DUNLOP:白河工場が「優秀将来世代応援企業賞」を受賞

住友ゴム工業の白河工場は、女性社員による独自のユニークな職場改善の取り組みなどが評価され「日本創生のための将来世代応援知事同盟」※1から「優秀将来世代応援企業賞」を受賞した。

「日本創生のための将来世代応援知事同盟」では、加盟各県(17県)から推薦された企業などの中から、子育て支援、女性や若者への支援および働き方改革に対して、独自性や先進性のある取り組みを積極的に行っている企業などを「将来世代応援企業」として表彰している。

白河工場は、従業員が、白河工場で働くことで満足を得られ、従業員の成果によって白河工場も成長することを目指し、そのような健全な関係を構築するために、ワーク・ライフ・バランスの向上、女性の活躍や働き方改革の推進に取り組んでいる。

■白河工場の働き方改革に関する主な取り組み
1.女性チーム「きらり★S-Girls」※2
女性社員による職場間を越えた活動を通じて、働きやすい職場づくりを推進。女性目線での4S・業務改善、女性案内者による工場見学会、ハラスメント研修・勉強会の企画・開催、社内外施設での季節の飾りを通じた交流などを実施。
2.働き方改革プロジェクトチーム「4NO宣言」
4つの「NO」を掲げることで、オンオフのメリハリをつけ、ワーク・ライフ・バランスを推進。
・「NO!会議」 毎週水曜日は会議禁止
・「NO!残業」 毎週水曜日は残業禁止
・「NO!メール」 毎日17時~翌8時まではメール禁止
・「NO!7時前出社」 午前7時前の出社は禁止

■同社、面川寿彦白河工場長の受賞コメント
大変名誉な賞を賜り、誠に光栄です。日頃の従業員の取り組みを評価いただき、感謝いたします。今回の受賞を通過点と捉え、私たちはこれからも活動を推進し、魅力ある会社、やりがいのある仕事を目指し、働き方改革をリードする企業を目指していきます。

同社は、全事業所において、多様な人、価値観や働き方を認め尊重し、従業員一人ひとりが輝ける風土をつくるとともに、働き方改革を推進し、働きやすい職場環境づくりを進めていくとしている。

【白河工場概要】
所在地:福島県白河市双石広久保1番地
生産品目:自動車用タイヤ
操業開始:1974年

※1地方への人の流れをつくり、東京一極集中型社会を変え、人口減少社会に立ち向かう トップランナーを目指す知事が同盟し、地方創生のため行動することをコンセプトに結成された組織。17県が加盟(岩手県、宮城県、福島県、茨城県、福井県、山梨県、長野県、三重県、滋賀県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、高知県、宮崎県)。
※2白河工場女性社員の活動チーム名。「きらり★」は、きらりと輝く女性、「S-Girls」の「S」は、Shirakawa、Smile、Sun、Shineを表しており、チーム名は女性社員の応募。投票で決められた。

<参考>
■日本創生のための将来世代応援知事同盟「将来世代応援企業表彰」
https://www.nihonsousei.jp/activity/summit/summit2021/