TOYO TIRES・NITTO:国内市販用タイヤ出荷価格の値上げを発表

TOYO TIREは、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の値上げを実施すると発表した。
近年、人手不足等を背景に物流関連費が高騰しており、今後もこの傾向が継続すると予測されている。同社はこれまで物流の効率化などさまざま企業努力に努めてきたが、企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況であると判断し、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の値上げを決定した。

■TOYO TIRES
1.対象ブランド:トーヨータイヤ
2.対象商品:国内市販用タイヤ
3.適用時期:2019年8月1日
4.値上げ率(平均)
トラック・バス用タイヤ(夏・冬):3.0%
小型トラック用タイヤ(夏・冬):3.0%
乗用車用タイヤ・バン用タイヤ(夏・冬):3.0%
建設車両用タイヤ・産業車両用タイヤ(夏・冬):3.0%

■NITTO
1.対象ブランド:ニットータイヤ
2.対象商品:国内市販用タイヤ
3.適用時期:2019年8月1日
4.値上げ率:3.0%

DUNLOP・FALKEN:国内市販用タイヤの値上げを発表

住友ゴム工業は、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすることを発表した。
近年の人手不足等を背景に物流費が高騰しており、今後もこの傾向が続くと予測している。これに対して、同社は物流効率化などのコスト削減の企業努力を行なってきたが、企業努力のみでこれを吸収することは困難であると判断し、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の改定を決定した。

1.対象商品:国内市販用タイヤ
2.実施時期:2019年8月1日
3.値上げ率(平均):3%

■対象商品・値上げ率(平均)

乗用車・バン用タイヤ(夏/冬用):3%
小型トラック用タイヤ(夏/冬用):3%
トラック・バス用タイヤ(夏/冬用):3%
建設車両用タイヤ(夏/冬用):3%
産業車両用タイヤ(夏/冬用):3%
二輪車用タイヤ(夏/冬用):3%

YOKOHAMA:国内市販用タイヤの値上げを発表

横浜ゴムは、8月1日から国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすることを発表した。
近年、人手不足などを背景に物流関連費等が高騰しており、今後もこの傾向が継続すると予測しいる。
これに対し、同社は物流効率化などコスト削減の努力を継続してきたが、企業努力だけではこれを吸収することは困難であると考え、今回値上げすることを決定した。

■対象商品
国内市販用タイヤ

■実施時期
2019年8月1日

■値上げ率(平均)
・乗用車・バン用タイヤ(夏、冬):3.0%
・小型トラック・バス用タイヤ(夏、冬):3.0%
・トラック・バス用タイヤ(夏、冬):3.0%
・建設・鉱山車両用タイヤ(夏、冬):3.0%
・産業車両用タイヤ(夏、冬):3.0%

TOYO TIRES:PUMAとパートナーシップをスタート

TOYO TIREは、プーマジャパンとパートナーシップをスタートさせ、同社のドリフト競技チーム「Team TOYO TIRES DRIFT」が使用するユニフォーム、スタッフウエア、販売用のウエア等の特別仕様モデルを制作するなど、さまざまなスペシャルプロジェクトを実施していくと発表した。

同社は、国内公式ドリフト競技「D1グランプリシリーズ」に参戦する「Team TOYO TIRES DRIFT」をサポートしており、年間チャンピオンをはじめとする上位成績の獲得、観る人を魅了する圧巻のパフォーマンスなどにより、TOYO TIRESブランドの存在感を高めながら、ファンづくりを行なっている。

世界有数のスポーツブランドPUMAは「世界最速のブランドへ」というミッションのもと、70年以上にわたりアスリートたちのために最速のプロダクトを提供することで、スポーツとカルチャーの限界を押し広げてきたブランドである。
一方、TOYO TIRESは「まだ、走ったことのない道へ。」というブランドステートメントのもと道なき大地であっても勇気をもって果敢に走り、自ら新たな道を作っていくフロンティア精神を体現していくブランドでありたいと考えているとのこと。
今回、両者の情熱と挑戦心が共鳴したことから、D1グランプリシリーズという競技をステージとして、選手やレースを支えるスタッフのユニフォームの制作といったスペシャルプロジェクトを進めていくこととなった。また、D1グランプリシリーズのみならず、TOYO TIRES社員への福利厚生の一環として社内イベントでもPUMA商品を活用し、パートナーシップ企業として協力していくとしている。

BRIDGESTONE:大型農業トラクター用ラジアルタイヤ「VT-TRACTOR」がクボタの新型「M7」に新車装着

ブリヂストンは、株式会社クボタが、6月14日に発表した大型農業トラクター「M7」のM7-172(170馬力)モデルの新車装着用タイヤとして、大型農業トラクター用ラジアルタイヤ「VT-TRACTOR」を納入すると発表した。

新型「M7」は、農業の担い手による営農規模の拡大が進んでいる中で、短時間で重作業を効率よく、かつ容易な操作で行いたい、というユーザーニーズに応える国内メーカー最大クラスのトラクターである。
今回納入される「VT-TRACTOR」は、高耐荷重に対応したVFタイヤ準拠品となっている。
より低い空気圧でご使用することも可能となり、タイヤが柔軟にたわむことで、地面と接する面積が増加し、けん引力の向上や乗心地の改善、さらには大切な田畑の土壌の踏み固め抑制に貢献するタイヤで、「M7」の「重作業を効率よく」という狙いを最大限に引き出す上で重要な役割を果たしているという。

同社は、農業機械分野において市場特性や、ユーザーニーズに合わせて、タイヤやゴムクローラ等の最適な商品を提案し、また、グローバルで培った技術力や独自のノウハウを活用して新商品や新サービスの開発に努め、進化し続ける農業機械の性能を最大限に引き出すことに貢献、農業に従事しているユーザー一人ひとりにご満足してもらうことを目指しているとのこと。

Front:VF540/65R28 NRO 154D 151E
Rear:VF650/65R38 NRO 169D 166E

TOYO TIRES:「OPEN COUNTRY」でアジアンラリー参戦チームをサポート

TOYO TIREは、8月10日から16日の7日間、タイ王国~ミャンマーで開催されるオフロードレース「第24回 アジアクロスカントリーラリー2019(AXCR、通称「アジアンラリー」)」に参戦する一部の選手チームに対し、同社製SUV用オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY」シリーズを供給、サポートすると発表し、会見を開催した。

AXCRは、国際自動車連盟(FIA)公認のクロスカントリーラリーで、ダカール・ラリーと同格のアジア最大の国際ラリー大会である。
1996年より毎年8月に開催されており、MOTO/QUAD/SIDECAR部門、AUTO部門に分かれ、総走行距離約2,200kmを走破するレースとなっている。
24回目を迎える今年の大会は、タイ王国のビーチリゾート、パタヤを8月10日にスタートし、8月16 日には隣国ミャンマー連邦共和国の首都ネピドーでフィニッシュする予定。

同社は、本大会4連覇中のNuttaphon ANGRITTHANON(ナタポン)選手チーム、俳優・哀川翔さんが監督を務める「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」に対し、同社製ピックアップトラック/SUV用オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY M/T」を供給するほか、スズキ・ジムニーで参戦するチームには、7月1日から国内で販売を開始する「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し、過酷なオフロードレースに挑戦する選手たちの本格的な走りを支えるとしている。
また、ドリフトチーム「Team TOYO TIRES DRIFT」所属の同社契約ドライバー川畑真人選手が「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」から、今回オフロードレースに初挑戦し、上位入賞を目指すとのこと。

 

GOODYEAR:フォード・モーター、ゼネラルモーターズ2社より、優秀なOE装着タイヤサプライヤーとして表彰される

グッドイヤーは、フォード・モーター・カンパニーおよび、ゼネラルモーターズの2社により、業界最高レベルの卓越性を達成したことで、世界トップクラスのOE装着タイヤサプライヤーとして認定された。
グッドイヤーは、5月21日、ミシガン州ディアボーンにて開催された、第21回フォード ワールドエクセレンスアワードにて、フォードのワールドエクセレンスアワードを受賞し、OE装着タイヤの世界のトップサプライヤーとして表彰された。
さらに、5月15日、デトロイトで開催されたゼネラルモーターズの第27回年間最優秀サプライヤー賞授賞式においても、2年連続でGM年間最優秀サプライヤー賞を受賞した。

YOKOHAMA:加硫過程におけるゴム中での気泡発生機構の解明で日本ゴム協会の優秀論文賞を受賞

横浜ゴムの技術者がゴム技術の研究に関して、一般社団法人日本ゴム協会の「第66回優秀論文賞」を受賞した。
受賞した論文は、同社の佐藤有二氏による「加硫過程におけるゴム中での気泡発生機構の解明」である。
受賞式は5月23日、京都工芸繊維大学で開催された。

これまでタイヤ加硫時に気泡が発生するメカニズムは充分明らかになっておらず、ゴム内に残留する気泡が原因の製品不良を発生させないため、製造過程で必要以上のエネルギーや時間を消費し、環境負荷の増大や生産性悪化に繋がっていた。
この研究では、スチレンブタジエンゴムおよび、ブタジエンゴムにシリカやカーボンブラックを充填剤として配合し、加硫した後にゴム内部の発泡の様子を大型放射光施設「SPring-8」を活用したX線イメージング法により観察する方法を開発した。
これにより、ゴムに存在する水分を主とする揮発成分量および架橋剤の配合量とそれらの発泡状態の関係を明らかにした。
今回、気泡の生成についてその発生機構を明らかにし、信頼性の高いゴム製品を製造する際の条件設定の一助となったことが評価された。

表彰される横浜ゴムの佐藤有二氏(左)

TOYO TIRES:「2019 SCORE World Desert Championship」シリーズ第2戦 「SCORE BAJA 500」で同社サポート選手が総合優勝

TOYO TIREおよびToyo Tire U.S.A. Corp.(TTC)は、5月29日(水)から6月2日(日)の4日間、メキシコで開催されたオフロードレース、第51回「SCORE BAJA 500」において、同社ピックアップ/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し、同社がサポートしたAndy McMillin選手が総合優勝した。

「2019 SCORE World Desert Championship」(全4戦)の第2戦となるSCORE BAJA 500は、起伏に富んだ砂漠地帯や岩場の多い山岳地帯、全行程500マイル(約800km)をノンストップで走破し、タイムを競う過酷なレースである。
今大会には米国を中心に世界中から合計244チームが参戦し、TOYO TIRESがサポートするAndy McMillin選手は、前戦「SCORE San Felipe 250」で優勝したアドバンテージとしてトップでスタートし、同じくTOYO TIRESが「OPEN COUNTRY M/ T-R」を供給サポートするBryce Menzies選手などとの激しいトップ争いのすえ、9時間41分12秒のタイムでゴールし、シリーズ初戦から2戦連続で総合優勝した。
Andy McMillin選手のSCORE BAJA 500での総合優勝は、2017年以来2年ぶりとなる。

同社およびTTCは、9月18日(水)から22日(日)にメキシコで開催される同シリーズ第3戦「SCORE BAJA 400」においても、スポンサーシップ契約を結ぶ参戦選手に「OPEN COUNTRY」シリーズを供給し、総合優勝を目指すとしている。

(左:OPEN COUNTRY M/T-R装着車両 右:優勝したAndy McMillin選手チーム)