YOKOHAMA:ADVANレーシングタイヤ装着車が、米国の過酷なヒルクライムレース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」で総合優勝

横浜ゴムのADVANレーシングタイヤ装着車が、2020年8月30日、米国・コロラド州で開催された「第98回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」にて、総合優勝した。総合優勝したのは、オープンホイール部門に出場した、Clint Vahsholtz選手が駆る「2013 Ford Open」で、9分35秒490を記録し、同部門のコースレコードも更新した。装着タイヤは「ADVAN A005」。
今回、Clint Vahsholtz選手は、29回目の出場で、初の総合優勝を飾った。Clint Vahsholtz選手は「ADVAN A005」について「ADVAN A005は刻々と変化する山のコンディションの中で、攻めのレースを展開する自信を与えてくれた。2021年に2連覇を目指すときもヨコハマタイヤを履くだろう」とコメントした。ADVANレーシングタイヤ装着車は、そのほかにも、アンリミテッド部門で2位、オープンホイール部門で3位、パイクスピークオープン部門で3位を獲得した。また「ポルシェ ケイマン GT4 クラブスポーツ」により競われる「ポルシェ パイクスピークトロフィー by YOKOHAMA」に、ストリートスポーツタイヤ「ADVAN A052」をワンメイク供給し、レース全体の振興に貢献した。

「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は1916年から開催されている伝統あるヒルクライムレースです。別名「雲へ向かうレース」と呼ばれ、標高2,862mのスタート地点から標高4,300m にあるゴールまでの約20kmのコースにて競われる。これまでヨコハマタイヤ装着車は、電気自動車でも参戦しており、2010年から3年連続で電気自動車の最高タイムを記録し、クラス優勝を果たしている。