住友ゴム工業は、水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する「水素バリューチェーン推進協議会」に参画することを発表した。
同協議会は、サプライチェーン全体を俯瞰し、業界横断的かつオープンな組織として、社会実装プロジェクトの実現を通じ、水素社会の早期構築を目的に設立された団体である。
同社は、2050年までにタイヤ製造工程のCO2排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)を目指しており、その取り組みのひとつとして、次世代エネルギーとして期待されている水素エネルギーの活用を、国内の主力タイヤ工場での検討を開始した。そのため、企業や団体との情報交換、および、水素社会構築への課題解決に向けて積極的に参加すべく、同協議会へ加入する意思を伝え、2021年2月12日付で、加入承認を得た。
同社は、今後、水素バリューチェーン推進協議会の会員として、様々なステークホルダーと連携し、水素社会の拡充に向けて取り組むとしている。
★「水素バリューチェーン推進協議会」の概要★
◆名 称:水素バリューチェーン推進協議会(英語名:Japan Hydrogen Association、略称:JH2A)
◆目 的:サプライチェーン全体を俯瞰し、業界横断的かつオープンな組織として、社会実装プロジェクトの実現を通じ、水素社会の早期構築
◆設立日:2020年12月7日
◆理事会員:岩谷産業株式会社、ENEOS株式会社、川﨑重工業株式会社、関西電力株式会社、株式会社神戸製鋼所、株式会社東芝、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、三井物産株式会社
◆会 員:88社(2020年12月7日時点)