BRIDGESTONE:トップ交代に関する発表

ブリヂストンは、12月13日の取締役会において、同社グループのグローバルCEOである代表執行役CEOの交代を内定した。

新代表執行役CEO(G-CEO)には、現代表執行役 副会長Gソリューション戦略分掌(G-CSLO)兼 G直需・Bridgestone T&DPaaS戦略分掌の、石橋秀一氏が内定した。
また、現執行役専務G-MAAソリューション・GBE分掌の、東正浩氏は、代表執行役副会長への昇任が内定した。

TOYO TIRES:ブリヂストンの保有株式一部を売却

同社およびブリヂストンは、2008 年 5 月 16 日に合意した、業務・資本提携により、同社は、ブリヂストンの 普通株式、3,893,204株(発行株式総数の0.51%)、ブリヂストンは、同社普通株式10,000,000株(同6.49%) を保有している。
提携開始以来 11 年間にわたり「タイヤ製造技術開発」、「原材料・資材・設備調達」をはじめとするさまざまな分野において、それぞれの得意分野や経営資源を有効活用した新たなシナジー効果を創出し、両社 の企業価値向上に貢献し、強固な信頼関係を構築してきた。
業務提携の協議を推進するため、安定した信頼関係の構築を目的とした資本提携が、一定の役割を 果たしたこと、2018 年 6 月 1 日に実施された「コーポレートガバナンス・コード」の改訂において、企業が 保有する政策保有株式の縮減方針が示されたことなどにより、両社において検討を重ねた結果、双方が 保有する株式の 50%を売却することで合意した。
引き続き、業務・資本提携関係に変更はなく、タイヤ産業を取り巻く環境が大きく変動する中、両社の 持続的な企業価値向上につなげるため、これからも中長期的なパートナーシップの構築を推進していくとしている。

DUNLOP:ウエットグリップ性能の低下をほぼ半減のフラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXTネクストⅢスリー」を新発売

住友ゴム工業は、従来のポリマーとはまったく異なる「水素添加ポリマー」を用い、ウエットグリップ性能の低下をほぼ半減※1することで、ユーザーの安全・安心につながるDUNLOPのフラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXTⅢ」を、12月1日から発売する。
発売サイズは、1サイズで、希望小売価格は25,100円(税別)となる。
さらに「エナセーブ NEXTⅢ」には、バイオマス素材であるセルロースナノファイバーを世界で初めてタイヤに採用しており、低炭素社会の実現にも貢献するとしている。
※1同社従来品「エナセーブ NEXTⅡ」との比較

BRIDGESTONE:タイで建設・鉱山車両用タイヤ新工場の開所式を開催

ブリヂストンの子会社であるブリヂストン スペシャリティ タイヤ マニュファクチャリング(タイランド)カンパニー リミテッドは、2019年10月24日、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ新工場の開所式を開催した。開所式には、BOI(タイ投資委員会)、ラヨーン県、日本大使館をはじめとする、多くの関係者が出席した。

同社グループは、タイにおいて53年にわたる事業活動で築いてきた事業基盤・ネットワークを有している。これに新工場が加わることにより、同国の経済および産業の更なる発展に貢献ができると考えている。新工場は、日本を除くアジアで、初めての建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ工場であり、グローバル供給拠点のひとつとして位置づけられる。新工場開設により、中長期的な需要の変化に柔軟に対応する生産供給体制の構築が可能となった。
開所式では、同社東正浩執行役専務が「ブリヂストングループは『最高の品質で社会に貢献』することを使命として掲げており、高品質・高付加価値のタイヤをお客様に提供することで事業を発展させ、タイ国および地域社会に貢献できるよう努めてまいります」と述べた。

1.会社名:Bridgestone Specialty Tire Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.(ブリヂストン スペシャリティ タイヤ マニュファクチャリング (タイランド) カンパニー リミテッド)
2.所在地:タイ ラヨーン県 アマタ・シティ工業団地
3.生産品目:建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ
4.代表者名:吉崎 聡
5.敷地面積:約87万m2
6.生産能力:約35トン/日

TOYO TIRES:「東京モーターショー2019」における展開

TOYO TIREは、「東京モーターショー2019」において、超省エネルギー自動車への同社製エアレスタイヤ「noair」装着およびドリフト車輌の展示、特設エリアでのデモラン&同乗試乗企画に協力している。
■同社製エアレスタイヤ「noair」装着について
環境省地球環境局地球温暖化対策課ブース(青海展示棟Bホール)に出展の車両「All GaN Vehicle(AGV)」に、同社製エアレスタイヤ「noair」が装着されている。
同車輌は、環境省が主催する『未来のあるべき社会・ライフスタイルを創造する技術イノベーション事業』の一環として、名古屋大学を中心とするチームで製作された、世界初の窒化ガリウム(GaN)を用いた超省エネルギー自動車として注目を集めている。
同社は、この車輌向けに「noair」の新たなサイズを設定し、大口径かつトレッド幅をスリムにする事で走行時に発生するエネルギーロスの低減に貢献していくとした。
■ドリフト車輌の展示、特設エリアでのデモラン&同乗試乗企画
同社がサポートするドリフト車輌が展示されるほか、デモラン&同乗試乗企画に登場する。
・「TOYOTA スープラ」
Team TOYO TIRES DRIFT所属 川畑選手が11月のD1グランプリで使用する、注目のドリフトマシンである。
*10月27日まで東京オートサロンブース(南展示棟4階)での展示となる。
・「NISSAN 180SX-Ⅰ」
川畑選手がD1中国シリーズでチャンピオンを獲得した車輌で、10月26日から27日にかけて、特設エリアDRIVE PARKで実施されるデモラン&同乗試乗企画に同車輌が参加する。
*10月28日以降東京オートサロンブース(南展示棟4階)での展示となる。
・「NISSAN 180SX-Ⅱ」「MAZDA RX-7」
川畑選手が練習やイベントで使用する車輌と、同社サポートチーム・RE 雨宮所属 松井有紀夫選手がD1 で使用する車輌2 台が展示されている。
*シンボルプロムナード公園での展示となる。

YOKOHAMA:乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21」を日本国内で本格販売開始

横浜ゴムは、乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21」を日本国内で、2020年1月9日から、本格販売を開始※1すると発表した。発売サイズは、225/55R19 99V~175/65R14 82Tの19サイズで、価格はオープンプライスとなる。

オールシーズンタイヤは、ドライ・ウエット路面から雪道まで、四季を通じてさまざまな路面状況に対応し※2、気温に左右されない走行が可能となる。年間を通じて使用できるため、突然の降雪時にも対応できるほか、シーズン毎のタイヤ交換が不要になるため利便性が向上するとされている。また、使用しないタイヤの保管場所を確保する必要もなくなる。

「BluEarth-4S AW21」は、優れた雪上性能とウェット性能を両立するとともに、ドライ性能および耐摩耗性能を確保している。センター部から左右斜め方向に広がるV字ダイバージェントグルーブの方向性パターンを取り入れることで、ウエット路面での排水性を高めているほか、交差するクロスグルーブが雪上性能に貢献する。また、接地面積の確保に有効な幅広トレッドや、大型ショルダーブロックによって、ドライ路面でのパフォーマンスが向上し、操縦安定性を高めている。コンパウンドには、シリカを配合し、ウエット性能を向上させているほか、末端変性ポリマー※3の配合により雪上性能およびウエット性能を向上させている。また、サイドウォールには、国際基準で定められたシビアスノータイヤ条件に適合した証である「スノーフレークマーク」※4が打刻されており、チェーン規制時でも走行可能※5なタイヤとして認められている。

※1 2018年11月から一部地域で試行販売を行なっていたが、2020年1月9日より全国販売する。
※2 深雪や凍結した路面ではスタッドレスタイヤの装着を推奨する。
※3 ポリマー(コンパウンドの母体となるゴム)の分子鎖末端部に、シリカ分散性を向上させる原子団を有する特殊ポリマー。
※4 スノーフレークマークは、欧州で冬用タイヤとして認証されたマーク。
※5 冬用タイヤ規制もしくは普通タイヤチェーン規制の場合は走行可能だが、全車チェーン規制の場合は、いかなるタイヤ(スタッドレスタイヤを含む)もチェーン装着が必要。

住友ゴム工業:タイヤの性能持続技術開発を加速させるAI技術「Tyre Leap AI Analysis」を確立

住友ゴム工業は、タイヤの原材料情報に加えて、ゴム内部の構造情報である高度分析データのリアルな情報から、高精度なゴム物性推定や、使用前後の構造変化の検知によって、使用後のゴム物性推定などに応用できる、AI技術「Tyre Leap AI Analysis」を新たに確立したと発表した。この技術の活用により、同社が「Smart Tyre Concept」で掲げている「性能持続技術」※1の開発を加速させ、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献する安全・安心な高性能タイヤ開発につなげていくとしている。
※1 タイヤの摩耗、経年による性能低下を抑制し、新品時の性能を長く持続させるための技術

タイヤに用いられるゴムは、天然ゴムや合成ゴムなどのポリマー、カーボンやシリカなどの補強剤、架橋剤や、添加剤などで作られる複合体であり、各材料の配合量や、構造といったさまざまな要因によって性能が決定される。しかしながら、ゴムの内部構造は非常に複雑であり、人による解析では多大な時間を要し、かつ解析精度にも限界があった。
そのような中、今回確立した、AI技術「Tyre Leap AI Analysis」は、例えばタイヤ用配合ゴムの電子顕微鏡画像に、AI解析技術※2を適用することで、人にはできない高精度な解析が実現でき、画像(構造情報)から物性を導き出す。また、ゴムに配合されている原材料の情報と他の構造情報を組み合わせることで、さらに高精度な物性推定を可能にする。なお、「Tyre Leap AI Analysis」は、使用前後のゴム内部の構造変化の検知も行えることから、今後は使用後のゴムの物性推定などへの応用が期待ができる。
※2 AIによる画像解析技術は北海道大学 長谷山美紀教授との共同研究によるものである。

TOYO TIRES:マレーシアのタイヤ工場新棟を竣工、稼働 生産キャパシティを2倍へ拡張

 

TOYO TIREは、マレーシアのタイヤ工場「TOYO TYRE MALAYSIA SDN BHD(TTM)」において、新しい生産工場棟を去る10月3日に竣工し、生産を開始した。

TTMは、2013年5月に操業を開始して以来、東南アジアのみならず、北米、欧州や、日本などの世界市場に供給するグローバルハブとしての機能を果たしている。
同社は中期経営計画(中計’17)の中で「タイヤ事業の利益極大化に向けた事業基盤の強化の実現」を方針として掲げており、これに向けた施策のひとつとして位置づけるもので、同社が競争優位性を有するピックアップトラック/SUV/CUV 用を中心とした大口径タイヤの供給体制をさらに強化するものであるとのこと。
10月3日の式典には、マレーシア政府の国際貿易産業省、Dr. Ong Kian Ming副大臣や、駐マレーシア日本総領事などの来賓、地元関係者、取引先など約200名を招き、同社関係者とともに新棟竣工を祝った。

同社、清水隆史代表取締役社長は、式典でこれまでの支援に感謝の辞を述べるとともに「TTM新生産棟では当社の最新技術を搭載し、IoTを駆使した次世代タイヤ生産オペレーションの構築にトライしていく」ことを宣言した。

新工場棟のキャパシティは、既存工場棟(年産約500万本)と同等規模(年産約480万本)を有し、10月より生産を開始し、順次生産設備の増強を図りながら、第1ステップとして、年産240万本まで生産供給量を高めていく計画で、北米向けにSUV用大口径タイヤの生産供給を補完し、マレーシア工場全体として品種構成をより厚くしていく予定であるという。

(左:清水社長挨拶の様子 右:テープカットの様子)

 

 

 

 

 

TTM

 

 

 

 

 

 

■マレーシアタイヤ工場(TTM)

TTMは、北米のタイヤ生産工場「Toyo Tire North America Manufacturing Inc.」でフル活用している同社独自のタイヤ製造工法「A.T.O.M.」の要素技術を導入し、ユニフォーミティに優れた高品質かつ高性能な付加価値の高いタイヤを生産・供給しており、マーケットから高い評価を得ている。
現工場棟は年産500万本(乗用車用タイヤ換算)の生産能力を有しており、これに隣接して同規模の工場棟を建設できる敷地を予め取得している。

 

 

 

 

■生産能力の増強計画(2017年9月28日発表済み)

 

 

 

 

■生産能力の増強経緯と計画(2017年9月28日発表済み)

CONTINENTAL:未来のタイヤをデザイン

•「Conti C.A.R.E.」が未来のモビリティのための技術ソリューションを提供
•ホイールとタイヤの電動化とコネクティビティが持続可能なタイヤ管理を可能に

今年のフランクフルトモーターショーにおいて、コンチネンタルは、包括的な技術システムの 「Conti C.A.R.E.」を発表するとした。
「Conti C.A.R.E.」(Connected:接続、Autonomous:自律、Reliable:信頼、Electrified:電子化)は、ホイールや、タイヤ技術のネットワークを緻密に調整し、求められる性能特性の管理がしやすいことを表している。
これらの特性は、個々のモビリティあるいは、シェア・モビリティのシナリオ双方において、電気、自動運転の要件とも綿密に連携している。
ウェブベースのContiConnect Live(コンチ・コネクトライブ)アプリと連動することで、Conti C.A.R.E.は、コストを最適化するだけでなく、パフォーマンスを向上するなど、最新のロボタクシー車輌向けにタイヤ管理の手段を提供する柔軟なシステムソリューションを構築する。
「Conti C.A.R.E.タイヤ」は、タイヤ構造内に組み込まれたセンサーが、トレッドの溝深さや損傷の可能性、タイヤ温度と空気圧に関するデータを生成し、継続的に評価する。
「ContiSense(コンチ・センス)」と名付けられたこの監視システムが、タイヤの状況に関する情報を「ContiConnect Live」に送信し、車輌管理者がモビリティの管理を効率的に行なえるようにする。
もうひとつの革新的なアイデアは、ホイールに組み込まれた遠心ポンプを活用して、空気圧を能動的に調節するシステムです。車輌が加速すると、ホイール内の遠心力がポンプに作用して、圧縮空気を生成する。この耐圧技術は、タイヤの空気圧を常に最適な範囲内に保ち、CO2 排出量の持続可能な減少を達成するのに役立つとされている。
余分な圧縮空気は、一体型タンクに保管されるが、増圧技術により、この空気は、さまざまな運転状況に応じて、タイヤ空気圧を即時に調節するために使用される。

「サイレント・ホイールコンセプト」では、運転時に発生する振動を軽減して、優れた乗心地を提供する、改良されたホイールリムが紹介される。