ブリヂストンは、2018年12月13日、同社グローバル研修センターで、代表執行役移動に関する緊急会見を行なった。
会見には、津谷正明取締役代表執行役CEO兼取締役会長、西海和久取締役代表執行役COO、江藤彰洋執行役副社長CFO・財務担当、石橋秀一執行副社長、Christine Karbowiak(クリスティーン・カーボウィアック)常務執行役員が出席した。
※役職は、会見当日、2018年12月13日現在

2003年、北米に投入して、瞬く間にその性能とデザインが評価され、ヒット商品となった東洋ゴム工業のタイトトラック用タイヤ(LTR)「OPEN COUNTRY」。
同社は、この「OPEN COUNTRY」を2018年、日本国内に本格導入をし、積極的なプロモーションを行なっている。
そこで、今回は、「OPEN COUNTRY」の性能はもちろん、魅力、開発に関して、同社の、新開明彦技術第一本部REタイヤ開発部部長と、吉川誠技術第一本部REタイヤ開発部商品開発グループ担当リーダーに聞いてきた。
さらに、この「OPEN COUNTRY」を装着し、「第23回 アジアクロスカントリーラリー(AXCR、総称:アジアンラリー)2018」で見事に優勝を飾った、Natthaphon Angritthanon(ナタポン)選手にも会うことができ、「OPEN COUNTRY」の強さについて聞くことができた。
日本ミシュランタイヤは、2018年4月に、アメリカ、カナダで、2012年から販売を開始している、スキッドステアローダー専用エアレスタイヤ『MICHELIN X TWEEL SSL』を、2019年日本に導入することを発表した。
タイヤの次なる技術ともいわれている、エアレスタイヤだが、世界トップ技術を誇るミシュランが、どういった技術を駆使して『MICHELIN X TWEEL SSL』を作り出し、どういった戦略で販売をしていくのかを、同社、田中禎浩B2Bタイヤ事業部マーケティング部マーケティングディレクターと、廣石譲治B2Bタイヤ事業部(建設機械・農業機械)マーケティング部テクニカルマネージャーに伺った。
【スキッドステアローダーとは】
左右のタイヤの回転差により、狭い空間での小旋回を可能にした作業機械である。狭い場所で小回りが利くため、幅広い現場作業が可能で、アタッチメントを付け替えればさまざまな用途に対応できる。海外では道路工事、除雪、農業、あらゆる現場で活用されているが、日本国内では、主に酪農畜産、農業の現場で使用されている。
ドイツのタイヤメーカーで、グローバルランキングでも4位に入る、コンチネンタルタイヤは、1871年、ドイツのハノーバーで創業され、日本においては、1974年7月、ヤナセが補修用タイヤ(リプレイス)の輸入元となり、日本におけるビジネスをスタートした。
また、2002年4月には、横浜ゴムと、新車用タイヤ事業(OE)で提携を結び、合弁会社ヨコハマコンチネンタルタイヤを設立した。それに伴い、リプレイス市場においても、横浜ゴムがコンチネンタルタイヤの総輸入元になりビジネスを展開してきた経緯がある。
この、コンチネンタルタイヤが、ブランド力、顧客サービスを向上すべく、2014年8月、日本法人「コンチネンタルタイヤ・ジャパン」を設立した。
その「コンチネンタルタイヤ・ジャパン」で、2017年5月から、代表取締役社長に就任した、グレゴリー・メイ社長に、コンチネンタルタイヤが日本においてどのような戦略を打って出るのかを聞いてきた。