ブリヂストンは、10月10日、東京大学柏キャンパスで、東京大学大学院の新領域創成科学研究科藤本研究室、日本精工、ローム、東洋電機製造と共同で開発した「第3世代走行中ワイヤレス給電インホイールモータ」を発表した。
このインホイールモータは、電気自動車に必要な受電から駆動までのすべての機能をタイヤの内側に内蔵しており、これは世界初だという。交差点や高速道路などに送電設備を設置することで、走行中給電ができ、自宅などの駐車場で充電が必要なくなる。
10月号:月刊タイヤ創刊50周年特別企画 住友ゴム工業株式会社 山本悟代表取締役社長インタビュー
現在、自動車業界は100年に一度の変革期を迎えたといわれている。タイヤ業界でも、その変革に合わせ、さまざまな施策や商品、サービスを創出している。
そんな中、住友ゴム工業は、2017年10月に技術開発コンセプト「SMART TYRE CONCEPT」を発表し、タイヤセンシング技術「SENSING CORE」や「アクティブトレッド」、エアレスタイヤ「GYROBLADE」などの開発を進めている。
また、グッドイヤーとのアライアンス解消で、欧米ビジネスの自由度が高まった。
そこで、月刊タイヤ50周年特別企画として、本年3月、新たに社長に就任した、山本悟代表取締役社長に、経営に対しての考え方や、各市場の戦略、今後の展望などについて話を伺った。