YOKOHAMA:「YOKOHAMAまごころ基金」がマレーシアの「ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクト」を支援

横浜ゴムの従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」は、2022年8月、特定非営利活動法人「ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクト」へ活動支援金を寄付した。横浜ゴムは、マッチングギフトとして、支援金と同額を寄付し、支援合計金額は、約45万円となる。

「ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクト」では、マレーシア・サラワク州にあるボルネオ島北西部の熱帯雨林において過度な開発から森林を守り、緑化を推進するため、サラワク州森林局並びに先住民族の理解と協力を得ながら植林活動を続けている。また、近年は植林事業を安定させ、森林の保全・育成を図るために、先住民族の生活基盤を従来の焼畑農業依存から植林事業への参加報酬や植林樹木からの換金作物(樹脂、果実)、コーヒー生産者組合の構築などへ転換していくための支援も続けている。

同社は、ESG経営における環境課題の3本柱のひとつに「自然との共生」を掲げており、独自に策定した「持続可能な天然ゴムの調達方針」に基づいたタイ・スラタニの天然ゴム農園でのアグロフォレストリー推進活動や「YOKOHAMA千年の杜」の植樹活動、生物多様性保全活動に取り組んでいる。
「ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクト」の活動は「自然との共生」との親和性が高く、同社のマレーシアタイヤ販売会社、Yokohama Tyre Sales Malaysia Sdn. Bhd.のある地域で活動している事から、今回の支援に至ったという。今回の支援金は、2ヘクタール分の植林に使用されるとの事。