住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパは、6月3~6日にドイツで開催される世界最大級のツーリングカーレース『ニュルブルクリンク24時間レース(正式名称:49th ADAC TOTAL 24h-Rennen)』に、FALKENモータースポーツチームとして参戦することを発表した。
Porscheでのレース参戦10周年となる2021年は、昨年に引き続き「Porsche 911 GT3R」2台体制で総合優勝を目指す。また、本年もオフィシャルスポンサーとしてFALKENブランドで同レースに協賛し、多くのファンに感動を届けるとしている。
同社グループは、1999年以来、世界一過酷なレースとも言われる『ニュルブルクリンク24時間レース』に、FALKEN モータースポーツチームとして参戦を続けてきた。昨年は、霧や一時中断するほどの豪雨にも見舞われる厳しい環境と過酷なコースとが重なり完走すること自体が難しいレースであったが、FALKENタイヤの信頼できる性能を軸にチームが一丸となってレースに挑み、同チームの2台は総合10位と11位で、ともに完走を果たした。
本年は、同コースで5月1日に開催された『ニュルブルクリンク耐久シリーズ』の第3戦で総合3位、5月8~9日に開催された『ニュルブルクリンク24時間レース』の予選レースでも総合6位と多くの強豪チームが参戦する中で好成績を残している。これらのレースで収集したデータを基に最終調整を行い、万全な体制で『ニュルブルクリンク24時間レース』に臨むとしている。