住友ゴム工業は、関西大学・谷弘詞教授と共同で、タイヤの内側に静電気を利用した発電デバイス(エナジーハーベスト)を取り付け、タイヤの回転によって電力を発生させる技術開発を行っている。今回、2種類の発電デバイスを組み合わせることで、幅広い速度域で安定した電力を得ることに成功し、タイヤ内部に設置したTPMSの稼働を確認した。同社は、今後も「タイヤ内発電技術」の進化をさらに加速し、各種デジタルツールの安定稼働を可能にすることでドライバーの安全を支えていくとしている。
YOKOHAMA:「ADVAN」装着車がニュルブルクリンク耐久シリーズのNLS Speed Trophy部門で優勝
横浜ゴムのグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」を装着しドイツの「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)」に、2台の「ADVAN」カラー車両で参戦していた、BMWカスタマーチーム「ヴァルケンホルスト・モータースポーツ」の34号車が、シリーズを通して獲得ポイントを競うNLS Speed Trophy部門で優勝した。また、NIMEX Team Trophy部門においても最高峰クラスであるSP9 Proクラスで優勝した。
「ADVAN」45周年となる今年は「ADVAN」最大化への挑戦「ADVAN CHALLENGE」のテーマの下、モータースポーツでは「NLS」を含むトップカテゴリー競技での勝利を目指して挑戦し続けている。
「NLS」は世界一過酷なコースと言われるニュルブルクリンクで開催される耐久レースシリーズで、今年は約170台が3月から10月までの計9戦で競い合った。
同社は「ヴァルケンホルスト・モータースポーツ」とともに、SP9 Proクラスへ2台の「BMW M4 GT3」で参戦。チームは全9戦中5戦で総合優勝を獲得する圧倒的な強さを示し、シーズンを通して装着タイヤである「ADVAN A005(ドライ用)」「ADVAN A006(ウェット用)」の優れた性能とブランド力を強く印象付けた。なお、同チームは2020年にも同社のサポートの下、Speed TrophyおよびSP9 Proクラスのチャンピオンを獲得している。
DUNLOP:国内メーカー初のEV路線バス向け市販タイヤ「e. ENASAVE SP148」新発売 ~DUNLOP史上最高レベル※1の低燃費(電費)性能を実現~
住友ゴム工業は、国内メーカー初のEV路線バス向け市販タイヤとして、DUNLOP史上最高の低燃費(電費)性能を実現したEVバス向けリブタイヤ「e. ENASAVE SP148」を、10月1日から発売する。発売サイズは「275/70R22.5」の1サイズで、価格はオープンプライスとなる。
「e. ENASAVE SP148」は、全国でのEVバス導入の加速を受け、EVの課題である一回の充電で走れる航続距離を伸ばすために、転がり抵抗を低減し電費を抑えることを目的に開発したタイヤである。
転がり抵抗を低減するために、タイヤの骨格形状を最適化することで総ゴム量を削減し軽量化している。また、ショルダー部のラグ溝を無くし、剛性を確保することで、無駄な発熱を抑制した。これらの技術によって、低燃費(電費)性能に寄与する転がり抵抗係数を汎用品DUNLOP「SP537」比25%低減するという。
さらに、EVのバッテリー搭載による重量増には、高剛性トレッドパターンの採用で対応し、トレッド全体で摩耗エネルギーを分散することで、優れたロングライフ性能を発揮する。また、外観にもこだわり、サイドウォールのロゴには、同社独自の黒色デザイン技術「Nano Black」を、トレッドパターンには、先進性を想起させる近未来的なデザインを採用してる。
DUNLOP:2023年度から「住友ゴムCSR基金」で寄付を実施
住友ゴム工業の従業員有志の募金による「住友ゴムCSR基金」は、これまで以上に、SDGsの目標達成に取り組める様に、今年度より助成に加え、積立金の一部で寄付を実施する。
「住友ゴムCSR基金」は、2010年より、同社の事業所がある地域で、環境保全や災害支援、交通安全、地域課題解決などの活動を行っているNPOやボランティア団体に助成を実施した。
設立から14年を迎え、これまで以上に、SDGsの目標達成に取り組める様に、積立金の一部で寄付を実施するという。
今年度の寄付先は5団体で、寄付金総額は、約116万円を予定しているとの事。
同社グループは、今後も、より良い社会の構築に向けた企業の社会的責任を果たすことを通じ、社会から信用される企業グループになることを目指している。
行動指針として活動ガイドライン「GENKI」を掲げ、SDGs目標の達成に向けた取り組みに貢献していくとした。
TOYO TIRES:モロッコ地震への支援について
TOYO TIRES:リビア洪水への支援について
無料購読:GOODYEAR STORYS #6 グッドイヤー物語 ~栄光の輪跡~ 【第6回】
TOYO TIRES: 「OPEN COUNTRY」装着車両が総合優勝
TOYO TIRE、および米国タイヤ販売子会社「Toyo Tire U.S.A. Corp.(以下TTC)」は、9月13日から9月17日にかけてメキシコで開催された、オフロードレース「第4回 SCORE BAJA 400(バハ400)」において、同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給、サポートしたBryce Menzies(ブライス・メンジス)選手が総合優勝しましたと発表した。また、同レースでタイヤサポートを行なったAndy McMillin(アンディ・マクミラン)選手が総合3位に入賞したほか、Jason Mc Neil(ジェイソン・マクネイル)選手がTrophy Truck Spec部門、Gustavo Vildosola Sr(グスタボ・ヴィルドソーラ・シニア)選手はTrophy Truck Legends部門でそれぞれクラス優勝した。
SCORE BAJA 400は、世界有数の過酷なオフロードレースシリーズ「SCORE World Desert Championship」(全4戦)の第3戦にあたる。
起伏の続く砂漠地帯や険しい山岳地帯の走破に「OPEN COUNTRY M/T-R」が優れた耐久性とパフォーマンスを発揮し、Bryce Menzies選手はレース中盤で車両トラブルに見舞われながらも自身の豊富な経験とドライビングテクニックで全行程約385マイル(約619km)を7時間53分54秒で完走。SCORE BAJA 400「3連覇」を達成した。
DUNLOP:環境にやさしい天然ゴム製で脱ぎはめしやすい家庭用ゴム手袋 「樹から生まれた手袋 するんっとぬぎはめ ミトン」を新発売
住友ゴムグループの家庭・介護・医療用品の販売会社である、ダンロップホームプロダクツは、環境にやさしい天然ゴム素材の家庭用ゴム手袋「樹から生まれた手袋」シリーズから、お客様が最も重要視する機能である着脱性を追求した「するんっとぬぎはめ ミトン」を10月1日から新発売する。
「するんっとぬぎはめ ミトン」
■商品特長■
○脱ぎはめしやすいミトン型手袋
「するんっとぬぎはめ ミトン」は、ゴム手袋選択時のお客様の声を調査し、最も重要視する機能、特に着脱性に着目して開発した。3本ミトン形状が中指から小指にかけての手袋と指の密着を防ぎ、わずらわしいゴム手袋の脱ぎはめを改善した。袖口はズレにくいギャザー仕様で、女性の手を考えたぴったり設計になっている。
○蒸れにくいミトン部分
3本ミトン形状により、中指から小指にかけての空間を広くすることができ、蒸れにくくなっている。
■パッケージデザイン■
「するんっとぬぎはめ ミトン」は、「樹から生まれた手袋」シリーズとして、パッケージにカーボンフットプリントを記載し、環境への負荷をわかりやすく伝えている。
また、ピクトグラムを用いて、ゴム手袋の機能や特徴を一目で分かりやすく表記している。
■商品概要■
「するんっとぬぎはめ ミトン」
サイズ:フリーサイズ
カラー:レッド
厚み:中厚手