横浜ゴムの新城工場は、10月22日、経済産業省および一般財団法人日本緑化センターが実施した、2020年度緑化優良工場等表彰制度(全国みどりの工場大賞)において、「日本緑化センター会長奨励賞」を受賞した。
「全国みどりの工場大賞」は、工場緑化の一層の推進を図ることを目的として1982年に創設され、工場緑化を推進し、工場内外の環境の向上に顕著な功績があった工場や、団体および、個人に対して毎年表彰を実施しており、日本緑化センター会長表彰のほかに、経済産業省が主催する経済産業大臣表彰、各経済産業局が主催する経済産業局長表彰の3つで構成されている。
新城工場は、地域の生物多様性保全に寄与するために、苗の提供と植樹を実施するなど、工場立地の周辺環境に配慮し、総合的な緑化計画に基づいた工場緑化を推進している。また、近隣の小学生を対象に環境授業を行ない、校庭に生き物が集まり自然観察ができる森を作るための植樹活動を行なうなど地域貢献に努めているという。
横浜ゴムは、中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」において各事業の成長戦略を通じた経営基盤の強化を掲げ、CSR活動では「未来への思いやり」をスローガンに「地球環境」「地域社会」「取引先」など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた社会貢献を推進している。その一環として各事業所でも環境保全活動や地域交流活動を積極的に進めている。