DUNLOP:(株)ダンロップゴルフクラブが「くるみん認定」を取得

住友ゴム工業の子会社である(株)ダンロップゴルフクラブは、厚生労働大臣より子育てサポート企業として「くるみん認定※1」を取得した。
ダンロップゴルフクラブは、2015年以降、出産・育児にかかわる諸制度の整備や啓発活動を行い、育児休暇を取りやすい職場環境づくりを進めたことで、同年以降、女性社員の育児休業取得率が100%になった。また、2020年には、初めて男性社員が育児休業を取得した。

【ダンロップゴルフクラブで実施している子育て支援に関する主な取り組み】
・小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員に対して、短時間勤務制度を導入。
・人事担当者が個別に制度の説明や給付金の手続きなどを行い、休業から復帰までを一貫してサポート。
・近隣企業が主導で運営している企業型保育施設の共同利用により、仕事と子育ての両立を支援。

なお、親会社の住友ゴム工業は、2009年にタイヤ業界初の「くるみん認定」を取得、2019年には女性活躍推進企業として「えるぼし※2」2段階目の認定を受けたことに続き、2020年11月には「えるぼし」3段階目の認定を受けている。

同社グループは、今後も引き続き、子育て支援やその他、仕事と家庭の両立を支援する「ワークライフバランス」を積極的に推進し、従業員一人ひとりが尊重され、働きやすい職場環境づくりを進めていくとしている。

【(株)ダンロップゴルフクラブの概要】
所在地:宮崎県都城市都北町3番
代表者名:友定 学(社長)
操業開始:1989年
事業内容:ゴルフクラブ製造
※1次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業が、厚生労働大臣より「子育てサポート企業」として認定が受けられる制度。
※2女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況などが優良な事業主に対して、厚生労働大臣より認定が受けられる制度

くるみんマーク
宮﨑労働局・名田局長(右)から認定通知書を授与される、ダンロップゴルフクラブ・友定社長(左)

BRIDGESTONE:中期事業計画に沿った「稼ぐ力の再構築」の進捗について ~フランス・ベチューン工場の閉鎖計画に関する承認を取得~

ブリヂストンの欧州グループ会社である、ブリヂストン フランス エスエーエスが保有する、フランスのベチューン工場閉鎖について、2020年10月より開始していた関係者との協議が2021年2月26日(現地時間)に終結し、工場閉鎖に向けた計画が2021年3月16日(現地時間)、現地当局により承認された。同工場は、従業員の配置転換や再就職支援の実行など必要なプロセスを経て、2021年4月末に閉鎖される予定である。

同社は、2021年2月16日に発表した中期事業計画において、グローバルすべての地域、領域を対象とした経費・コスト構造改革を進めていることを発表している。コア事業での経費・コスト構造改革とプレミアムビジネス戦略の推進からなる「稼ぐ力の再構築」をベースに、成長事業・探索事業へ戦略的成長投資を進め、環境変化に適応しながら着実に成長する”強い”ブリヂストンへの変革を目指すとしている。

【今回再編対象となる拠点の概要は下表の通り】

生産品目:乗用車用タイヤ
対象拠点:ベチューン工場
所在地:フランス共和国 オー・ド・フランス地域圏 パ・ド・カレー県
操業開始:1961年
生産能力:約17,000本/日(2020年9月時点)
従業員数:863名(2020年9月時点)
再編の概要:2021年4月末工場閉鎖(予定)

同社グループは、事業環境の変化に応じたポートフォリオ経営を推進し、将来にわたって社会価値・顧客価値を提供し続けるソリューションカンパニーへと進化していくとしている。事業・拠点再編については、適切なタイミングでステークホルダーへ伝えるとのこと。
なお、本件は、欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ地域を統括するブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーが主導している。引き続き同社の責任のもと、工場閉鎖による地域社会への影響を最小限に留めるべく、工場所在地の有効活用について現地ステークホルダーとの対話を継続するとともに、ユーザーに対しては、欧州他拠点からの供給確保により、従来同様に高品質な商品・サービスを提供できる体制を構築していくとした。

今回発表した再編対象拠点

YOKOHAMA:カスタムカーやコンセプトタイヤを360°VR体験できるウェブコンテンツ「ヨコハマVRショールーム」を制作

横浜ゴムは、カスタムカーやコンセプトタイヤを360°VR体験できるウェブコンテンツ「ヨコハマVRショールーム」を制作し、3月15日に同社ホビータイヤサイト内の特設ページで公開した。

「ヨコハマVRショールーム」は、グローバル・フラッグシップブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」の商品や、カスタムカーを好きな角度から眺めることができ、それらの説明や関連動画も楽しめるウェブコンテンツとなっている。カスタムカーでは、ハイパワー・プレミアムカー向け高性能タイヤ「ADVAN Sport V107」のコンセプトモデル×ポルシェ「911 Carrera」や「ADVAN NEOVA」のコンセプトモデル×トヨタ「Supra」、マッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003」×日産「フェアレディZ」など個性的な5台を紹介。「ADVAN Racing」ブランドの新商品および主力商品など、同社がすすめるアルミホイールも展示している。

同社は、今回、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で「TOKYO AUTO SALON 2021」など様々な参加型イベントが中止となる中、安全かつ時間や場所にとらわれず、自動車ファンに楽しんでもらえる場を提供するため「ヨコハマVRショールーム」を制作したとのこと。

特設ページ:https://www.y-yokohama.com/product/tire/hobby/report_vol31/

FALKEN:ADAC(ドイツ自動車連盟)のタイヤテストで総合1位を獲得

住友ゴム工業の、FALKEN「AZENIS FK510 」が、欧州最大の自動車連盟である『ADAC(Allgemeiner Deutscher Automobil-Club e.V.)』(ドイツ自動車連盟)の実施するタイヤテストにおいて総合1位を獲得した。

今回のテストは「AZENIS FK510」(タイヤサイズ:225/50R17 98Y)をアウディ「A4」に装着して行われ、ウエット性能、ドライ性能とも高次元で両立した夏タイヤとして高く評価された。ウエット路面では、ハイドロプレーニング性能や、ウエットグリップ性能などのテストで、ドライ路面でも、ハンドリング性能やブレーキ性能などのテストで、それぞれ高い評価を得て総合1位となった。

「AZENIS FK510」は、非対称パターンデザインや専用コンパウンドの採用により、優れたハンドリング性能、ブレーキ性能、高速操縦安定性能を誇るFALKENのフラッグシップタイヤである。今回の「ADAC」によるテスト結果により、その高い総合性能が証明されたことになる。

YOKOHAMA:日産「フェアレディZ」×「GEOLANDAR」のデモカーを制作 ~ジェントル&オシャレな大人のオフロードツーリングスタイルを提案~

横浜ゴムは、国産スポーツカー、日産「フェアレディZ」とSUV、ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」のコラボレーションによる、スタイリッシュかつ本格オフロード仕様のオールラウンドスポーツカー「Z-Adventure」を制作した。このデモカーは「TOKYO AUTO SALON 2021」(新型コロナウイルス感染症拡大により開催中止)での発表に向けて制作したもので、1月17日のTOKYO AUTO SALON 2021/オートサロンTVでの露出を皮切りに、すでに多くのクルマ専門メディアで紹介され注目を集めている。

クルマ先進国の欧米では、少し生活に余裕のできた多くのクルマ好きが晩年にオフロードツーリングを満喫している。従来こうしたシーンでは、クロカン四駆が一般的であったが、その後SUV化が進み、更にそのSUVでも、よりスポーティーな方向に進化している流れから”純粋なスポーツカーの本格オフロード仕様車を作ってみよう”という発想から「Z-Adventure」は生まれた。

「Z-Adventure」のコンセプトのベースは、1984年にクロカン四駆が主流だったダカールラリーに参戦し、大差で優勝した「ロスマンズ・ポルシェ953」である。同車をオマージュし、オフロードツーリングを楽しんだ後に高級ホテルのエントランスに乗り付けられるような、オシャレで遊び心を忘れないジェントルな大人のためのオールラウンドスポーツカーを目指した。

カスタムポイントは、未舗装路ではセダンのラリーカー並み、オフロードでも四駆SUV以上の走破性能を確保しつつ、スポーツカーとしてのシルエットを壊さないデザインを実現した。足元には大口径33インチのオフロードユーザー向けタイヤ「GEOLANDAR M/T G003」と、ラリー・ダートトライアル用アルミホイール「ADVAN Racing RCⅢ」を装着し、さらにレース用サスペンションやブレーキキャリパーを採用。また、Baja仕様のガードシステム、ウインチやサンドラダーなどレスキューアイテムを装備しオフロード対応力を高めている。安全性と快適性も考慮し、室内にはリクライニングバケットシート、6点式シートベルト、4点ロールバー、エアバッグ付きステアリングを装着。トレーラ牽引も可能で、ラゲッジスペース不足を補い、バイクやスノーモービルなど遊びアイテムも運べる。同社は、今後、モータースポーツや試乗会などの各種イベント、横浜ゴムオウンドメディアや、様々なメディアでの露出を通じて、クルマ好きの大人のためのニューカスタムスタイルとして広く提案していくとしている。

<車両スペック>
車両名:Z-Adventure 【ゼットアドベンチャー】
ベース:日産「フェアレディZ」(Z34型)
タイヤ:GEOLANDAR M/T G003(フロント:255/75R17 LT/リア:33×12.50R17 LT)
ホイール:ADVAN Racing RCⅢ(フロント:17×7.0J 5/114 +45/リア:17×8.0J 5/114 +38)
パーツ:BRIDE EUROSTER II/KING特注サスペンション/IPF 2インチドライビングランプ/JAOS特注アンダーガード/HKS SUPER SOUND MASTER/HKS STAINLESS FRONT PIPE他

BRIDGESTONE:ブリヂストンBRMが「第11回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」において審査委員会特別賞を受賞

ブリヂストンのグループ会社である、ブリヂストンBRM株式会社(BBRM)は、2021年3月8日に「第11回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」において、審査委員会特別賞を受賞した。

「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」は「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞実行委員会、法政大学大学院中小企業研究所、人を大切にする経営学会®が主催し、(1)従業員とその家族、(2)外注先・仕入れ先、(3)顧客、(4)地域社会、(5)株主をはじめとするステークホルダーを大切にし、人の幸せを実現する行動を継続して実践している会社の中から、その取組が特に優良な企業を表彰することで、他の企業の範とすることを目的としているものである。

BBRMは、目指すべき姿を「全ては未来の子供たちの為に」と定め、未来の子供たちが健やかに暮らせる「持続可能な社会の実現」に向け、リトレッドタイヤの製造・販売を通じて、ユーザー・地球環境への貢献に取り組んでいる。また「社員を大切にする」、「チームワーク」を従業員共通の価値観と位置付け「社員がいきいきと働ける職場づくり」に取り組んでいる。今回、審査員会特別賞の受賞に際しては、こうした取り組みが評価されたものと考えられる。

同社グループは「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げ、サステナビリティを経営の中核に据え、ビジネスのあらゆる面でサステナビリティを実現するビジネスモデルの構築に取り組んでいる。使用済タイヤのトレッド部分を貼り替え、再利用するリトレッドサービスは、安全性・環境性・生産性・経済性の向上を実現し、ユーザーのタイヤ使用段階における資源生産性の向上や、CO2削減に貢献する、同社の技術とビジネスの中核を担うソリューションである。BBRMは、主にトラック・バス用のリトレッドタイヤの製造・卸販売を担い、同社グループの国内リトレッド事業を支えている。

<BBRM概要>

1.会社名:ブリヂストンBRM株式会社
2.本社所在地:埼玉県加須市南篠崎一丁目2番地3
3.社長:須藤 克己
4.資本金:1億円
5.資本比率:株式会社ブリヂストン 100%
6.従業員数:296名(2020年12月末時点)
7.事業内容:トラック・バス用を主体としたリトレッドタイヤの製造・卸販売

表彰式の様子(2021年3月10日実施)
右:坂本光司氏 人を大切にする経営学会®会長
左:須藤 克己 BBRM社長

YOKOHAMA:ヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D」に10サイズを追加

横浜ゴムは、ヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D 」に10サイズを追加し、3月12日から順次発売する。これにより「ADVAN HF Type D」は計17サイズになる。

「ADVAN HF Type D」は1981年に発売した同社の歴史的ヒット商品で、サーキットレースで使用されるレーシングスリックタイヤにディンプルを施したトレッドデザインを片側に採用した斬新な商品性と優れた走行性能で高い評価を得た。ヒストリックカー愛好家の要望に応えるため、2017年に復刻発売した「ADVAN HF Type D」の外観は、当時のデザイン、プロファイルを精緻に再現しながら、コンパウンド、構造には現在の技術を採用。ヒストリックカーに相応しいスタイルを備えつつ、優れた快適性能と安全性を実現し、名車の雰囲気を損なうことなく素晴らしき時代の姿と走りを提供する。今回追加する10サイズは、ヒストリックカーを扱う専門店や、ヒストリックカーオーナーの声をもとにサイズを選定した。

同社では「ADVAN HF Type D」のほかにも、80偏平シリーズ「G.T.SPECIAL CLASSIC Y350」、ポルシェ承認タイヤの復刻版「YOKOHAMA A-008P」、パターンが特徴的なクラシックスポーティータイヤ「A539」、ホワイトリボンタイヤ「RADIAL 360 STEEL」など、数多くのヒストリックカー向けタイヤをラインアップしている。また、ヒストリックカータイヤ専用サイトではヒストリックカーに携わる協会や、オーナーズクラブ、旧車専門店を紹介している。
同社は、今後も、ショップやオーナーののニーズに合わせた商品開発を続けるとともに、ヒストリックカー市場を盛り上げるための活動を実施していくとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ADVAN HF Type D」のサイズラインアップ

YOKOHAMA:2021年モータースポーツ活動計画

横浜ゴムは、2021年のモータースポーツ活動計画を発表した。
同社は、中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」のタイヤ消費財戦略において、高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」、「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げている。その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「ADVAN」「GEOLANDAR」ブランド強化の場と位置付け、 トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦していく。なお、イベントレポートやリザルトは、横浜ゴムのモータースポーツサイトやモータースポーツ専用の公式SNSでも情報を発信していくとしている。

主な活動計画は以下の通り。

【GT・ツーリングカーレース】
<SUPER GT>
「SUPER GT」はメーカーのワークス勢が主力となるGT500と個性的なチームが競い合うGT300の2つのクラスで争われる。GT500は独自の規則に則った車両が参戦。一方、GT300は自動車メーカーが製造販売する国際規格のFIA GT3マシンと日本独自のJAF-GT車両ならびにマザーシャシーが混在し、国内外のバラエティ豊かな車種が競い合う。2020年はKONDO RACINGの「リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗選手/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)」がGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得した。2021年はGT500では2チームをサポートし、GT300においても19台にタイヤを供給してヨコハマタイヤユーザーを支えていく。2021年は国内での全8大会の開催が予定されている。

<ニュルブルクリンク24時間耐久レース>
2021年はBMWカスタマーチーム「Walkenhorst Motorsport」とパートナーシップ契約を締結し「第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ADAC TOTAL 24h-Rennen)」と「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)」全9戦において3台のBMWのGT3にタイヤを供給する。供給タイヤはドライ用の「ADVAN A005」とウェット用の「ADVAN A006」。2020年は「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)」に参戦した34号車「BMW M6 GT3」が 最高峰クラスであるSP9 Proクラスのクラスチャンピオンを獲得した。

<TCRリージョナル選手権・ナショナル選手権>
世界各国にて行われているTCRリージョナル選手権やナショナル選手権にADVANレーシングタイヤをワンメイク供給する。「TCR ジャパンシリーズ」をはじめ、海外でも「TCR Scandinavia」、「TCR Denmark」、「TCR Germany」、「TCR Russia」にもタイヤを供給する。供給タイヤはドライ用の「ADVAN A005」とウェット用の「ADVAN A006」。

<その他GT・ツーリングカーレース>
北米では2021年より新たに「Porsche Sprint Challenge North America by Yokohama」および「Yokohama Drivers Cup USA」にタイヤを供給するほか、日本で行われる「インタープロトシリーズ」など世界各地のレースにADVANレーシングタイヤをワンメイク供給する。

【フォーミュラレース】
<全日本スーパーフォーミュラ選手権>
2016年からワンメイク供給を開始した「全日本スーパーフォーミュラ選手権」では2021年もADVANレーシングタイヤを継続供給する。供給タイヤはドライ用の「ADVAN A005」とウェット用の「ADVAN A006」。

<全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権>
「全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権」に、ADVANレーシングタイヤをワンメイク供給する。同シリーズはこれまで「全日本F3選手権」が果たしてきた“トップドライバーへの登竜門”としての役割を継承し、2020年より新たにスタートしたシリーズです。昨年に続き、供給するタイヤはドライ用の「ADVAN A005」とウェット用の「ADVAN A006」。

<Super-FJ>
JAFの地方選手権として、東北から九州までの主要サーキットにて地方選手権シリーズが設定され、激戦を繰り広げる「Super-FJ」にADVANレーシングタイヤをワンメイクにて継続供給する。

【ラリー】
<全日本ラリー選手権>
2021年は全10戦※で競われる「全日本ラリー選手権」。ターマック(舗装路)では「ADVAN A08B」および「ADVAN A052」、グラベル(未舗装路)では「ADVAN A053」を中心としたラインアップでユーザーの走りを支える。2020年は、最高峰クラスとなるJN-1で新井大輝選手/小坂典嵩選手がシリーズチャンピオンを獲得。また、JN-6 において明治慎太郎選手/里中謙太選手、JN-4 において小藤桂一選手がシリーズチャンピオンを獲得した。2021年も多くのクラスでチャンピオン獲得を狙う。なお、奴田原文雄選手/東駿吾選手と山本悠太選手/立久井和子選手は車両が「TOYOTA GR YARIS」に、柳澤宏至選手/保井隆宏選手は「ŠKODA FABIA R5」となる。※第1戦は開催中止

【スピード競技】
<全日本ジムカーナ選手権>
「ADVAN A08B」「ADVAN A052」「ADVAN A050」の高性能を武器に、多くのクラスでチャンピオン獲得を目指す。2020年はPN-1、SA・SAX-1の計2クラスでヨコハマタイヤユーザーがシリーズチャンピオンを獲得した。

<全日本ダートトライアル選手権>
「ADVAN A053」をはじめ、軟質路面用「ADVAN A031」や超硬質路面用「ADVAN A036」など幅広い路面に対応したタイヤラインアップを武器に、多くのクラスでチャンピオンの獲得を目指す。2020年はPN-2、SA・SAX-1、SA・SAX-2、SC-2の計4クラスでヨコハマタイヤユーザーがシリーズチャンピオンを獲得した。また、宝田ケンシロー選手は「TOYOTA GR YARIS」に車両を変更し、JD6クラスに参戦する。

<ヨコハマ・モータースポーツ・スカラシップ>
横浜ゴムはモータースポーツ振興促進活動の一環として国内のラリー、ジムカーナ、ダートトライアル競技参加者を支援する「ヨコハマ・モータースポーツ・スカラシップ2021」を実施している。受付期間は2021年4月30日 (当日消印有効)まで。同制度は登録したヨコハマタイヤユーザーを支援する制度である。対象競技などスカラシップの詳しい内容は専用サイトに掲載している。
ヨコハマ・モータースポーツ・スカラシップ2021 専用サイト:https://www.y-yokohama.com/cp/motorsports/scholarship/

【参加型モータースポーツ】
「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」、「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ」、「N-ONE OWNER‘S CUP」や、各地のサーキットにて開催されるレースにタイヤを供給する。

【オフロードレース】
SUV、ピックアップ向けタイヤブランド「GEOLANDAR」を擁し、北米、オセアニアでのデザートレースや東南アジアなどの海外で開催されるオフロードレースに参戦する。2020年は北米最大級のオフロードレース「Best In The Desert 2020」の最終レースである「BlueWater Desert Challenge」で「GEOLANDAR M/T G003」の市販タイヤをベースにレース向けに強化されたタイヤを装着したJustin Lofton(ジャスティン・ロフトン)選手が総合優勝した。

【その他レース】
<ヒルクライム>
米国・コロラド州で開催される「Pikes Peak International Hill Climb」に参戦し、多くのクラスでの優勝および総合連覇を目指す。2020年は「ADVAN A005」を装着したClint Vahsholtz(クリント・ヴァーショルツ)選手が駆る「2013 Ford Open」が総合優勝を獲得した。また、「Porsche Cayman GT4 Clubsport」により競われる「Porsche Pikes Peak Trophy by Yokohama」へのワンメイク供給を継続し、ストリートスポーツタイヤ「ADVAN A052」を供給する。

<カートレース>
国内カートレースの頂点に位置する「全日本カート選手権」の最高峰クラスであるOK部門に参戦し、ヨコハマタイヤユーザーのチームやドライバーとともに勝利を目指す。また「ジュニアカート選手権」では2020年に引き続き、FP-ジュニアCadets部門をサポート。Cadets部門向けドライ用タイヤ「ADVAN SLJ(名称:ADJ)」をワンメイク供給する。海外でも「アジア・カーティング・オープン選手権」へのワンメイク供給を継続。またフィリピンなどのサーキットレースに向けて幅広くタイヤを供給する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「SUPER GT(GT500)」KONDO RACINGの「リアライズコーポレーション ADVAN GT-R」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「SUPER GT(GT500)」TGR TEAM WedsSport BANDOHの「WedsSport ADVAN GR Supra」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「SUPER GT(GT300)」KONDO RACINGの「リアライズ日産自動車大学校 GT-R」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年のNLSでクラスチャンピオンを獲得した「Walkenhorst Motorsport」の「BMW M6 GT3」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「TCRジャパンシリーズ」(2020年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Porsche Sprint Challenge North America by Yokohama」に参戦する「Porsche 911 GT3 Cup」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全日本スーパーフォーミュラ選手権」(2020年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権」(2020年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JN-1クラスシリーズチャンピオンを獲得した新井大輝選手/小坂典嵩選手の「ADVAN KYB AMS WRX」(2020年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PN-1クラスシリーズチャンピオンを獲得した斉藤邦夫選手の「ADVAN08Bロードスター」(2020年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JD6クラスに参戦する宝田ケンシロー選手の「ADVANオクヤマGRヤリス」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「BlueWater Desert Challenge」で総合優勝したJustin Lofton選手の参戦車両(2020年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合優勝したClint Vahsholtz選手の「2013 Ford Open」(2020年)
「Porsche Pikes Peak Trophy by Yokohama」に参戦した「Porsche Cayman GT4 Clubsport」(2020年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全日本カート選手権OK部門に参戦したCroc Promotionの三村壮太郎選手(2020年)

DUNLOP:スーパーコンピュータ「富岳」利用を開始 ~材料シミュレーションの進化を加速~

住友ゴム工業は、2021年3月9日から学術・産業分野へ共用が開始されるスーパーコンピュータ「富岳」※1 の令和3年度HPCIシステム利用研究課題募集における「富岳」産業課利用枠に採択された。

同社は、2015年に独自のタイヤの新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」を確立し、タイヤの主要性能である低燃費性能、グリップ性能、耐摩耗性能を向上させるゴム材料の開発を行ってきた。
「富岳」を利用することで「ADVANCED 4D NANO DESIGN」を進化させ、今後進展していくCASE/MaaSといったモビリティ社会にさらに貢献するとしている。

同社は、技術革新のキーコンセプトである「SMART TYRE CONCEPT」※2において、摩耗や経年による性能低下を抑制し新品時の性能を長く持続させる技術「性能持続技術」の開発を進めている。この技術開発では、タイヤ使用時にゴムの中で起こっている分子レベルの化学変化を正確に理解し制御することが大きな課題となる。同社は、より詳細な分子の構造を考慮した分子運動の表現手法を確立・論文発表しました※3。今後、「富岳」を利用することで、分子運動に加えて化学変化まで表現できるゴム材料のシミュレーションを実現させる予定であるという。

※1 スーパーコンピュータ「富岳」
「京」の後継機。社会的・科学的課題の解決で日本の成長に貢献し、世界をリードする成果を生み出すことを目的とし、電力性能、計算性能、ユーザーの利便性・使い勝手の良さ、画期的な成果創出、ビッグデータやAI(人工知能)の加速機能の総合力において世界最高レベルのスーパーコンピュータ。
15万8976個の中央演算装置(CPU)を搭載し、1秒間に約44京2010兆回の計算が可能。2020年6月と11月に世界のスパコンランキング「TOP500」「HPCG」「HPL-AI」「Graph500」で2期連続の世界一位を獲得した。

※2 「SMART TYRE CONCEPT」
「自動運転に対応するタイヤ」「安全・安心なソリューションを提供できるタイヤ」「ライフサイクルアセスメントの考えを織り込んだタイヤ」など、次代を見据え、いままでよりも安全性能と環境性能を一層高めるため、当社が掲げるタイヤ開発および周辺サービス展開のコンセプト。

※3 より詳細な分子の構造を考慮する手法については、著名な論文誌にも掲載されている。
https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0036555

シミュレーションでの分子の表現手法

BRIDGESTONE:「見つかる 100人のちゃんと買い」 AI診断ソリューションサービスを 3月8日より提供開始 ~一人ひとりのカーライフにあわせて、お客様にぴったりのタイヤをおすすめします~

ブリヂストン並びにグループ会社のブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社は、3月8日より同社Webサイト※1にて「見つかる 100人のちゃんと買い」 AI診断ソリューションサービスの提供を開始する。

また、サービス提供開始に合わせて、女優の杏さんを起用したテレビコマーシャル「見つかる 100人のちゃんと買い篇」も3月13日より全国で順次放映する。テレビコマーシャルの内容は、同社のWebサイト「CMライブラリ」※2並びに公式「YouTube」チャンネル※3でも配信する。

2019年から開始したタイヤプロモーション「100人のちゃんと買い」には、「一人ひとりのカーライフにあわせて、お客様にぴったりのタイヤを選んでほしい」という思いが込められている。その思いをさらに具現化するために、ユーザーのタイヤ選びをサポートしていきたいと考え「見つかる 100人のちゃんと買い」 AI診断ソリューションサービスを開発した。このサービスは、ユーザー自身の運転状況や用途、重視する項目など7つの簡単な質問に答えてもらうだけで、ユーザーにぴったりのタイヤを推奨することが可能とのこと。
初期段階においては、サービス提供後に蓄積されるユーザーの関心・思考データなどの分析・ロジック構築にAIを活用する。今後、EC購買データ・同社Webサイトのコンテンツ閲覧データなど、ビッグデータを常時取得・分析する形式に進化させ、より精度を高めたAIソリューションとして提供していく予定とのこと。利用の場合は、同社Webサイトを閲覧するか、全国のブリヂストンのタイヤショップ※4にて販売員へ問い合わせてもらうとしている。

同社は、テレビコマーシャルを通して、タイヤ選びが不安な方々をサポートするAI診断ソリューションサービスを知ってもらいたいとしている。

「見つかる 100人のちゃんと買い」篇
※1ブリヂストンタイヤサイト 「見つかる 100人のちゃんと買い」 AI診断ソリューションサービス
https://tire.bridgestone.co.jp/tire-cp/ai/content/index.html
※2ブリヂストン企業サイト CMライブラリ
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/cm/
※3ブリヂストン公式「YouTube」チャンネル
https://www.youtube.com/user/BridgestoneChannel
※4ブリヂストンタイヤサイト ブリヂストンのタイヤショップ検索
https://tireshop.bridgestone.co.jp/b/bridgestone/

見つかる 100人のちゃんと買い」 AI診断ソリューションサービス お客様向け画面イメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

■新テレビコマーシャル内容
・「見つかる 100人のちゃんと買い」篇
 子供を乗せて運転する杏さん。安心安全は大切にしたいけれど、どうやってタイヤを選ぶかは、ちょっと自信が無い様子。そこで、ブリヂストンが提供するAI診断ソリューションサービスを知り、自分で試してみて、驚く杏さん。自分にぴったりなタイヤを見つけられて安心したようである。
同社は、このテレビコマーシャルを通して、タイヤ選びが不安な方々をサポートするAI診断ソリューションサービスを知ってもらいたいとしている。