YOKOHAMA:世界的なタイヤ技術会議「Tire Technology Expo 2019」で4件の技術プレゼンテーションを実施

横浜ゴムは、2019年3月5日~7日、ドイツのハノーバーで開催されている、タイヤ技術会議「Tire Technology Expo 2019」にて技術プレゼンテーションを行たった。横浜ゴムから、タイヤ解析や材料に関するものが3件、グループ会社のATG(アライアンスタイヤグループ)から、タイヤリサイクルに関するものが1件で、横浜ゴムグループとして合わせて4件の技術を発表している。

Tire Technology Expo 2019は、ヨーロッパで最も重要なタイヤ製造業に関連する技術展ならびに学術会議であり、タイヤに関わる最新技術や最先端の研究成果などが紹介される。英国のUKIP Media & Events Ltd.の主催で毎年開催されており、誰でも参加することができるため、世界各国の技術者にとって最良の交流の場となっている。

今回、横浜ゴムはタイヤ振動解析、ゴム構造の補強、濡れた路面でのタイヤの接触挙動解析、ATGは使用後のリサイクルゴムの再利用について最新の研究結果を報告するとしている。両社の技術開発の現状を公開し、それぞれの最先端技術への理解を深めていただくことを目的としているとのこと。

DUNLOP:ゲレンデタクシーに、同社スタッドレスタイヤ『WINTER MAXX 02』と『WINTER MAXX SJ8』を供給

スバルは、長野県の栂池高原スキー場、エコーバレースキー場、新潟県の苗場スキー場の3カ所で、今シーズンで6年目となる、ゲレンデタクシー2019を開催した。今年から、住友ゴム工業が、このイベントで使用される全車輌に、スタッドレスタイヤ『WINTER MAXX 02』と『WINTER MAXX SJ8』を供給した。

BRIDGESTONE:ファイアストンブランドによるNTT IndyCar Seriesのオフィシャルタイヤサプライヤー契約を2025年まで延長  米国オハイオ州アクロンに新しいレースタイヤ生産施設の建設も計画

2019年2月6日、INDYCARと株式会社ブリヂストンの米国子会社である、ブリヂストンアメリカス・インクは、NTT IndyCar® Seriesのオフィシャルタイヤとして、ファイアストンブランドタイヤの独占供給契約を5年間延長し、2025年まで継続することを発表した。
この契約には、ファイアストンブランドが、引き続き、Indianapolis 500 レースのオフィシャルタイヤとなることも含まれている。同社グループは、今後もファイアストンブランドによるフォーミュラカーレースへの貢献とイノベーションの創出に取り組んでいくとしている。

この契約延長に加え、ブリヂストンアメリカス・インクは、米国オハイオ州アクロンに、最新のレース用タイヤ生産施設、ブリヂストン・アドバンスト・タイヤ・プロダクション・センターを建設する計画を発表した。同施設は、同社グループの米国における研究開発拠点である、ブリヂストン アメリカス・テクニカル・センターに隣接して建設され、2020年末にはテスト用タイヤをNTT IndyCar® Seriesに供給開始する予定である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

YOKOHAMA:メディア・ジャーナリスト向け、スタッドレスタイヤ勉強会・試走会を開催

横浜ゴムは、1月29日と30日の2日間、メディアを対象に、北海道旭川市の、同社、北海道タイヤテストセンター(TTCH)で、スタッドレスタイヤ勉強会・試走会を開催した。

勉強会では、冬タイヤの吸水効果評価技術説明、消費財タイヤ中期戦略と商品概要説明、トラック・バス用タイヤ(TBR)スタッドレスタイヤの技術説明、さらに、同社が開発を進めている、自己修復コート材の技術説明が行なわれた。

※月刊タイヤ3月号掲載予定

 

YOKOHAMA:ヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D」の店頭販売を開始

横浜ゴムは、ヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D」を、2019年2月1日より日本国内のヨコハマクラブネットワーク(横浜ゴム、ヨコハマタイヤ販売会社とパートナーシップ契約を結ぶタイヤショップの総称)の店舗にて販売を開始した。サイズは、205/50R15 86V、225/50R15 91V、185/60R14 82H、195/70R14 91H、185/60R13 80H、185/70R13 86Hの全6サイズとなっている。

「ADVAN HF Type D」の取り扱い店舗および、販売価格は同社のタイヤストアブランド「タイヤガーデン」、「グランドスラム」のWEBサイト内の専用ページ(URL:https://www.y-yokohama.com/tire-garden/typed-shoplist/)に掲載しており、店頭販売に先行して実施している「ADVAN STYLISH COLLECTIONオンラインショップ」(URL: https://www.advanshop.jp/)での販売も継続するとのこと。

「ADVAN HF Type D」は、1981年に発売した同社の歴史的ヒット商品で、サーキットレースで使用されるレーシングスリックタイヤにディンプルを施したトレッドデザインを片側に採用した斬新な商品性と、優れた走行性能で高い評価を得たタイヤである。
「ADVAN HF Type D」は、ヒストリックカー愛好家の要望に応えるため復刻開発され、2017年より「ADVAN STYLISH COLLECTIONオンラインショップ」にて販売していた。

GOODYEAR:ハイグリップスポーツタイヤ「EAGLE RS Sport V3」を新発売

日本グッドイヤーは、2019年2月1日より、ハイグリップスポーツタイヤ「EAGLE RS Sport V3」を発売すると発表した。
発売サイズは205/55R16 91Vの1サイズで、価格はオープンプライスとなるす。

「EAGLE RS Sport」は、ワンメイクレースとして人気の高いGAZOO Racing 86/BRZ Race、Netz Cup Vitz Raceや、D1 GRAND PRIX等の国内モータースポーツで高いパフォーマンスを発揮しているタイヤである。

今回発売する「EAGLE RS Sport V3」は、専用パターンと構造によりさらに運動性能を強化したレース仕様モデルとなっている。
欧州の製品開発拠点であるGIC*L(在ルクセンブルグ グッドイヤー・イノベーション・センター)にて、世界最高レベルの性能が求められる、ル・マン24時間耐久レースなど、多くの実績を残している経験豊富なチームにより設計・評価された、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZレース・プロフェッショナルクラスのレギュレーションを満たす、ハイグリップスポーツタイヤでもある。専用設計されたパターン・構造・コンパウンドにより、優れたドライグリップとコーナリング性能を実現、高いパフォーマンスを発揮する。

 

CONTINENTAL:オフロード電動SUVレース・シリーズ『エクストリームE』の創設パートナーに

コンチネンタルタイヤは、オフロード電動SUVレース・シリーズ『エクストリームE』のスポンサーになることを発表した。
電動SUVとコンチネンタルのタイヤテクノロジーを使用するこの新しいレース・シリーズは、世界でも環境条件が厳しい地域で開催される。
『エクストリームE』の主催者によれば、2年後の2021年1月に開催される初シーズンには、12チームが参加する予定である。
プロトタイプ車でのテストは、2019年4月に開始される予定で、コンチネンタルタイヤは『エクストリームE』の創設パートナー後、2021年にプレミアム・パートナーになるとのこと。

 

 

写真左: フォーミュラE CEO、アレハンドロ・アガグ氏
写真右: コンチネンタル タイヤ部門、ヨーロッパ、中東およびアフリカ地域 エグゼクティブ・バイス・プレジデント
フィリップ・フォン・ヒルシャイト

DUNLOP:タイヤ直営店で「パンク安心保証プラン」サービスを開始

~タイヤの“もしも”に、選べる安心プランをご提供~

住友ゴム工業は、DUNLOPのタイヤ直営店である「タイヤセレクト」、「タイヤランド」にて「パンク安心保証プラン」というサービスを2月1日(金)より開始した。
このサービスでは、対象のタイヤ4本を購入したユーザーに「スタンダードプラン」、「プレミアムプラン」の2種類の保証プランを用意し、車輌に装着されたタイヤが被ったパンク損害を保証(新品交換)するというもとである。
※一部、サービスを実施していない店舗もある。

【サービス概要】
■名称:「パンク安心保証プラン」
■サービス開始日:2019年2月1日(金)~
■ダンロップのお店ホームページ:http://shop.dunlop.co.jp/
■サービス実施店舗:「タイヤセレクト」「タイヤランド」(直営店限定)
■内容

★「スタンダードプラン」★
○保証期間 : 装着日より6ヶ月間
○交換本数 : 1本(パンクしたタイヤ)
○保証回数 : 1回
○保証料金 : 1,000円(税別)

★「プレミアムプラン」★
○保証期間 : 装着日より2年間
○交換本数 : 4本(パンクしていないタイヤ含む)
○保証回数 : 1回
○保証料金 : 4,000円~15,000円(税別)
※保証料は、ユーザーのタイヤ購入金額(作業工賃等を含まない)に応じ変動する。

BRIDGESTONE:ハイグリップスポーツタイヤ「POTENZA RE-07D」をマイナーチェンジ

ブリヂストンは、サーキットでのラップタイム短縮を追求した「POTENZA RE-07D」をマイナーチェンジし、2019年1月31日より発売すると発表した。
サイズは、205/55R16 91Vの1サイズで、メーカー希望小売価格は、35,640円(税込)となっている。

今回のマイナーチェンジでは、従来品の技術を踏襲し、ユーザーのフィードバックを元に、ドライ性能とウエット性能の高次元での両立を目指し、内部構造を最適化した。サーキットでのあらゆる場面に対応可能なタイヤとなっている。

なお「POTENZA RE-07D」は、注目度の高い国内最大級ワンメイクレース「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」における「プロフェッショナルシリーズ」の競技規定を満たしており、同レースでも使用可能なタイヤとなっている。