ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン サウスアフリカ ピーティーワイ リミテッド(BSAF)は、同社が保有するポートエリザベス工場(PE工場)の閉鎖について、2020年8月20日から実施※していた労働組合をはじめとする関係者との協議が完了し合意に至ったことから、同工場を2020年11月15日に閉鎖することを発表した。
同社グループは中長期事業戦略の実行に向けて「コア事業」であるタイヤ・ゴム事業と「成長事業」であるソリューション事業による当社独自のビジネスモデルを構築していくとしている。タイヤ・ゴム事業においては、生産拠点の最適化を含めた経費・コスト構造改革とともに、プレミアムビジネス戦略強化等を進めて「稼ぐ力の再構築」を図っており、本件はその取り組みの一環となる。
なお、本件が当期の連結業績に与える影響は軽微とのこと。
<BSAF 概要>
1.会社名:Bridgestone South Africa (Pty) Ltd.
(ブリヂストン サウスアフリカ ピーティーワイ リミテッド)
2.所在地:南アフリカ共和国 ハウテン州 ヨハネスブルグ
3.CEO:Jacques Fourie (ジャック・フーリエ)
4.資本金:206千南アフリカランド
5.資本比率:ブリヂストングループ 87.5%
6.事業内容:自動車用タイヤの製造・販売
<PE工場 概要>
1.工場名:ポートエリザベス工場
2.所在地:南アフリカ共和国 東ケープ州 ポートエリザベス
3.生産品目:農業機械用バイアスタイヤおよび建設・鉱山車両用バイアスタイヤ
4.操業開始:1936年
5.従業員数:約250名
6.生産能力:約500本/日