TOYO TIRES:「SCORE BAJA 500」OPEN COUNTRYで参戦選手のチームをサポート

TOYO TIRE株式会社は、米国タイヤ販売子会社、Toyo Tire U.S.A. Corp.(以下TTC)ならびに、メキシコタイヤ販売子会社、NT Mexico S.De R.L.De C.V(以下NTM)とともに、9月22日から27日の4日間、メキシコの、バハ・カリフォルニア州で開催される、第52回「SCORE BAJA 500(バハ500)」に参戦する選手のチームに対し、同社製ピックアップ/SUV用オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し、同レースでの活躍をサポートすることを発表した。

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(左:Andy McMillin選手車両、右:Robby Gordon選手車両)

毎年6月に開催される「SCORE BAJA 500」は、世界有数の過酷なオフロードレースとして知られている。
今年は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて延期されていたが、9月に開催されることとなった。
同レース参加車輌は、メキシコのバハ・カリフォルニア半島の都市、サン フェリペを出発し、全行程500マイル(約800km)の起伏に富んだ砂漠地帯や、岩場の多い山岳地帯を高速で駆け抜ける。砂や岩で構成されるハードな路面を制限時間内に走破するためには、ドライバーのテクニックに加え、装着タイヤの悪路走破性と耐久性が高いレベルで要求される。

同社は、北米市場で高く評価されている本格的オフロード向けピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T」をレース用にチューンアップした、「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給する。世界各地のオフロードレースで蓄積した技術的経験をフィードバックし、開発を重ねた「OPEN COUNTRY」シリーズは、トラクション性能やブレーキ性能、悪路走破性を向上したトレッドと、耐外傷性の高いタフネス構造で、昨年のSCORE BAJA 500においても総合優勝をサポートした。

今回のレースには、昨年のSCORE BAJA 500で総合優勝し連覇が期待される「Andy McMillin(アンディ・マクミラン)」選手、そして昨年のSCORE BAJA 1000で地元優勝を飾った「Alan Ampudia(アラン・アンプディア)」選手をはじめ、同社および、TTC、NTMとサポート契約を結んでいる選手チームの参戦車輌に「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し、総合優勝を目指すとしている。

DUNLOP:「京」を活用した「タイヤ用ゴム材料の大規模分子動力学シミュレーション」がHPCI利用研究課題優秀成果賞を受賞

住友ゴム工業によるスーパーコンピュータ「京」を活用して取り組んだ研究「タイヤ用ゴム材料の大規模分子動力学シミュレーション(課題番号:hp170063)」が、HPCI(革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)利用研究課題優秀成果賞を受賞した。10月29日(木)~30日(金)にオンラインで開催予定の一般財団法人高度情報科学技術研究機構主催『第7回「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題 成果報告会』で成果発表および受賞式が行なわれる。

同社では、より高い安全性を備え環境負荷低減に貢献できるタイヤ開発を目標に、2012年より「京」を活用して大規模分子動力学シミュレーションを行いゴム材料の研究開発を進めてきた。今回受賞した研究は、ゴム材料に添加するシリカとカップリング剤の結合の仕方が、ゴム材料の強度におよぼす影響を明らかにしたもので、ゴムの耐摩耗性向上に繋がる成果を得たものである。
同社は、今後も、このシミュレーションの成果を新たなゴム材料および商品の開発に活かしていくとしている。

■HPCI利用研究課題優秀成果賞 概要
「京」と全国の大学や研究所などに設置されているスーパーコンピュータを高速ネットワークで結び、多様なニーズに応える共用計算環境基盤であるHPCIを利用し、前年度に実施された産業利用課題、一般課題、および若手人材育成課題の中から、成果報告会プログラム委員会によって選出された特に優秀な利用成果に与えられる賞であり、2020年度は8課題が受賞した。

PIRELLI:オールシーズンタイヤのサイズラインナップ拡大。パンクに備えるシールインサイドテクノロジーを搭載

ピレリは、オールシーズンタイヤの高まる需要に応えるべく、今回、サイズラインナップを拡充した。
オールシーズンタイヤは、極限の氷上性能や、長距離走行を求めないドライバーを対象としており、冬季も夏季も安全を最優先するドライバーに最適である。オールシーズンタイヤは季節毎のタイヤの交換の必要がなく、また、シールインサイドテクノロジーの搭載によりパンクに備えることも可能となっている。

過去3年間で、オールシーズンタイヤに対するヨーロッパ全体の消費者の関心が大幅に高まっている。2016年~2019年の間に市場は2倍になった。ピレリは、これらの需要の増加に対応するために、Cinturato All Season PlusおよびScorpion Verde All Season SFファミリーの16~19インチに、新しく22サイズを追加する。これらの中の一部のタイヤには、シールインサイドテクノロジーが搭載されて、アフターマーケット市場で販売される。今回のサイズ拡大により、ピレリは潜在的なオールシーズンタイヤ市場の、約90%をカバーできるようになるという。
(日本市場へのScorpion Verde All Season SF導入およびCinturato All Season Plusの新サイズの導入は2021年以降)

YOKOHAMA:インドにオフハイウェイタイヤの新工場を建設

横浜ゴムは、農業機械用タイヤなどオフハイウェイタイヤの生産販売グループ会社である、ATG(アライアンスタイヤグループ)の生産能力の増強を図るため、インドのAtchutapuram(アチュタプラム)工業団地(アンドラプラデシュ州ヴィシャカパトナム)に、新工場を建設すると発表した。
新工場の、日量生産能力は、55トン(ゴム量)で、設備投資額は、1億6,500万米ドル。2020年第3四半期に着工し、2023年第1四半期からの生産開始を予定している。

ATGは現在、インドにDahej(ダヘジ)工場(グジャラート州)と Tirunelveli(ティルネルヴェリ)工場(タミル・ナドゥ州)を有し、主力ブランドである、ALLIANCE(アライアンス)、GALAXY(ギャラクシー)、PRIMEX(プライメクス)の農業機械、建設車輌、産業車輌、林業機械用タイヤなどを生産している。世界的な需要増を背景に、2018年2月から進めてきた、ダヘジ工場の生産能力を1.6倍に引き上げる拡張工事を完了しているがが、ますます増加が見込まれるオフハイウェイタイヤの需要に対応するためには新工場建設が必要との判断したとのこと。

アチュタプラム工業団地はインド東部のアンドラプラデシュ州に所在し、ヴィシャカパトナム港も近く、輸出についても有利な立地となる。また、新工場の敷地面積は、約32万m2で、将来の拡張も視野にいれているという。

横浜ゴムは、中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」のタイヤ生産財戦略において「オフハイウェイタイヤを成長ドライバーとして次の100年の収益の柱へ」を掲げており、同社の建設車輌用タイヤに加え、グループ会社である、ATG製タイヤ、愛知タイヤ工業製の産業車輌用タイヤなど、オフハイウェイタイヤのさらなる事業拡大に取り組んでいる。今回の新工場建設により、横浜ゴムグループのオフハイウェイタイヤの供給網は、インドに3拠点、イスラエルに1拠点、ベトナムに1拠点、日本に3拠点の4カ国8拠点、日量の生産能力合計は、480トン(ゴム量)となり、グローバルでのオフハイウェイタイヤにおける競争力強化をさらに加速させていく。

【新工場の概要】
会社名:ATC Tires AP Pvt. Ltd.
事業内容:オフハイウェイタイヤの生産・販売
生産品目:「アライアンス」「ギャラクシー」「プライメクス」ブランドタイヤ
敷地面積:約32万m2
日量生産能力:55トン(ゴム量)
所在地:インド アンドラプラデシュ州ヴィシャカパトナム

YOKOHAMA:ADVANレーシングタイヤ装着車が、米国の過酷なヒルクライムレース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」で総合優勝

横浜ゴムのADVANレーシングタイヤ装着車が、2020年8月30日、米国・コロラド州で開催された「第98回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」にて、総合優勝した。総合優勝したのは、オープンホイール部門に出場した、Clint Vahsholtz選手が駆る「2013 Ford Open」で、9分35秒490を記録し、同部門のコースレコードも更新した。装着タイヤは「ADVAN A005」。
今回、Clint Vahsholtz選手は、29回目の出場で、初の総合優勝を飾った。Clint Vahsholtz選手は「ADVAN A005」について「ADVAN A005は刻々と変化する山のコンディションの中で、攻めのレースを展開する自信を与えてくれた。2021年に2連覇を目指すときもヨコハマタイヤを履くだろう」とコメントした。ADVANレーシングタイヤ装着車は、そのほかにも、アンリミテッド部門で2位、オープンホイール部門で3位、パイクスピークオープン部門で3位を獲得した。また「ポルシェ ケイマン GT4 クラブスポーツ」により競われる「ポルシェ パイクスピークトロフィー by YOKOHAMA」に、ストリートスポーツタイヤ「ADVAN A052」をワンメイク供給し、レース全体の振興に貢献した。

「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は1916年から開催されている伝統あるヒルクライムレースです。別名「雲へ向かうレース」と呼ばれ、標高2,862mのスタート地点から標高4,300m にあるゴールまでの約20kmのコースにて競われる。これまでヨコハマタイヤ装着車は、電気自動車でも参戦しており、2010年から3年連続で電気自動車の最高タイムを記録し、クラス優勝を果たしている。

TOYO TIRES:オールシーズンタイヤ「CELSIUS」 国内向けにサイズラインアップを3倍に拡充

TOYO TIREは、日本国内向けにSUV用6サイズで販売している全天候型のタイヤ「CELSIUS」の適用対象車種を広げ、2020年11月より順次、サイズラインアップを拡充することを発表した。
今回、新たに13サイズを加え、全19サイズで商品展開を図ることで、認知され始めた新しいジャンルの商品として、オールシーズンタイヤカテゴリーの浸透を進めていくとしている。

BRIDGESTONE:佐藤琢磨選手 「INDY500」で2度目の優勝

8月23日、北米最高峰のフォーミュラカーレース、NTT IndyCar® Seriesに参戦している日本人ドライバー、佐藤琢磨選手(RAHAL LETTERMAN LANIGAN RACING)が、アメリカ インディアナ州インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催された、第104回Indianapolis 500® Mile Race(Indy500)で優勝を果たした。
Indy500は、フランスで行なわれている、ル・マン24時間耐久レース、モナコ公国で開催されている、F1モナコグランプリとならぶ、世界三大レースのひとつといわれるレースで、伝統と格式のあるビッグイベントである。

1周2.5マイル(約4.023km)のオーバルコースを走るマシンは、370km/hを超える速度でサーキットを駆け、今回は、新型コロナウイルス拡大防止のため、無観客で開催されたが、毎年、このレースを見るために、約40万人が、インディアナポリスを訪れる。
また、優勝者は、シャンパンではなく、牛乳を頭らかぶるというセレモニーも行なわれることで有名である。

2014年同レースを観戦したときの様子
2014年同レースを観戦したときの様子
2014年同レースを観戦したときの様子

BRIDGESTONE:南アフリカ・ポートエリザベス工場の閉鎖に向けた協議を開始

ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン サウスアフリカ ピーティーワイ リミテッド(BSAF)は、2020年8月20日(現地時間)、同社が保有するポートエリザベス工場(PE工場)の閉鎖に向けて関係者との協議を開始した。
PE工場は、1936年に操業を開始したバイアスタイヤ※専用工場である。

同社グループは、中長期事業戦略の実行に向けて、「コア事業」であるタイヤ・ゴム事業と、「成長事業」であるソリューション事業による同社独自のビジネスモデルを構築していくとしている。タイヤ・ゴム事業においては、生産拠点の最適化を含めた経費・コスト構造改革とともに、プレミアムビジネス戦略強化等を進めて「稼ぐ力の再構築」を図っており、今回はその取り組みの一環であるとしている。

グローバルのタイヤ需要がバイアスタイヤからラジアルタイヤにシフトする中、PE工場が生産するバイアスタイヤの市場規模は縮小していて、こうした需要構造の変化を踏まえ、これまでPE工場の操業を継続するためにあらゆる可能性を検討きたが、競争力を維持しながら同工場の操業を継続することは困難であるとの結論にいたったとのこと。
BSAFは今後、PE工場の閉鎖に向けて関係者と協議するとともに、閉鎖により影響を受ける252名の従業員とその家族、地域社会への影響が最小限に留まるよう対話を継続していくとしている。

なお、BSAFならびに主に乗用車用ラジアルタイヤおよびトラック・バス用ラジアルタイヤを生産する同社のブリッツ工場は、就業する2000名以上の従業員とともに南アフリカ共和国において事業を継続し、引き続きユーザーに高品質の製品・サービス・ソリューションを提供していく。

※タイヤの骨格部(カーカス)を構成するコードが、トレッドの周方向(回転方向)に対して斜め(バイアス)に配列されているタイヤ。地面に接するトレッド部分が柔らかいため乗り心地に優れているが、操縦安定性や耐摩耗性、低燃費性能などにおいては、世界的に広く普及しているラジアルタイヤがより優れている。

<BSAF 概要>

1.会社名:Bridgestone South Africa (Pty) Ltd.
(ブリヂストン サウスアフリカ ピーティーワイ リミテッド)
2.所在地:南アフリカ共和国 ハウテン州 ヨハネスブルグ
3.CEO: Jacques Fourie (ジャック・フーリエ)
4.資本金:206千南アフリカランド
5.資本比率:ブリヂストングループ 87.5%
6.事業内容:自動車用タイヤの製造・販売

<PE工場 概要>

1.工場名:ポートエリザベス工場
2.所在地:南アフリカ共和国 東ケープ州 ポートエリザベス
3.生産品目:農業機械用バイアスタイヤ及び建設・鉱山車両用バイアスタイヤ
4.操業開始:1936年
5.従業員数:約250名
6.生産能力:約500本/日

YOKOHAMA:アメリカのタイヤ販売会社がSUBARUサプライヤーアワードを3年連続で受賞

横浜ゴムの米国のタイヤ販売会社である、ヨコハマタイヤコーポレーションは、SUBARUの米国生産子会社である、Subaru of Indiana Automotive, Inc. (SIA)の「Superior Excellent Performance Award」を7月に受賞した。
「Superior Excellent Performance Award」は、SIAが求める安全性、品質、コスト、納期における目標を達成したサプライヤーを表彰する「Excellent Performance Award」を、3~4年連続で獲得した受賞者に贈られるもので、同社は「インプレッサ」、「レガシィ」、「アウトバック」向けのタイヤ供給において高い評価を得たという。

納入タイヤは「レガシィ」、「アウトバック」向けが「AVID GT」、「インプレッサ」向けが「AVID S34P」である。
2商品とも、北米市場で販売している乗用車用タイヤ「AVID」に、横浜ゴムのグローバルタイヤブランド「BluEarth」の基盤設計や材料技術を採用して開発したオールシーズンタイヤである。
突然の降雪への対応も想定して開発しており、タイヤサイドには「M+S」が打刻されている。
「AVID S34P」は、低燃費性能を高めながら優れた走行性能と安全性能を実現。
「AVID GT」は、優れた低燃費性能や、スノーおよびウェット性能に加え、静粛性と乗心地も高めたグランドツーリングタイヤとなっている。

「レガシィ」「アウトバック」に装着された「AVID GT」

MICHELIN:安全性と経済性を両立したバン・ライトラック用タイヤ『MICHELIN AGILIS 3』発売

日本ミシュランタイヤは、安全性と経済性を両立させた、新バン・ライトトラック用タイヤ「MICHELIN AGILIS 3」を、9月23日より順次発売すると発表した。「MICHELIN AGILIS 3は、従来品よりウェットブレーキング性能13%、転がり抵抗性能16%向上させている。発売サイズは、13インチから17インチの計14サイズ、価格はオープンとなる。

近年、バン・ライトトラックは、建築業界はじめ、通信販売の需要増による小口配送や病院、介護施設等の送迎など、その活躍の場を広げている。こうした業務用車輌は、一般の自家用車とは異なり、多くの人や荷物を載せることも多く、日々の使用により走行距離も多くなる傾向にある。また、市街地走行から高速道路、さらには建築作業現場などの未舗装路など多岐にわたるため、安全性はもちろん、厳しい使用環境下において高い耐久性や、長期間の使用にも耐えられるロングライフ性能を備えたタイヤが求められる。

この製品は、バン・ライトトラックのあらゆる使用環境を考慮し、そこで使用するユーザーが求める、さまざまな性能を1本のタイヤに具現化することを目的に開発された。雨天時に求められるウェットブレーキング性能を向上させ、かつ装着初期のその性能をより長く維持できるよう設計している。さらに、日々の過酷な使用にも耐えるタフネスさとロングライフ性能を併せ持つことで経済性および、タイヤの転がり抵抗を低減させることで燃費性能に貢献し、環境性能にも配慮した設計になっている。