ブリヂストンは、株式会社クボタが、6月14日に発表した大型農業トラクター「M7」のM7-172(170馬力)モデルの新車装着用タイヤとして、大型農業トラクター用ラジアルタイヤ「VT-TRACTOR」を納入すると発表した。
新型「M7」は、農業の担い手による営農規模の拡大が進んでいる中で、短時間で重作業を効率よく、かつ容易な操作で行いたい、というユーザーニーズに応える国内メーカー最大クラスのトラクターである。
今回納入される「VT-TRACTOR」は、高耐荷重に対応したVFタイヤ準拠品となっている。
より低い空気圧でご使用することも可能となり、タイヤが柔軟にたわむことで、地面と接する面積が増加し、けん引力の向上や乗心地の改善、さらには大切な田畑の土壌の踏み固め抑制に貢献するタイヤで、「M7」の「重作業を効率よく」という狙いを最大限に引き出す上で重要な役割を果たしているという。
同社は、農業機械分野において市場特性や、ユーザーニーズに合わせて、タイヤやゴムクローラ等の最適な商品を提案し、また、グローバルで培った技術力や独自のノウハウを活用して新商品や新サービスの開発に努め、進化し続ける農業機械の性能を最大限に引き出すことに貢献、農業に従事しているユーザー一人ひとりにご満足してもらうことを目指しているとのこと。