ブリヂストンは、トヨタ自動車が開催した、2018年度Toyota Suppliers Conventionにて、「環境推進 優秀賞」を受賞した。
この賞は、商品ライフサイクルおよびサプライチェーン全体で環境に関する取り組みを推進したサプライヤーに授与される賞で、タイヤメーカーでは同社が唯一の受賞となった。また、原価改善分野における同社の取り組みと実績も評価され「原価改善 優秀賞」も受賞した。
タイヤのライフサイクルにおけるCO2排出量のうち、全体の約90%が車輌装着後のタイヤ使用時に、自動車の排気ガスとして排出される。同社グループは、タイヤの転がり抵抗を低減することで、車輌の燃費を向上させ、タイヤ使用時のCO2排出量の削減に貢献している。また、一般的に技術難度の高い、低温下では背反するといわれている、タイヤの転がり抵抗の低減とウエット性能の両立を図るための技術開発を推進している。今回の受賞は、これらの取り組みが、トヨタ自動車が推進する「トヨタ環境チャレンジ2050」の達成にも貢献していることを評価されたものである。