TOYO TIRES:ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦

TOYO TIREは、2021年6月3日から6日にかけて、ドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」(正式名称:49th ADAC TOTAL 24h-Rennen)に参戦することを発表した。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースは、世界で最も過酷な耐久レースのひとつと言われており、本レースが開催されるニュルブルクリンクは、ラインラント=プファルツ州(ドイツ)のニュルブルクに位置する全長約25kmのサーキットコースである。
GPコースと呼ばれる通常コースと、300mの高低差に加えて170ヵ所を超える変化に富んだコーナーが出現する北コース(ノルドシュライフェ)がある。20kmほど続く北コースは、山間部特有の急な天候変化に見舞われやすく、このコースを24時間走る、このレースには、その過酷さから、自動車や、タイヤの総合的な性能を追求する場として多くのメーカーが参戦している。
同社は、昨年パートナーシップ契約を締結した、株式会社NOVEL※1(本社:岐阜県岐阜市、社長:渡邊卓、以下、NOVEL Racing)とともに、今年も、このレースへ参戦する。
昨年に続き、同社とRing Racing※2が投入する、TOYOTA Supra GT4とLEXUS RC F向けにタイヤを開発、供給し、その挑戦へのサポートを通して、TOYO TIRESブランドの訴求を図るとしている。

※1:株式会社NOVEL:LEXUS「F」モデル用に高機能パーツを開発、販売する、LEXUS専門チューナー。2016年より本レースに参戦し、2018年には、参戦車両2台ともクラス2位、3位に入賞する快挙を達成。
※2:Ring Racing:ニュルブルクリンクのそばで、10年以上にわたってレーシングカーの製作を手がけるカーチューナー。

このレースの前哨戦にあたる、本年の「ニュルブルクリンク耐久シリーズ」において、同社がサポートする、TOYOTA Supra GT4が第2戦でクラス2位に、LEXUS RC Fが第3戦でクラス1位に入賞するなど、幸先の良い成績を獲得して本戦に臨むとのこと。

LEXUS RC F
TOYOTA Supra GT4