近年、サマータイヤ、スタッドレスタイヤとは別に、もうひとつタイヤのカテゴリーが頭角を現してきている。それは「オールシーズンタイヤ」である。
欧米では、とてもポピュラーなカテゴリーでもある「オールシーズンタイヤ」だが、今後日本国内での需要は伸びるのか。また、新たなカテゴリーとして確立されていくのか。
今回は、2019年 8 月にオールシーズンタイヤ「CELSIUS」を日本国内で展開している、TOYO TIRE 株式会社より、商品企画本部 グローバルマーケティング部 リ ーダー 瀧俊幸氏、商品開発本部 RE タイヤ開発部 リーダー 谷口二朗氏に、この商品の優位性、今後の国内展開などについて、はなしを伺った。
8月号:TOYO TIRE、スタッドレスタイヤ新商品とオールシーズンタイヤの試乗会を開催 冬季路面で、その性能を体感
TOYO TIREは、7月14日に発表した、乗用車用スタッドレスタイヤ新商品『OBSERVE GIZ2』、7月21日に発表した、ライトトラック用スタッドレスタイヤ新商品『DELVEX M935』の試走会を、発売に先立ち、2020年2月21日、北海道佐呂間の同社、冬季タイヤテストコースで行なった。また、試乗会では、同社が2019年8月に発売した、SUV向けオールシーズンタイヤ『CELSIUS』の体感試乗も行なった。
試乗会には、同社から、清水隆史代表取締役社長、光畑達雄取締役執行役員販売統括部門管掌、守屋学執行役員技術統括部門管掌、水谷保技術本部長 商品開発本部長、宇田潤一商品企画本部長、山邊憲一トーヨータイヤジャパン代表取締役社長が参加した。
本誌では、モータージャーナリストの斎藤聡氏にステアリングを握ってもらい、その性能を確かめた。
7月号:主要メーカー、夏タイヤラインナップを掲載
6月号:ランクセス・2019年度事業活動に関する説明会を開催
ランクセスは、4 月15日、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、ビデオ会議形式で、2019年度事業活動説明ならびに、2020年度事業活動計画に関する説明会を開催した。
説明は、2020年1 月、ランクセス日本法人社長に就任した、張谷廷河(はりがい・たいが)代表取締役社長が行なった。
張谷社長の出身は韓国で、高校から大学卒業までは中国に在住し、国際関係学を専攻。その後。アジアに精通する人材を目指し、アメリカへ留学後、日本の大学院に進学し、国際関係学を専攻した。大学院卒業後、日本の化学企業に就職し、経理、業務、営業に携わり、ランクセスに就職。同社で営業、マーケティングに携わる。2019年3 月まで、約2 年半ドイツの駐在を経て日本法人代表取締役に就
任した。
5月号:日本国内における、オールシーズンタイヤの現状とこれから― #3【YOKOHAMA】
4月号:日本国内における、オールシーズンタイヤの現状とこれから― #2【DUNLOP】
3月号:日本国内におけるオールシーズンタイヤの現状とこれからー #1【GOODYEAR】
TOKYO AUTO SALON 2020:3日間で過去最多の33万6060人が来場(2月号掲載予定)
1月号:自動車アフターマーケットの国際見本市SEMA SHOW 2019が開催
2019年11月5日から、8日までの4日間、アメリカ合衆国、ネバダ州ラスベガスの、ラスベガスコンベンションセンターで「SEMA SHOW 2019」が開催された。
「SEMA SHOW」とは、同国カリフォルニア州ダイヤモンドバーに本部を置く「SEMA=Specialty Equipment Market Association」が、毎年10月下旬から11月初旬に開催する、自動車アフターマーケットの国際見本市で、世界各国から、カーディーラー、部品のバイヤーなどが、10万人近く集まる、世界トップクラスの国際見本市である。
グローバルタイヤメーカーも、こぞってこの「SEMA SHOW」に出店していたのだが、今回はその様に変化があったように感じた。
今回で53回目を迎えた「SEMA SHOW」には、日本からは、TOYO TIRE、横浜ゴムが、それぞれブースを出展していた。