヂストンは、トヨタ自動車より「技術開発賞」および「原価改善 優秀賞」を受賞した。
「技術開発賞」は、革新的な技術でものづくりを推進したサプライヤーに授与される賞である。また、原価改善分野における同社の取り組み姿勢と実績も評価され「原価改善 優秀賞」も受賞した。
同社は、これまでに培ってきたタイヤ製造のノウハウや知見を最大限に活用し、同社独自のICT※1に、センサーと人工知能(AI)を組み合わせることで、自動制御を実現した、最新鋭タイヤ成型※2システム「EXAMATION※3」を2016年に開発した。このシステムは、タイヤの成型工程を自動化することで、コスト競争力の確保と、高性能なタイヤの提供を両立しており、同システムで製造したタイヤをトヨタ自動車に納入している。
今回の技術開発賞の受賞は、画期的な技術を通じた同社の取り組みが、トヨタ自動車が推進する「もっといいクルマづくり」に貢献していることを評価されたものである。
同社グループは、世界中でトヨタ自動車に、タイヤや自動車部品を納入している。今後も、イノベーションとソリューションを通じ、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していきたいとしている。

※1 ICT :Information and Communication Technology(情報通信技術)
※2 成型 : ゴム、ベルト、コードなどのさまざまな部材をタイヤの形状に組み合わせること
※3 「EXAMATION」は同社の商標である。(Evolutional/革新的な x Attractive/魅力的)+ AutoMATION(自動化設備)を由来としている。