YOKOHAMA:2022年度入社式を挙行

日程:2021年4月1日(金)11:15~12:00
場所:横浜ゴム株式会社本社(港区新橋5-36-11)
本年度本社採用:31名(全社101名)
出席役員:山石昌孝代表取締役社長、石光真吾執行役員人事部長

【2022年度入社式 山石社長 挨拶】

2022年度新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。皆さんを心より歓迎いたします。

当社は、昨年2021年度決算は、売上高、事業利益ともに過去最高を記録することができました。しかしながら、足元ではロシアのウクライナ侵攻やコロナウイルスも収まり切らず、予断を許さない状況です。また、「自動車業界」は、自動車のEV化、自動運転、カーシェアリング、IoT化といった「100年に一度の変革期」となっています。当社は2017年に創立100周年を迎えましたが、次の100年も勝ち残っていくためには、この変革期を乗り越え、さらなる成長をする必要があります。
そうした経営環境の中、2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023」では、既存事業における強みを深めていく「深化」と大変革時代のニーズに応えて新しい価値を探し出す「探索」を同時に推進し、次世代の成長に向けた「変革」を目指しています。

私が仕事をする上で重要と考えていることを2つお話しします。1つ目は「安全とコンプライアンス」です。我々は製造業であり、安全を最優先事項としています。社員全員が安心して仕事に取り組めるよう、会社として徹底的に安全な設備の導入や改修、ルール整備を進めております。新人研修で、工場の安全対策をしっかりと見て、学んできてください。また危険を危険だと感じ取れるよう、日頃から安全を意識した行動を心掛けて下さい。
企業が事業運営をする上で、コンプライアンスの遵守も非常に重要です。コンプライアンス違反は、個人の問題だけでなく、会社全体の問題として扱われます。横浜ゴムの社員として責任のある行動をお願いします。

2つ目は、「常に自分事として考える」ということです。自分事として考えるというのは、この仕事の目的や全体を理解した上で、真摯に取り組むことです。これからの100年は時代と共に変化する課題の連続です。自分事として、本質を捉えた仕事をすることで、「課題がより深掘り」され変化にも対応することが出来ます。また「皆さん自身の学び」も大切です。会社における学びとは、「成果につながる」ことが重要です。深い知識を持ち、課題に執着してやり切る「プロの人材」を目指してください。

これからの長い社会人人生において、時には困難を感じる場面があると思いますが、皆さんそれぞれの才能を活かして、困難に立ち向かっていく姿勢に期待しています。皆さんと共に先輩方から引き継いだ歴史ある横浜ゴムを、より良いカタチで皆さんの後輩に繋いでいけるよう共に頑張っていきましょう。