FALKEN:「WILDPEAK M/T01」が,Jeep「Wrangler Rubicon」に新車装着

住友ゴムのアメリカ販売子会社である、スミトモラバーノースアメリカは、FCA US LLCの新型Jeep「Wrangler Rubicon」に、FALKEN「WILDPEAK M/T01」のアメリカでの納入を開始した。
新型Jeep「Wrangler Rubicon」に装着される「WILDPEAK M/T01」は、厳しい路面状況でも優れた耐久性と性能の高さを発揮刷るタイヤである。
オンロードから、マッド路面、雪道、岩道といった過酷な路面状況でも性能を発揮し、「Wrangler Rubicon」の高い走行性能を引き出すことができるタイヤでもある。

 

タイヤサイズ LT285/70R17C 116/113Q

MICHELIN:『MICHELIN CROSSCLIMATE』シリーズを日本全国で発売開始

日本ミシュランタイヤは、2019年1月29日、東京都新宿区にある、新宿パークタワーで、新商品発表会を開催。

今回発表されたのは、サマーシーズンで優れた安全性能を発揮し、さらに雪上においても高い走行性能を備えた「MICHELIN CROSSCLIMATE」シリーズである。

同商品は、2月5日より順次発売されるとのこと。
サイズは14インチから20インチの計78サイズ、価格はオープンとなる。

この「MICHELIN CROSSCLIMATE」は、サマータイヤをベースに開発された、オールシーズンタイヤで、イギリスをはじめとする、ヨーロッパ各国、地域でとても売れているタイヤである。

※発表会等詳細は、月刊タイヤ3月号掲載予定

TOYO TIRES:ダカールラリーで「OPEN COUNTRY」装着車両がクラス優勝

2019年1月6日から17日(現地時間)に、南米ペル-で開催された「ダカ-ルラリー 2019」で、TOYO TIREがサポートしたチームの「OPEN COUNTRY M/T」を装着した「Blade Hildebrand」選手車輌が、OP1クラスで優勝した。

同社は、契約ドライバーである「Robby Gordon」選手など、3台体制でレースに臨んだ「Team SPEED」に対し、本格的オフロード向けピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T」を供給いたした。このうち「Blade Hildebrand」選手がOP1クラス優勝を遂げ「Robby Gordon」選手が同クラス3位となってた。

ダカールラリー2019では、太平洋岸に広がる海岸砂漠地域や内陸のアンデス山岳地域など過酷な路面が続く、総走行距離約5,000Km(3,107マイル)でタイムを競っていた。「OPEN COUNTRY M/T」は、悪路での走破性やトラクション性能、耐外傷性を有するタフネスなタイヤ構造が特徴で、その優れたオフロード性能を発揮し、今回のクラス優勝に貢献したとのこと。

 

クラス優勝した Blade Hildebrand選手

 

 

 

 

 

 

 

 

「OPEN COUNTRY M/T」装着車両

TOYO TIRES:同社アメリカタイヤ工場の累計生産本数が5,000万本を突破

TOYO TIREの米国アメリカタイヤ製造子会社「Toyo Tire North America Manufacturing Inc.(TNA)」は、累計生産本数が5,000万本を突破したと発表した。

累計生産本数5,000万本目のタイヤは、同社が「NITTO」ブランドで販売しているライトトラック用タイヤ「RIDGE GRAPPLER」で、アグレッシブなルックスとオンロードでの静粛性を兼ね備えた性能は、高い評価を得ているタイヤである。
タイヤサイズ:35×12.50R20 LT 125Q 12PR(日本未発売品)

TNAは、2005年12月に同社グループの北米タイヤ製造拠点として操業を開始した。高度に自動化された同社独自のタイヤ製造工法「A.T.O.M.(Advanced Tire Operation Module)」によって生産された高品質なタイヤは、ライトトラック用の大口径タイヤを中心に、北米アフターマーケットのみならず、自動車メーカーの新車装着用タイヤにおいても本格的な大型ピックアップトラックやSUVに採用されている。

同社は、これまで、北米市場におけるライトトラック用タイヤの需要拡大に対応するため段階的にTNAの生産能力を増強してきた。
累計生産本数は、2016年に3,000万本、2017年には4,000万本を突破しており、TNAは、現在、第5期能力増強を進めている。
この増強によって、2019年4月には、年産120万本(乗用車用タイヤ換算)の増産設備が稼働を開始する予定。

5,000万本目のタイヤとTNAスタッフ

 

 

 

 

 

 

TNA(アメリカ合衆国:ジョージア州)

YOKOHAMA:ハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けの新次元ハイウェイテレーンタイヤ「GEOLANDAR X-CV」新発売

横浜ゴムは、SUV用タイヤブランド「GEOLANDAR」のハイウェイテレーンタイヤの新商品「GEOLANDAR X-CV」を、2019年4月1日より発売すると発表した。
発売サイズは、255/55R18 109W~275/40R22 108Wの計17サイズで、価格はオープンプライスとなる。

「GEOLANDAR X-CV」は、近年増加しているモノコック構造の中・大型輸入車に代表される、高速性能と運動性能を重視したハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けに開発した、新次元ハイウェイテレーンタイヤである。
同SUVに相応しい安全性、快適性、経済性を備えながら、急な降雪にも対応する「M+S」規格を獲得。さらに、全サイズで最高速度270km/hに対応するスピードレンジ「W」を実現しているタイヤとなっている。

安全性および、経済性では「4本ワイドストレートグルーブ」や「2-3Dコンビネーションサイプ」などを採用した専用開発の非対称パターンと、新開発の「ハイシリカ・コンパウンド」が優れたウエット制動性能と、耐摩耗性能を発揮する。
快適性では、非対称トレッドパターンに加え、高剛性・高耐久の専用構造が高速走行時の安定感を高め、ハイウェイでのアクティブな走りを生み出すとともに、快適なロングドライブを実現。また、トレッドのブロックに施した「5ピッチ・バリエーション」が耳障りなパターンノイズを抑え、静粛性の向上に貢献している。これにより、従来品「PARADA Spec-X(PA02)」に比べ、ウエット制動性能を8%、ウエット操縦安定性を3%向上したほか、ロードノイズを23%、パターンノイズを2%(騒音エネルギー低減率での比較)、転がり抵抗を3%低減した。

MICHELIN:Renault新会長に、ジャンドミニク・スナールCEOが就任予定

フランスの自動車メーカー、ルノー、前会長、カルロス・ゴーン被告(64)は、同社に対し、1月23日、、会長兼最高経営責任者(CEO)を辞任すると伝えた。
同社は、24日の取締役会で、フランスのタイヤメーカー、ミシュランのジャンドミニク・スナールCEO(65)を会長とする新経営体制を決める見通しとのこと。

MICHELIN:キャンピングカー専用タイヤ『MICHELIN AGILIS CAMPING』発売

日本ミシュランタイヤは、高荷重に対応しながら優れた耐久性と操縦安定性を発揮するキャンピングカー専用タイヤ「MICHELIN AGILIS CAMPING」を3月1日から発売する。
サイズは15インチと16インチの計5サイズ、価格はオープンとなっている。

キャンピングカーは一般的に車両総重量が重く、タイヤ使用時において高い耐久性と安定した操縦性能が求められる。同製品は、LT/C(商用車用)規格より空気圧設定を高くすることにより、高負荷での常用が可能となっている。その結果、タイヤとしての耐久性が向上し、キャンピングカー特有の走行時のふらつきを軽減、高速路はもちろん一般路においても優れた操縦安定性を確保することができる。また、キャンプ地での非舗装路など、過酷な条件下でもその高い耐久性と走破性を発揮する。

 

YOKOHAMA:メルセデスAMGのEクラス 53シリーズに新車装着

横浜ゴムは、メルセデスAMGの新型「E 53 4MATIC+ (ISG搭載モデル)」のセダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレ向け新車装着用(OE)タイヤとして、「ADVAN Sport V105」の納入を、2018年6月より開始した。
装着サイズは、フロント用に245/40ZR19 (98Y)、リア用に275/35ZR19 (100Y)および、フロント用に245/35ZR20 (95Y) 、リア用に275/30ZR20 (97Y)。
新型Eクラス 53シリーズは、2018年夏より全世界で発売され、日本では2018年9月に発表されている。

「ADVAN Sport V105」は、横浜ゴムのハイパワー・プレミアムカー向け高性能タイヤであり、高いドライビングパフォーマンスを発揮するとともに、優れた快適性や安全性を高次元でバランスさせているタイヤである。
今回新車装着されたタイヤは、メルセデスAMGと共同開発したもので、タイヤサイドには同社の承認を示す「MO」マークが刻印されている。

 

BRIDGESTONE:オランダ「Tom Tom社」のデジタルフリートソリューション事業を買収

ブリヂストンの欧州子会社ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(BSEMEA)は、2019年1月22日(欧州現地時間)に、オランダのトム トム エヌヴィー(Tom Tom)のデジタルフリートソリューション事業を運営する同社子会社、トム トム テレマティクス ビーヴィーを買収する最終契約を締結した。
買収金額は、9億1000万ユーロ(約1138億円)。
今回の買収は、規制当局の承認とその他必要な買収条件を満たした後、遅くとも2019年12月期の第2四半期中に完了する見込みとのこと。

Tom Tomは、多様な文化・法律・交通システムを有する欧州地域において、業界をリードするデジタルフリートソリューションプロバイダーである。
Tom Tomのデジタルフリートソリューション事業は、運送および、パーソナルモビリティ分野で業界をリードするデータプラットフォームを提供し、ドライバーや運行状況に関するさまざまなデータの管理・提供を通じて、ドライバーや運送業者の安全性・効率性・生産性の向上に貢献している。

同社グループは、Tom Tomのデジタルフリートソリューション事業と、同社グループがこれまで培ってきたタイヤに関する知見、グローバルサービスネットワークを融合することで、ユーザーや、社会に新たな価値を提供し、Mobility as a Service(MaaS)に象徴される次世代のモビリティ社会を支えていくとしている。また、このデジタルフリートソリューション事業がサービスを提供する、約86万台の車輌と、それら車輌から得られる車輌や、タイヤの稼働状況に関するビッグデータを活用することで、より良い商品の開発やお客様の安全で効率的なオペレーションを支えるメンテナンスサービスの品質向上につなげていくとのこと。

【BSEMEA概要】

1. 会社名:Bridgestone Europe NV/SA(ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー)
2. 所在地:ベルギー王国 ブリュッセル
3. CEO兼President:Paolo Ferrari (パオロ・フェラーリ)
4. 資本金:984,063千ユーロ
5. 資本比率:株式会社ブリヂストン 100%
6. 事業内容:欧州・ロシア・中近東・アフリカ事業の統括及び自動車タイヤの販売

【Tom Tom概要】

1. 社名:Tom Tom N.V. (トム トム エヌヴィー)
2. 所在地:オランダ王国 アムステルダム
3. CEO:Harold Goddijn (ハロルド・ゴダイン)
4. 資本金:47,064千ユーロ (2017年末時点)

TOKYO AUTO SALON 2019:タイヤ装着率 ※自社調べ

弊社で、今回開催された「TOKYO AUTO SALON 2019」のタイヤ装着率を調べた。

東・中・西・北ホールに展示されていた自動車を調べた結果、全770台で、一番多く装着されていたタイヤは「YOKOHAMA」で、21.17%。

次いで「BRIDGESTONE」14.81%。

次に「TOYO TIRES」9.09%であった。

ローダウン、インチアップは「YOKOHAMA」、「BRIDGESTONE」が多かったが、SUVや、ピックアップトラックに関しては、ほぼ「TOYO TIRES」、「BF GOODRICH」であった。

また、その他ではあるが、中国メーカーの装着も目立っていた。