TOYO TIRES:SCOREシリーズ初戦「SCORE San Felipe 250」で同社「OPEN COUNTRY」装着車両がクラス優勝

TOYO TIREは、米国タイヤ販売子会社「Toyo Tire U.S.A. Corp.」とともに、本年3月30日から4月3日にかけて、メキシコ・バハカリフォルニア州で開催されたオフロードレース「第35回 SCORE※ San Felipe 250」において、同社製タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給、サポートした「Christopher Polvoorde」選手がクラス優勝したほか、「Bryce Menzies」選手が総合2位、「Mike Walser」選手が総合3位と、上位入賞を果たした。
※SCORE:Southern California Off Road Enthusiasts

「SCORE San Felipe 250」は、オフロードレース「SCORE World Desert Championship」(全4戦)における年間シリーズの初戦である。このレースでは、砂漠や岩場を高速で駆け抜けてタイムを競うため、悪路における対外傷性やトラクション性能を備えたタイヤが必要となる。今回のレースでも、「OPEN COUNTRY M/T-R」は、優れたパフォーマンスを発揮し、選手たちの走りをサポート。
トロフィー・トラック・スペックと呼ばれるクラスに出場した「Christopher Polvoorde」選手は、4時間53分のタイムを記録し、2位に10分以上の差をつけてクラス優勝を飾った。
トップカテゴリーであるスコア・トロフィー・トラッククラスに出場した「Bryce Menzies」選手は、総合2位、同じく「Mike Walser」選手が総合3位と、同社サポート選手勢が総合上位入賞を果たし、幸先の良い、2022年SCOREシリーズの幕開けとなった。

クラス優勝した「Christopher Polvoorde」選手は「状況の変化が激しい一日でしたが、最後は良い状態でゴールすることができました。このレースはまさに耐久力を試されるもので、今日走ってきたコースは、私が今まで見たなかで最も荒れた過酷な砂漠のコンディションだと感じました。最終的に、今日一番アクシデントに見舞われなかったのが私たちだったと思います。トロフィー・トラック・スペックで完走することができて、サポートしてくれたチームメンバーを大変誇りに思います。」と、レースを振り返りコメントしている。

YOKOHAMA:2022年度入社式を挙行

日程:2021年4月1日(金)11:15~12:00
場所:横浜ゴム株式会社本社(港区新橋5-36-11)
本年度本社採用:31名(全社101名)
出席役員:山石昌孝代表取締役社長、石光真吾執行役員人事部長

【2022年度入社式 山石社長 挨拶】

2022年度新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。皆さんを心より歓迎いたします。

当社は、昨年2021年度決算は、売上高、事業利益ともに過去最高を記録することができました。しかしながら、足元ではロシアのウクライナ侵攻やコロナウイルスも収まり切らず、予断を許さない状況です。また、「自動車業界」は、自動車のEV化、自動運転、カーシェアリング、IoT化といった「100年に一度の変革期」となっています。当社は2017年に創立100周年を迎えましたが、次の100年も勝ち残っていくためには、この変革期を乗り越え、さらなる成長をする必要があります。
そうした経営環境の中、2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023」では、既存事業における強みを深めていく「深化」と大変革時代のニーズに応えて新しい価値を探し出す「探索」を同時に推進し、次世代の成長に向けた「変革」を目指しています。

私が仕事をする上で重要と考えていることを2つお話しします。1つ目は「安全とコンプライアンス」です。我々は製造業であり、安全を最優先事項としています。社員全員が安心して仕事に取り組めるよう、会社として徹底的に安全な設備の導入や改修、ルール整備を進めております。新人研修で、工場の安全対策をしっかりと見て、学んできてください。また危険を危険だと感じ取れるよう、日頃から安全を意識した行動を心掛けて下さい。
企業が事業運営をする上で、コンプライアンスの遵守も非常に重要です。コンプライアンス違反は、個人の問題だけでなく、会社全体の問題として扱われます。横浜ゴムの社員として責任のある行動をお願いします。

2つ目は、「常に自分事として考える」ということです。自分事として考えるというのは、この仕事の目的や全体を理解した上で、真摯に取り組むことです。これからの100年は時代と共に変化する課題の連続です。自分事として、本質を捉えた仕事をすることで、「課題がより深掘り」され変化にも対応することが出来ます。また「皆さん自身の学び」も大切です。会社における学びとは、「成果につながる」ことが重要です。深い知識を持ち、課題に執着してやり切る「プロの人材」を目指してください。

これからの長い社会人人生において、時には困難を感じる場面があると思いますが、皆さんそれぞれの才能を活かして、困難に立ち向かっていく姿勢に期待しています。皆さんと共に先輩方から引き継いだ歴史ある横浜ゴムを、より良いカタチで皆さんの後輩に繋いでいけるよう共に頑張っていきましょう。

TOYO TIRES:2022年度、入社式を挙行

TOYO TIREは、4月1日、2022年度入社式を執り行ない、同社清水隆史代表取締役社長が訓示を行った。

【清水社長訓示(要約)】

ご入社、誠におめでとうございます。
自動車産業界で大きな変化のうねりが始まるなか、コロナ禍のパンデミックが起こる一方で地政学リスクも国際社会に大きな余波を与えています。何が起こるかわからない、不透明な時代環境のもとで、当社は知恵を出し合い、お客様の求める商品を生産、販売し、事業経営を守る努力を続けてきました。
昨年発表した中期経営計画「中計’21」においては、グローバルに全機能連携を通じ、「変化へ迅速・柔軟に適応する力」を強化することを謳っています。変化への適応は、この時代の共通課題ですが、当社では各機能組織が連携して、変化に対し迅速かつ柔軟に適応する力を磨き上げ、未来をつかんでいこうとしています。顧客に寄り添い、差別化された技術により魅力ある高付加価値商品を開発し、喜ばれる商品を作り、届けるために、技術、生産、販売のギアが強力に噛み合うビジネスモデルを構築し、より存在感のある会社をめざしています。皆さんには、社会からの期待に対して、真摯な気概をしっかり胸に携え、これから当社での社会人人生の一歩一歩を大切に歩んでいただきたいと思います。

本日より、TOYO TIREグループの一員として、新たな挑戦を始める皆さんにお願いしたいことを3点、お伝えします。

1つ目は、「新しい挑戦を恐れない」、そして「そのために原理原則をしっかり学ぶ」ということです。
皆さんは時代の新しい動きに対し、順応する感度がもっとも優れている世代です。変化の激しい、曖昧で不確実な時代のなかでしっかり光をつかみ取って生きていくには、しなやかな柔軟性が必要です。スピード感をもって変化に対応していくために、物怖じせず、新しいチャレンジを起こしていただきたいと思います。しかし、戦略も哲学もないまま、やみくもに新しいことばかりを追いかけては消耗し、逆に破綻に行き着くだけです。新しい挑戦の肥やしを蓄えるために、まずは物事の原理原則、正しい仕事の仕方を身に着け、新たな挑戦の力となるために自分の足元をしっかり固めていただきたいと思います。

2つ目は、「お客様に誠実に、そして期待を超える」ということです。社会の一員として、組織の一員として、そして何より人としてもっとも重要なことは、「正しく誠実である」ことだと思います。一心に正しく仕事をし、お客様に喜ばれる本物をお届けすることは、製造業としてごく当たり前のことであり、当社の使命です。そのためには、一人ひとりが「正しく誠実である」ことが大前提です。常にお客様、自分以外の関係する人に喜んでいただき、その期待を超えていくにはどうすべきかを意識して、行動していただきたいと思います。

3つ目は、「主体性を持ち、連携を大切にする」ということです。会社は異なる立場・知識・経験を持つ人たちの集まりです。事業経営は、そうした人たちのチームプレーであり、その総和によって、結果が生まれてきます。お互いを尊重しながら、互いの個性を発揮し合うことで化学変化が起こり、協調し合うことでシナジーが生み出されます。自ら意欲をもって主体的に関わっていくという行動が会社を変えていく源泉です。臆することなく、ぜひそういう姿勢を持っていただきたいと思います。

この3点は、皆さんの先輩方にも入社時に伝えたものです。それぞれ、働くうえで意識していただきたい普遍的なものであり、どんな時も心に留め置いてほしいと思います。

最後に激励のメッセージを贈ります。将来を見立てることが難しい時代環境のもとでは、すべてを新しく、大きく、拡大するのではなく、自分たちのリソースをフル活用して持てる力を最大化し、「質的な変革による成長」をめざすことが大切だと考えています。一人ひとり持ち場立場が異なり、異なる能力、役割が期待されていくことになります。多種多様な能力の連携から新しい価値が生まれます。また、絶え間ない変革への挑戦が個々にも求められます。研鑽と挑戦、そして、他との協調、連携を意識していただきたいと思います。
TOYO TIREは、事業を通じ、モビリティ社会を支え、豊かにしていくことに喜びと誇り、使命感をもって仕事に臨んでいる会社です。皆さん一人ひとりが喜びと誇り、使命感を携え、自身の胸の内にある情熱を呼び醒まし、挑戦を続けてください。

 

DUNLOP:2022年度、入社式を挙行

住友ゴム工業は、4月1日、新入社員(事務系、技術系)58名の2022年度入社式を開催した。
昨年と同様に、今年も新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、対面方式で式典を行った。

日  時:4月1日(金) 9:00~10:00
場  所:住友ゴム工業(株)本社(神戸市中央区脇浜町3-6-9)
出席役員:山本悟代表取締役社長 、井川潔執行役員人事総務本部長 兼 人事部長

【山本社長の挨拶(要旨)】

【住友ゴムの一員として大切にしてほしいこと】
住友ゴムの企業理念「Our Philosophy」は、世界中の住友ゴムで働く全員が、同じ方向にむかって進んでいくために持つべき共通の指針で、軸となる我々の存在意義・Purposeは「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる」です。一人ひとりが力を発揮し、人、社会、未来を支える「最高の安心とヨロコビ」を世の中へ提供することが住友ゴムの存在意義です。
コロナ禍では人々の生活に大きな変化があり、現在のロシアによるウクライナ侵攻は、事業活動にも大きな影響を及ぼしています。予期せぬことが起こり、変化の激しい環境の中だからこそ、「ブレない共通の指針」として、「Our Philosophy」を大切にして、変化に対応できるよう変わっていかなければなりません。自らが新しいことに挑戦し、イノベーションを起こしていこうという想いを大切にしてほしいと思います。

【社会人として大切にしてほしいこと】
「素直であること」は、社会人として大切な心構えのキーワードです。何事もまずは「素直な気持ち」で受け止めてみる姿勢が大事です。誰の意見もまずは素直に聞き、良いと感じたことは素直に取り入れていく。これを繰り返すことで、自分の至らない点が補強され、実力が蓄えられていきます。素直な心でいると、その人の周囲には同じような心を持った人が自然と集まり、協力者を得て物事がうまく運んでいきます。素直な気持ちを持って、誠実であることは強いベースとなります。
次に大切にしてほしいことは「一歩踏み出す勇気を持つこと」です。「自分を変える」「自分を変化させる」のは勇気がいることです。気恥ずかしさもあり、きっかけが無いとなかなか踏み出せないものですが、一歩踏み出す勇気をもって、積極的にチャレンジしてもらいたいと強く思います。

皆さんは社会人としては1年生ですので真っ白な状態です。自分の気持ち次第、やる気次第で、どんなことでも吸収可能です。皆さんの若いエネルギー、無限大の可能性、チャレンジ精神に大いに期待しています。

TOYO TIRES:ニュルブルクリンク24時間耐久レースおよびNLS耐久シリーズに参戦

TOYO TIREは、2022年5月26日から29日にかけて、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」(正式名称:50th ADAC TOTAL 24h-Rennen)、および、2022年3月26日に同サーキットで開幕する「NLS耐久シリーズ」(正式名称:Nürburgring Langstrecken Serie)に参戦する事を発表した。

同社が欧州でのレース活動の中心として取り組む「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」は、世界でも過酷な耐久レースとして知られている。このレースが開催されるニュルブルクリンクは、ラインラント=プファルツ州(ドイツ)のニュルブルクに位置する全長約25kmのサーキットである。GPコースと呼ばれる、約5kmの通常サーキットと、ノルドシュライフェ(北コース)と呼ばれる、約20kmのサーキットで構成され、特に北コースは、約300mの高低差があり、170ヵ所を超えるコーナーや外側の傾斜面を高くしたヘアピンカーブが待ち受けている。山間部特有の急な天候変化に見舞われやすく、このコースを24時間走る本レースには、自動車やタイヤの総合的な性能を追求する場として多くのメーカーが参戦している。このレースに向け、同サーキットで行なわれる「NLS耐久シリーズ」※にも出走する予定とのこと。
※NLS耐久シリーズ:ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦するドライバーが、コース慣れや実戦テストのために参戦するシリーズ。

今年から同社は参戦体制を刷新し、ニュルブルクリンク近郊で10年以上に渡りレース活動及び車両製作を手がけるレースチーム「Ring Racing」とパートナーシップ契約を結んだ。同社が投入する「TOYOTA GR Supra GT4」向けにレースタイヤを開発、供給し、TOYO TIRESブランドの訴求を図るとしている。

BRIDGESTONE:ロシアにおける生産および、ロシア向けタイヤ輸出停止と、ウクライナ人道支援を決定

ブリヂストンは、ウクライナにおける現状を憂慮しており、人々が安心して生活できる平和な社会が一刻も早く取り戻されることを願っている。同社は、従業員とその家族を含む関係者の安心と安全を最優先に、グループ内で密接に連携して状況を注視し、新たに制定した「Bridgestone EB Commitment」を軸として、対応を検討、実施してきた。
同社は、最新の情勢を踏まえつつ、事態を慎重かつ総合的に熟慮した結果、ロシアにおける生産および、ロシア向けタイヤ輸出停止を決定した。

●生産:ロシア乗用車用タイヤ工場(ウリアノフスク)の稼働停止および新規設備投入を凍結
3月14日に稼働停止を決定、現地従業員対応を実施
3月18日に稼働停止

●タイヤ輸出:ロシア向けタイヤ輸出を停止
3月14日付けにて停止

なお、同社における同社生産拠点は上記1工場のみであり、同社グループ全体における、ロシア事業の売り上げ収益は、約2%である。また、同社のロシア駐在員とその家族、計10名については、既に帰国を決定し、実施している。

同社は、ウクライナへの人道支援のため、総額250万ユーロ(約3億2000万円)の寄付を、UNHCR(国際難民高等弁務官事務所)へ行うと発表した。また、各地域グループ会社より、欧州にて、100万ユーロ、米州、アジアより、各25万ドルの寄付を、国際赤十字などに予定しており、同社グループ全体で、総額、約5億円の寄付を実施する。欧州グループ会社においては、従業員がボランティア活動に参加し、避難してきたウクライナ市民の受け入れ支援や、食料、医薬k品などの物資支援を行っているとの事。

YOKOHAMA:2022年モータースポーツ活動計画を発表

横浜ゴムは、2022年のモータースポーツ活動計画を発表した。同社は、中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」のタイヤ消費財戦略において、高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」、「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げている。その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「ADVAN」、「GEOLANDAR」ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦する。また、サステナブルな社会実現に向けた活動の一環として、再生可能原料やリサイクル原料を用いたタイヤの開発を極限のテストの場であるレースにおいてスタートするという。

★GT・ツーリングカーレース
■SUPER GT
「SUPER GT」はメーカーのワークス勢が主力となるGT500と個性的なチームが競い合うGT300の2つのクラスで争われる。GT500は独自の規則に則った車両が参戦。一方、GT300は自動車メーカーが製造販売する国際規格のFIA GT3マシンと日本独自のJAF-GT車両ならびにマザーシャシーが混在し、国内外のバラエティ豊かな車種が競い合う。GT500では、2021年に全8戦中、3回の表彰台を獲得。2022年も2チームと優勝を目指す。GT300では、15台をサポートし2年ぶりのシリーズチャンピオン奪還を目指す。

■ニュルブルクリンク24時間耐久レース
「第50 回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ADAC TOTAL 24h-Rennen)」と「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)」に2021年からパートナーシップ契約を締結しているBMWカスタマーチーム「Walkenhorst Motorsport」の「BMW M4 GT3」3台で参戦。同チームは2021年のNLS第6戦「第44回RCM DMV Grenzlandrennen」で総合優勝しており、今年もADVANレーシングタイヤの「ADVAN A005」(ドライ用)と「ADVAN A006」(ウェット用)を供給する。

■TCRリージョナル選手権
世界各国で行われるTCRリージョナル選手権のうち「TCR Scandinavia」などに「ADVAN A005」(ドライ用)と「ADVAN A006」(ウェット用)を供給する。

■その他のGT・ツーリングカーレース
2021年よりワンメイク供給を開始した北米の「Porsche Sprint Challenge North America by Yokohama」および「Yokohama Drivers Cup USA」、日本で行われる「インタープロトシリーズ」にADVANレーシングタイヤを継続供給する。

★フォーミュラレース
■全日本スーパーフォーミュラ選手権
2016年からワンメイク供給を開始した「全日本スーパーフォーミュラ選手権」では2022年も「ADVAN A005」(ドライ用)と「ADVAN A006」(ウェット用)を継続供給する。なお、同選手権には2023年から天然由来の配合剤やリサイクル原料などのサステナブル素材を活用したレーシングタイヤを供給する予定で、本年から年間7回のスーパーフォーミュラの各大会前後に行われるテストでタイヤの開発を開始する。

■全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
シリーズチャンピオンを獲得したドライバーには、シーズン終了後に行われるスーパーフォーミュラのルーキーテストへの参加権が与えられる。トップドライバーへの登竜門である同選手権に、同社は昨年に続いて「ADVAN A005」(ドライ用)と「ADVAN A006」(ウェット用)を供給する。

★ラリー
■全日本ラリー選手権
ターマック(舗装路)向け「ADVAN A08B」および「ADVAN A052」、グラベル(未舗装路)向け「ADVAN A053」の高性能を武器に、多くのクラスでチャンピオン獲得を目指す。

■その他のラリーおよびラリークロス競技
米国の「ARA Rally (American Rally Assosiation)」に参戦する「Subaru Rally Team USA」に「ADVAN A053※」を供給する。また、2021年から北米でスタートし、今年から欧州と中東でも開催される「NRX (Nitro Rallycross)」では、これまでの内燃機関車両に加え、新たに追加されるEVカテゴリーに参戦する10台のEV車両向けにも「ADVAN」タイヤを供給する。 ※開発品

★スピード競技
■全日本ジムカーナ選手権
「ADVAN A08B」「ADVAN A052」「ADVAN A050」の高性能を武器に、多くのクラスでチャンピオン獲得を目指す。

■全日本ダートトライアル選手権
「ADVAN A053」をはじめ、軟質路面用「ADVAN A031」や超硬質路面用「ADVAN A036」など幅広い路面に対応したタイヤラインアップを武器に、多くのクラスでチャンピオンの獲得を目指す。

★ヨコハマ・モータースポーツ・スカラシップ
同社はモータースポーツ振興促進活動の一環として、国内のラリー、ジムカーナ、ダートトライアル競技参加者を支援する「ヨコハマ・モータースポーツ・スカラシップ2022」を実施している。受付期間は2022年4月30日 (当日消印有効)まで。同制度は登録したヨコハマタイヤユーザーを支援する制度である。対象競技などスカラシップの詳しい内容は専用サイトに掲載との事。

ヨコハマ・モータースポーツ・スカラシップ2022 専用サイト:https://www.y-yokohama.com/cp/motorsports/scholarship/

★参加型モータースポーツ
「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ」や「N-ONE OWNER’S CUP」、各地のサーキットにて開催されるレースにタイヤを供給する。

★オフロードレース
SUV・ピックアップトラック向けタイヤブランド「GEOLANDAR」を擁し、北米の「The Mint400」やオセアニアでのデザートレース、アジアクロスカントリーラリーなどのオフロードレースに参戦する。2021年は「GEOLANDAR」装着車が数々のレースで輝かしい戦績を残しており、米国の「2021 King Shocks Area BFE Beatdown」の4800クラスでワンツーフィニッシュ、メキシコの「第34回 SCORE SAN FELIPE 250」のPro UTV NAクラスで優勝、北米の「Best In The Desert 2021」シリーズの一戦である「2021 King Shocks Laughlin Desert Classic」の「Trick Truck」クラスで優勝を果たした。

★その他レース
■ヒルクライム
第100回を迎える米国のヒルクライムレース「Pikes Peak International Hill Climb」に今年も参戦。今年はエキシビションクラスに参戦するEV車両にバイオマス(生物資源)由来のブタジエンゴムを使用した「ADVAN」タイヤを供給するほか、その他のクラスでも多くの車両をサポートする。また「Porsche Cayman GT4 Clubsport」により競われる「Porsche Pikes Peak Trophy by Yokohama」へのワンメイク供給を継続する。2021年はオープンクラスとエキシビションクラスの2部門でクラス優勝を果たしており、2022年は総合優勝奪還を目指す。

■カートレース
国内カートレースの頂点に位置する「全日本カート選手権」の最高峰クラスであるOK部門に参戦し、ヨコハマタイヤユーザーのチームやドライバーとともに勝利を目指す。また「ジュニアカート選手権」では、2021年に引き続きFP-ジュニアCadets部門に「ADVAN」タイヤをワンメイク供給するほか、海外でも「アジア・カーティング・オープン選手権」へのワンメイク供給を継続する。

 

DUNLOP:2022年度DUNLOP・FALKENモータースポーツ活動計画を決定

住友ゴム工業は、2022年度のモータースポーツ活動計画を決定した。今年も四輪、二輪の国内外のモータースポーツレースにおいて、トップクラスから入門レースまで幅広いカテゴリーでタイヤ供給を行い、好調な成績を残した2021年の記録を塗り替えるべく、各チーム・ドライバーと密に連携を図るとの事。
DUNLOPおよび、FALKENブランドのさらなる価値向上とタイヤ開発力の強化を目指すとともに、車を楽しむファンを支えモータースポーツの裾野を広げるべく活動していくとしている。

国内最高峰のレース「SUPER GT」では、2021年にシリーズチャンピオンを獲得したGT300クラスにおいて新たに「SHADE RACING」と「BUSOU Drago CORSE」が加わり7台、GT500クラス2台の合計8チーム・9台をサポートする。その他「全日本ラリー選手権」、「全日本ジムカーナ選手権」、「全日本ダートトライアル選手権」、「全日本カート選手権」の幅広いカテゴリーにタイヤを供給し、各クラスでタイトル獲得を目指すという。また、多くの人に開かれたスポーツとして楽しんでもらうために、入門フォーミュラレースである「フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ」、「FIA-F4選手権」、「F4選手権」、「Super FJ選手権」や、参加型競技の「TCRジャパンシリーズ」、「VITA RACE」、「BMW & MINI Racing」へのワンメイクタイヤの供給に加え、アマチュアドライバーも参戦する「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」への協賛およびタイヤの供給をすることで、若手ドライバーの育成にも力を入れるという。

世界一過酷なレースとも言われるドイツ・ニュルブルクリンクで開催される「ニュルブルクリンク24時間レース(正式名称:ADAC TOTAL 24-Hour Race)」に参戦。昨年に引き続き「FALKEN Motorsports」として、「Porsche 911 GT3R」2台体制で総合優勝を目指す。また、3年ぶりに「SP3T」クラスで参戦する「スバルテクニカインターナショナル」へのタイヤ供給も引き続き行い、欧米を中心に高い評価を得ているFALKENブランドのさらなる価値向上を目指す。

同社は、世界最高峰のロードレースである「FIMロードレース世界選手権」のMoto2、Moto3クラスにワンメイクタイヤ供給を行い、レースに参戦するライダーの足元を支える。「FIM世界耐久選手権シリーズ」では、今年から「Webike SRC Kawasaki France Trickstar」を加えた4チームにタイヤを供給し、優勝を目指す。オフロードレースでは、12年連続全階級制覇の記録を持つ全米選手権「AMAスーパークロス」で本年も全階級制覇を目指すとともに「モトクロス世界選手権」でのチャン ピオン獲得も目指す。

さらに当社は、国内において「全日本ロードレース選手権」をはじめ、様々なカテゴリーにおいてライダーをサポートし「NSF100 HRC トロフィー」のジュニアチャンピオンシップクラスなどの育成型レースにもワンメイクタイヤを供給することで、日本から世界に通用するライダーを育てるための環境づくりに取り組むとしている。

 

 

2021年「ニュルブルクリンク24時間レース」の様子
2021年「SUPER GT」の様子
2021年「AMAスーパークロス」の様子

 

 

 

 

 

TOYO TIRES:北米オフロードレース「The Mint 400」参戦選手をOPEN COUNTRYでサポート

TOYO TIREは、3月9日(水)から13日(日)の5日間、米国・ネバダ州で開催予定の、2022年「The Mint 400」において、チームランドクルーザー・トヨタオートボデー所属の、三浦昂選手に対し、同社製タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し、このレース「Unlimited Truck SPECクラス」への参戦をサポートを行うと発表した。

「The Mint 400」は、1968年から開催されている、米国伝統のオフロードレースとして知られている。全行程400マイル(約644km)におよぶ山麓の、過酷な砂漠地帯を走破するコースで、無事にゴールするためには、ドライバーのテクニックに加えて、装着タイヤの悪路走破性と耐久性が高いレベルで要求されるとされている。

同社が、このレースでの参戦をサポートする三浦昂選手は、今年1月に開催された「Dakar Rally 2022」では、クラス9連覇、また、昨年の「Best in the Desert Vegas to Reno」では、初参戦にしてクラス優勝を達成するなど、オフロードレーサーとして着実に実績を積み上げている選手である。
同レースに供給する「OPEN COUNTRY M/T-R」は、北米市場で高く評価されている本格的オフロード向けピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T」をレース用にチューンアップしたもので、世界各地のオフロードレースで培った経験をフィードバックし、開発を重ねた「OPEN COUNTRY」シリーズは、トラクション性能やブレーキ性能、悪路走破性や耐外傷性が高く、同レースにおける走行を力強くサポートする。

NEXEN:マッドテレーンタイヤ「ROADIAN MTX」を日本で発売

ネクセンタイヤジャパンは、オンロードにもオフロードにも対応する汎用性の高いマッドテレーンタイヤ「ROADIAN MTX」を、2022年4月1日より、株式会社カーポートマルゼンにて先行販売を開始する。
発売サイズは、16インチから20インチの計7サイズで、価格はオープンプライスとなる。
今後は需要に応じてサイズ、販路を拡大予定とのこと。
このタイヤは、オフロード性能の向上はもちろんのこと ROADIANシリーズに期待される頑丈さや、オンロードの走行快適性を犠牲にすることなく、耐荷重とトラクション性能を向上している。また、市販タイヤとしては画期的な、ユーザーにカスタマイズのオプションが提供可能なタイヤである。