TOYO TIRES:~持続可能な社会をめざす、国際的な目標に貢献する取り組み~ 「TOYO TIREのSDGs」を策定

TOYO TIREは、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs*1)」の趣旨に賛同し、同社グループの2030年のありたい姿を「TOYO TIREのSDGs」として策定した。これを機に、同社グループ、およびステークホルダーの持続的な発展に資する取り組みをさらに強化するとした。
*1: SDGs(エス・ディー・ジーズ、Sustainable Development Goals)

SDGsは、2015年9月の国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までの達成をめざす国際的な目標である。
貧困問題をはじめ、気象変動や生物多様性、エネルギーなど世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会を作るために、発展途上国や先進国が一丸となって取り組む普遍的なもので、2030年までの達成目標に掲げた17の大きなゴールと、それらを達成するための169の具体的なターゲットで構成されている。

同社グループは、持続可能な社会の実現が事業成長の前提条件であるという認識のもと、グローバルな社会課題の解決に貢献することが、将来の事業リスクの軽減あるいは事業機会の拡大につながると考えている。
同社は、SDGsに対する取り組みについて、全社横断的に検討を重ね、2030年のあるべき姿を「TOYO TIREのSDGs」とし、14のゴール(2030年の目標)を策定した。それらの活動は、同社グループの理念に掲げる「私たちのありたい姿」を体現し、「私たちの使命」の実現につながるものと考えているとのこと。

DUNLOP:2019年度 モータースポーツ活動計画を発表

住友ゴム工業は、2019年度のモータースポーツ活動計画を決定し、発表した
本年も国内外においてトップクラスのカテゴリーから、入門レースや、参加型競技まで幅広いカテゴリーにタイヤ供給を行ない、DUNLOP、FALKENブランドのさらなる価値向上と、タイヤ開発力の強化を目指すとともに、車を楽しむファンを支え、モータースポーツの裾野を広げるとしている。

 

TOYO TIRES:アメリカ市場でトラック・バス用タイヤの販売価格を改定

TOYO TIREの米国におけるトーヨータイヤ販売子会社、Toyo Tire U.S.A. Corp.は、2019年5月1日より、トラック・バス用タイヤのディーラ-向け販売卸価格の改定(値上げ)を実施すると発表した。

今回の価格改定は、“Commercial Tire”と呼ばれるトラック・バス用タイヤのマーケット動向等を勘案し、平均5%の改定を行なうものである。

【価格改定の概要】
1. 対象商品:市販用トラック・バス用タイヤ(除くM320Z)
2. 実施時期:2019年5月1日より適用
3. 改定率:平均5%(値上げ)

DUNLOP:タイヤセンシング技術「SENSING CORE」が「Tire Technology of the Year」を受賞

住友ゴム工業のタイヤセンシング技術「SENSING CORE」が、3月5日~7日にドイツ・ハノーバーで開催された「Tire Technology Expo 2019」内で開かれた「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence」において、優れた先進技術に贈られる「Tire Technology of the Year」を受賞した。
同社がこの賞を受賞するのは2010年の「第4世代ランフラットタイヤ技術」、2017年の「新材料開発技術ADVANCED 4D NANO DESIGN」に続き3度目となる。
3月6日に開催された授賞式には、オートモーティブシステム事業部 DWSビジネスチームリーダー 川崎裕章が出席し「タイヤは車の基本性能を左右するコア部品のひとつで、タイヤ無しに走行することはできません。次世代モビリティ社会における自動運転やカーシェアリングを考えると、そのようなタイヤの重要性はますます高まるといえます。『SENSING CORE』は、タイヤそのものをセンサーに変える新しい技術であり、付加的なハードウェアなどのセンサーを必要とせず、私たちが独自に開発したソフトウェアアルゴリズムによって、タイヤのグリップ状態や荷重などを検知することができます。『SENSING CORE』は、自動運転や安全なモビリティ社会の実現に貢献できる技術の1つであると信じています。」と述べた。

BRIDGESTONE:天然ゴムの性能を上回る世界初のポリマーHigh Strength Rubberが”Environmental Achievement of the Year”を受賞

ブリヂストンは、英UKIP Media & Events社発行の業界誌「Tire Technology International」が主催する「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence 2019」において、先進的な環境活動を行なったタイヤ関連企業・団体に対して贈られる「Environmental Achievement of the Year」を受賞した。

受賞対象となった活動は、2018年5月に発表した「High Strength Rubber(以下、HSR)」の開発である。
HSRとは、ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマーで、天然ゴムを凌駕する強度と耐摩耗性を有している。
そのため、例えばタイヤ材料として採用した場合、これまでよりも少ない材料使用量で求められる性能を達成できる可能性がある。このことが資源の有効活用に繋がり、環境負荷低減に貢献する効果的なソリューションのひとつとして評価されたため、今回の受賞につながったものと考えているとしている。

FALKEN:フラッグシップタイヤ「AZENIS FK510」がドイツ自動車専門誌のタイヤテストで総合3位を獲得

住友ゴム工業のFALKENブランド、フラッグシップタイヤ「AZENIS FK510」が、ドイツで高い信頼を誇る自動車専門誌である「AUTO BILD」誌が実施したタイヤテストにおいて総合3位を獲得した。
「AUTO BILD」誌が実施するタイヤテストは、欧州で販売される主要メーカーのタイヤを独自の方法で比較テストするもので、その評価結果は欧州の一般ユーザーのタイヤ購入意向に大きく影響を与える。
今回のテストは、53本の高性能タイヤ(サイズ:225/45R17)をドライ・ウエット路面でのハンドリング・ブレーキ、乗心地、低燃費性能などで総合的に評価したもの、総合3位の評価を獲得した「AZENIS FK510」は、非対称パターンの採用や最新のプロファイルにより、高い高速操縦安定性能と優れたウエットグリップ性能を誇るFALKENのフラッグシップタイヤである。
また、FALKENタイヤは、2017年、2018年に同誌で総合2位を獲得しており、今年で3年連続の高評価獲得となった。

CONTINENTAL:新世代のコンパウンド・テクノロジー、「グリーン・チリ™ 2.0」を採用した ハイパフォーマンス・エコタイヤ、「EcoContact™ 6」を発売

コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、次世代のコンパウンド・テクノロジー 「グリーン・チリ™ 2.0」を採用したハイパフォーマンス・エコタイヤ、「EcoContact™6 」を2019年3月より発売する。
発売サイズは、14インチから18インチまでの31サイズで、今後も順次、サイズの追加を予定しているとのこと。
価格はオープンプライスとなる。

TOYO TIRES:SUV用タイヤブランド 「OPEN COUNTRY」シリーズのサイズラインアップを拡充

TOYO TIRE株式会社は、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY」シリーズにおいて、本格的オフロード向け商品である「OPEN COUNTRY M/T」、オフロード性能とオンロード性能を高い次元で両立させたハイブリッド商品「OPEN COUNTRY R/T」の新サイズを、順次、国内で発売すると発表した。

 

BRIDGESTONE:ブリヂストンブランド初となる大型農業トラクター用ラジアルタイヤ「VT-TRACTOR」を発売

ブリヂストンは、ブリヂストンブランド初となる大型農業トラクター用ラジアルタイヤ「VT-TRACTOR」を2019年3月より発売した。
タイヤサイズは2サイズ(F:VF540/65R28 NRO 154D 151E/R:VF650/65R38 NRO 169D 166E)で、オープン価格となる。

日本国内では農家の減少や農地の集約などを背景として、より効率的に農業を行なうために大型の農業機械の導入が進んでいる。
そして、大規模な田畑を耕す大型農業トラクター向けのタイヤには、機体重量を支える高い耐荷重性や馬力に見合うけん引力、高重量による田畑へのダメージ緩和などの性能が求められている。

このような市場環境にあわせて、今回発売する「VT-TRACTOR」は、高耐荷重に対応したVFタイヤ準拠品である。さらには、より低い空気圧で使用することも可能となり、タイヤが柔軟にたわむことで、地面と接する面積が増加し、けん引力の向上や乗り心地の改善、大切な田畑の土壌の踏み固め抑制に貢献するタイヤであるという。

同社は、農業機械分野において市場特性や、ユーザーのニーズに合わせて、タイヤやゴムクローラ等の最適な商品を提案している。また、グローバルで培った技術力や独自のノウハウを活用して新商品や新サービスの開発に努め、進化し続ける農業機械の性能を最大限に引き出すことに貢献し、農業に従事されるひとりひとりにが満足することを目指すとのこと。