ブリヂストンは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、トヨタ自動車と共に、国際宇宙探査ミッションへ挑戦することを発表した。このミッションは、JAXAとトヨタが「人類の活動領域の拡大」と「知的財産の創出」を目的に3月に発表したものであり、同社は「有人与圧ローバ」が月面を走破するためのタイヤ研究を推進するとのこと。
同社はローバに装着する接地体について、2000年代にJAXAと共同検討を実施し、トヨタとは技術パートナーとして連携してきました。今回、このミッションの中で新たな技術課題として認識された「月面での接地」を解決するため、地球上のあらゆる路面に対する同社の知見と技術力が評価され、JAXA、トヨタとのチームの一員となった。同社は、このことを誇りに思い、国際宇宙探査という未知なる世界への挑戦に取り組んでいきたいとしている。