ブリヂストンの子会社であるブリヂストン スペシャリティ タイヤ マニュファクチャリング(タイランド)カンパニー リミテッドは、2019年10月24日、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ新工場の開所式を開催した。開所式には、BOI(タイ投資委員会)、ラヨーン県、日本大使館をはじめとする、多くの関係者が出席した。
同社グループは、タイにおいて53年にわたる事業活動で築いてきた事業基盤・ネットワークを有している。これに新工場が加わることにより、同国の経済および産業の更なる発展に貢献ができると考えている。新工場は、日本を除くアジアで、初めての建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ工場であり、グローバル供給拠点のひとつとして位置づけられる。新工場開設により、中長期的な需要の変化に柔軟に対応する生産供給体制の構築が可能となった。
開所式では、同社東正浩執行役専務が「ブリヂストングループは『最高の品質で社会に貢献』することを使命として掲げており、高品質・高付加価値のタイヤをお客様に提供することで事業を発展させ、タイ国および地域社会に貢献できるよう努めてまいります」と述べた。
1.会社名:Bridgestone Specialty Tire Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.(ブリヂストン スペシャリティ タイヤ マニュファクチャリング (タイランド) カンパニー リミテッド)
2.所在地:タイ ラヨーン県 アマタ・シティ工業団地
3.生産品目:建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ
4.代表者名:吉崎 聡
5.敷地面積:約87万m2
6.生産能力:約35トン/日