YOKOHAMA:「YOKOHAMAまごころ基金」が国際支援に取り組む「チャイルド・ファンド・ジャパン」を継続支援

横浜ゴムの従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」は2022年7月、手紙を通じて交流しながら子どもの成長を見守る「スポンサーシップ・プログラム」などを行う特定非営利活動法人「チャイルド・ファンド・ジャパン」へ活動支援金を寄付した。横浜ゴムはマッチングギフト※として支援金と同額を寄付し、支援合計金額は38万4000円となる。同団体への支援は、2017年より6年連続となる。
※従業員などが社会貢献を目的とした寄付や義援金を拠出した際に、企業がその寄付金に一定額、または同額を上乗せして寄付金を拠出する仕組み

「チャイルド・ファンド・ジャパン」(理事長:髙橋 潤氏)は、1975年に設立。アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長と家族、地域の自立を支援している。横浜ゴムは、寄付のほかに、本社および国内7工場の社員が、それぞれ支援するフィリピンの貧困地域の子ども1名ずつと近況を報告する手紙のやり取りを行うなど、顔の見える就学支援を行っている。

「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立されたものである。

 

BRIDGESTONE:イノベーションセンター「B-Innovation」の環境性能が高く評価されLEED® GOLD認証を取得 =サステナブルなイノベーション拠点での共創を通じて、持続可能な社会の実現を支える=

ブリヂストンのイノベーション拠点「Bridgestone Innovation Park」内にあるイノベーションセンター「B-Innovation」が、米国グリーンビルディング協会(the U.S. Green Building Council)より、LEED®(Leadership in Energy and Environmental Design)GOLD(ゴールド)認証を取得した。GOLD認証を取得するのは、同社グループでは、グローバルで5拠点目であり、国内では初めてのLEED認証取得となる。
ブリヂストングループは、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を軸に「B-Innovation」を活用した共創を通じて技術・ビジネスモデル・デザインのイノベーションを加速し、従業員、社会、パートナー、ユーザーと共に持続可能な社会を実現し、支えることに取り組んでいくとしている。

LEED®認証とは、非営利団体USGBC(U.S. Green Building Council)が開発、運用し、GBCI(Green Business Certification Inc.)が認証の審査を行っている、建築や都市環境の環境性能評価システムである。申請された建築や都市環境が、その設計、建設、維持・オペレーション方法において、コストや資源の削減、再生可能エネルギーの利用促進等、さまざまな環境配慮や、人々の健康への影響を考慮しているかを評価し認証を行うものであり、世界で最も広く利用されているグリーンビルディング評価システムである(GREEN BUILDING JAPAN公表)。
認証は、評価を通じて「標準認証(CERTIFIED)」「シルバー(SILVER)」「ゴールド(GOLD)」「プラチナ(PLATINUM)」のレベルに区分される。
今回「B-Innovation」が取得したGOLD認証は、申請全体の1割程度(2021年申請ベース)のみが取得している、非常に高いレベルの評価となる(GOLD認証と、上位のプラチナ認証を合わせても1割強)。

「B-Innovation」は、今年4月に本格稼働したグローバルイノベーション拠点「Bridgestone Innovation Park」の主要施設として、ブリヂストンのコア技術や製品を実際に見て触ってアイデアを膨らませる場「Bridgestone Open Innovation Hub」(ブリヂストン オープン イノベーション ハブ)、工作機械などを有しアイデアを形にする場「ラフプロトスタジオ」、社外のパートナーが使用できる「共創オフィス」などを有し、建築設計段階から自然環境や人々の健康への配慮を計画に盛り込んで構築している。今回、その取り組みがLEED GOLD認証取得という形で客観的に評価された。
特に高く評価されている具体的な取り組み例は以下の通り。

▶環境に配慮した設計・施工:環境・人への影響が少ない建築材選定、建設廃棄物の50%以上再利用・再資源化、等
▶エネルギー消費の削減や再生可能エネルギーの活用:建築設計により、LEED規定のエネルギー効率性基準から24.2%エネルギー削減を実現、太陽光発電システム利用、等
▶水資源の有効利用:建物内の水使用量をLEED規定の基準から約35.6%削減
▶再生材や低VOC(揮発性有機化合物)材料の利用:建築材の約16%をリサイクル資材で賄う

ブリヂストングループは、「Bridgestone E8 Commitment」を軸として、 今回LEED GOLD認証を獲得した「B-Innovation」と、テストコース「B-Mobility」、ブリヂストンの歩みやDNA、事業活動、さらに未来に向けた活動をご紹介し、新たな共感の場となる「Bridgestone Innovation Gallery」の3つの施設で構成されるグローバルイノベーション拠点「Bridgestone Innovation Park」を活用して、共感から共創へ繋げることで、従業員、社会、パートナー、ユーザーと共に、持続可能な社会を支えることにコミットしていくとしている。

DUNLOP:国内市販用タイヤおよび関連商品の値上げ

住友ゴム工業は、国内市販用タイヤおよび、関連商品の代理店向け出荷価格を改定すると発表した。
近年、石油化学系原材料や天然ゴム等が高騰を続けており、これを生産性向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収する事は困難であることから、2022年3月1日に、国内市販用夏タイヤおよび、関連商品、4月1日に国内市販用冬タイヤの値上げを行った。しかしながら、ロシア・ウクライナ情勢を背景にタイヤ原材料価格のさらなる高騰に加え、生産や供給に関わるエネルギー価格も上昇している状況を踏まえ、価格を改定することとした。

1.対象商品:国内市販用タイヤ(夏/冬用)およびチューブ、フラップ

2.実施時期:2022年9月1日

3.改定率(見込み):2~8% (商品により改定率が異なります)

BRIDGESTONE: 国連交通安全基金への支援を通じて、グローバルでの交通安全活動に貢献

ブリヂストンは、グローバルでの交通安全活動に貢献するため、国連交通安全基金(United Nations Road Safety Fund=UNRSF)へ、2022年から2025年の4年間で総額100万米ドル(約1億3千万円)の寄付を行うことを決定した。ブリヂストングループは、タイヤメーカーとして安心・安全な移動やレジリアントな社会基盤を支えていくために交通安全が重要な課題と捉えており、UNRSFとのパートナーシップを通じてグローバルで交通安全を推進し、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Ease より安心で心地よいモビリティライフを支えること」、「Empowerment すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくり」にコミットしていくとしている。

右から、国連事務総長ロードセーフティ特使 ジャン・トッド氏、
当社常務執行役員 BSEMIA管掌 BSEMIA Management Board Chair 兼 CEO 兼 プレジデント ローラン・ダルトー氏

「2022 タイヤメーカー役員名鑑」予約受付中!

2022年8月に発刊する「2022 タイヤメーカー役員名鑑」を、PDFでWEB販売いたします。

価格:¥1000

閲覧方法:PDF

購入方法:弊社ホームページ「お問い合わせ」よりご連絡ください。または、お電話でもお受けいたします。

お問合せ – 月刊タイヤ (gekkan-tire.co.jp)からお申し込みをしてください。

DUNLOP:市販用EVタイヤの世界展開に向けた活動を加速 ・DUNLOP 「e.SPORT MAXX」 のオンライン発表会を中国で開催

住友ゴム工業は、7月5日に、中国で同社初の市販用EVタイヤ、DUNLOP「e.SPORTMAXX」の発表会をオンラインで開催した。
発表会では、EV専用のフラッグシップモデル「e.SPORT MAXX」を中国で販売することを皮切りに、今後世界のEV向けのマーケットへ参戦する姿勢を改めて示した。

■実施概要■
日時:7月5日 18:50-19:45(中国現地時間)
実施方法:オンライン
出席者:Dunlop Tire Trading Co., Ltd 、徳毛裕司董事長兼総経理 ほか

※欧州市場で、2023年販売予定の販売予定の、FALKEN「e.ZIEX」についても、5月24日から26日に、ドイツ、ケルンで開催された国際タイヤ専門展「ザ・タイヤ・ケルン2022」」で、製品のプロトタイプを初公開した。

TOYO TIRES:通年使用を考えたコミュニティバス専用スタッドレスタイヤ「M937」を発売

TOYO TIREは、コミュニティバス専用スタッドレスタイヤ「M937」を新商品として、9月1日より国内市場で発売すると発表した。

コミュニティバスは、これまで公共交通機関が整備されていなかった地域における新たな移動手段としての運用や、大型路線バスの通行が困難な区間などにおける交通ネットワークの補完といった目的で地方自治体や大手バス事業者が導入している。国土交通省の調査では、導入事例数が、2009年から10年間で約1.5倍増加している。

コミュニティバスは、一般の路線バスに比べて狭い道路を走行するため、低速での発進、信号の無い交差点での停止や右左折も頻繁に行う。タイヤにかかる負荷の大きい使用環境となる事から、偏摩耗の発生や摩耗促進による早期交換の課題を抱えているバス事業者も多く存在している。また、降雪が少ない地域であっても、突然の積雪時における走行安全性を確保するため、スタッドレスタイヤを装着するバス事業者が増加している。夏タイヤから履き替える場合は、2種類のタイヤを準備するコストのほか、交換作業や保管などのメンテナンスも課題となる。一方で、スタッドレスタイヤを使い続ける場合は、摩耗が促進されて一年を通して使用できないケースも散見されている。
今回、発売する「M937」は、通年での使用を考慮して開発したコミュニティバス専用スタッドレスタイヤとなっている。
タイヤが路面に接地するトレッド面全体の幅を広く確保し、大型のブロックを配置することで、タイヤにかかる負荷を分散させてゴムの過度な動きを抑制し、その結果、耐摩耗性能が向上し、推定摩耗ライフが同社従来品(M935)比で、38%向上した。また、縦方向に刻まれた溝の幅を広げることによって、雪が目詰まりすることを防ぐとともに、サイプと呼ばれる細かい溝をトレッド面のブロックに高密度で配置することによって、積雪や凍結した路面における走行性能を確保した。

■「M937」発売サイズ■

タイヤサイズ:205/80R17.5 120/118N
発売開始時期:2022年9月

MICHELIN:インドネシアで持続可能なゴム農園を開発するロイヤル・レスタリ・ウタマ(RLU)の単独所有者に

ミシュランは、49%を保有していたミシュランとバリトパシフィックグループとの合弁会社、ロイヤル・レスタリ・ウタマ(RLU)の資本の51%を買い増し、RLUの単独所有者になった。

RLUは、ミシュランとインドネシアのパートナー企業が2015年に開始したプロジェクトで、ジャンビ州(スマトラ島)の、約70000ヘクタール、東カリマンタン州(ボルネオ島)の、約18000ヘクタールの広範囲で、持続可能な天然ゴム栽培と森林保全の両立を目指している。

この地域は、RLUが関与する以前は森林破壊で大きな被害を受けていた。2015年以降、ミシュラングループはインドネシアの多様な事業に、10億ユーロ以上を投資し、過去6年間で社会的にも環境面でも多くの改善をもたらした。

・23000ヘクタール以上でゴムの木を栽培し、39,000ヘクタールで森林農業や自給自足農業の発展を促進した。
・4000人の雇用を創出し、農家に対し、ゴムの木の栽培と多毛作の技術指導をする事で、住民50000人の生活水準向上に貢献してきた。

大きな改善が進む中、天然ゴムのバリューチェーンは非常に複雑でかつ細分化されており、商業的、社会的、環境面で多くの課題があることも事実である。

ミシュランの購買ディレクター、ヴァンサン・ルセット=ルーヴィエール氏は、次のように述べている。
「ミシュランがRLUの単独所有者になることは、要求が厳しい非凡な長期プロジェクトに投資し続けることを意味します。RLUは、社会的、環境保護的、経済的な目標達成を目指します。人々の生活水準の向上と、森林・生態系の保護を両立しながら、インドネシアの天然ゴム分野の変革を支えることを確信しています」

YOKOHAMA:高性能ストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD09」が「日刊自動車新聞用品大賞2022」の「タイヤ部門賞」を受賞

横浜ゴムの高性能ストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD09」が7月1日、日刊自動車新聞社が主催する「日刊自動車新聞用品大賞2022」の「タイヤ部門賞」を受賞した。

受賞した「ADVAN NEOVA AD09」は、走りやカスタムチューニングを愛するユーザー向けに開発した最強のストリートスポーツタイヤである。モータースポーツで培ったレーシング技術を惜しみなく投入し、ドライグリップ、コントロール性、耐摩耗性能を高次元でバランスするとともに、斬新かつ洗練されたパターンやコントラストを鮮明にしたブランドロゴを採用するなど外観も妥協なく追求した。受賞にあたっては性能のみならず外観も重視し、カスタマイズを楽しめるストリートスポーツタイヤとした点が評価された。

 

TOYO TIRES:『TOYO TIRES 大自然を駆け抜けろ! キャンペーン』を実施

TOYO TIREは、7月1日(金)より、国内でSUV専用オールテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY A/T Ⅲ」を発売することを記念して、『TOYO TIRES 大自然を駆け抜けろ! キャンペーン』を実施する。

OPEN COUNTRYシリーズは、SUVをターゲットとした同社の主力ブランドで、同社は、世界でも過酷なオフロードレースといわれている「ダカールラリー」や「BAJA 1000」などの国際レースに参戦し、その経験によって得られた知見を商品開発にフィードバックしている。レースで育った高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインは、大型SUV車両が抜きんでて普及している北米市場で高く評価されている。

国内市場においては、2016年に展開を開始して以来、種類やサイズを拡充しながらユーザーニーズに合わせた幅広い商品を取り揃えてきた。7月1日より、様々な気象条件や路面状況での走行にバランス良く対応した「A/T(All Terrain:オールテレーン)」タイプのタイヤ「OPEN COUNTRY A/T Ⅲ」の発売を開始する。同社は今回「OPEN COUNTRY A/T Ⅲ」をはじめとするOPEN COUNTRYシリーズの製品を装着して、大自然を感じる体験やアウトドアなどのレジャーにお出かけいただきたいという思いから、このキャンペーンを実施するとの事。

キャンペーンの対象商品は、OPEN COUNTRYシリーズの全商品である。「OPEN COUNTRY A/T Ⅲ」の“3”にちなみ、期間内に対象商品を購入のうえ応募したユーザーの中から抽選で、オフロードアクティビティ、カヤック、ホーストレッキング、シュノーケリング、パラグライダーの体験を各3組に、おしゃピク※セット、オリジナルファイヤーピットを各3名に、3,000円分のクオカードを33名にプレゼントするコースをご用意しているという。

※おしゃれなピクニック