PIRELLI:FORMULA ONE との契約を2023 年まで延長

ピレリは、2019 年に満了するFIA との現行契約を4年間延長し、2020年~2023年の期間もFIA Formula
One 世界選手権グローバルタイヤパートナーを継続することを発表した。
これまでの良好なパートナーシップを受け、今回の契約は短期間での調印完了とった。
FOM とピレリは、Formula One からの要望に対して全面的に対応することで合意し、2021年から施行予定の18インチタイヤ導入を含む新テクニカルレギュレーションへ向けて活動することを改めて確認した。

 

TOYO TIRES:「Essen Motor Show」に出展

東洋ゴム工業の欧州におけるタイヤ販売統括会社、Toyo Tire Europe GmbH(TTE)は、2018年11月30日から12月9日、ドイツ・エッセン市で開催される「Essen Motor Show」に、TOYO TIRESブースを出展する。

今回のTOYO TIRESブースは、昨年出展時より展示スペースを拡大し、「本物の走り」を支えるTOYO TIRESブランドの世界観を来場者に訴求するとのこと。

タイヤ展示エリアでは、同社グローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES」シリーズより、来春、欧州市場で発売予定の、ストリ-ト・スポーティタイヤ「PROXES TR1」を世界で初めて公開する。
このほか、世界的なラリードライバーKen Block選手が保有する、ラリークロス仕様の「Ford Fiesta」や、「東京オートサロン2018」のTOYO TIRES ブースでも展示された「OPEN COUNTRY M/T」装着「Ford F150 Raptor」のカスタムカーなど、個性的な展示車輌を用意するという。また、開催期間中の、12月4日と5日には、Ken Block選手がドイツに駆け付け、トークショーやサイン会などのイベントを予定している。

TOYO TIRESブースイメージ

NISSAN:ゴーン会長逮捕

東京地検特捜部は、11月19日、日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者と、同社代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者の2人を、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕した。同特捜部は、横浜市の同社本社も同容疑で家宅捜査した。
複数の国内メディアによると、ゴーン容疑者は、2011年から15年までの5年間に、99億9800万円の報酬を受け取っていたにもかかわらず、有価証券報告書には、49億8700万円の報酬があったと虚偽の数字を記載。合計で、約50億円の報酬を過少に記載した。

 

Bridgestone:北米でトラック・バス用ラジアルタイヤの生産能力を増強

ブリヂストンの米国子会社である、ブリヂストン アメリカス・インクは、米国テネシー州のウォーレン工場を拡張し、トラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)の生産能力を増強することを発表した。

今後、3年間で総額4000万ドル(約45億円※) の投資を行い、2020年末までには生産能力を現在の、9125本/日から、9400本/日へ拡大する予定である。

増強の目的は、北米で伸長するTBRの需要に対応し、ユーザーのニーズに迅速に応えすることにあるとしている。同社グループは、需要動向に迅速かつ柔軟に対応し、高品質で競争優位性のある製品をタイムリーに供給する体制を構築していくとしている。

 

※1ドル=112円で換算

 

<ウォーレン工場概要>

1. 所在地:テネシー州ウォーレン郡

2. 工場長:Tamara Martensen(タマラ マーテンセン)

3. 設立年:1990年

4. 敷地面積:約177,000m2

5. 従業員数:約1,000名(2018年6月現在)

6. 生産能力:日産9125本

7. 生産品目:トラック・バス用ラジアルタイヤ

 

DUNLOP:「持続可能な天然ゴム方針」を策定  ~Global Platform for Sustainable Natural Rubber(GPSNR)に参画~

住友ゴム工業は、本年10月25日にシンガポールでWBCSD※1(持続可能な開発のための世界経済人会議)のTIP※2(タイヤ産業プロジェクト)が、中心となって立ち上げた世界標準の天然ゴムプラットフォームである、GPSNR※3の設立に参画するとともに、天然ゴムを持続可能な資源とするため、住友ゴムグループ「持続可能な天然ゴム方針」を策定した。

同社は、これまでも持続可能な社会の実現に貢献する企業を目指し、さまざまな取り組みを行ってきているが、中でも主力商品であるタイヤの主原料となる天然ゴムを持続可能な資源とすることは非常に重要な課題としている。

今後、世界ではモビリティ社会の発展とともに、ますますのタイヤ需要拡大が予想され、天然ゴムの生産地域における森林破壊による環境問題や、労働環境における人権問題などの問題発生が懸念される。

同社は、2016年10月にIRSG※4(国際ゴム研究会)が提唱するSNR-i※5(天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブ)に参画し、これまでも自主的な活動に取り組んできた。 さらに今回、GPSNRに参画し策定した「持続可能な天然ゴム方針」に沿って、サプライチェーンをはじめとしたステークホルダーと積極的に連携した取り組みを推進し、天然ゴムの持続可能な社会の実現を目指し、より一層活動を強化していくとしている。

 

Bridgestone:「2018 AUTOBACS SUPER GT」のGT500とGT300の両クラスで ブリヂストンタイヤ装着チームがシリーズチャンピオンを獲得

ブリヂストンがタイヤを供給する「TEAM KUNIMITSU」と「K2 R&D LEON RACING」が「2018 AUTOBACS SUPER GT」において、それぞれGT500クラスとGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得した。
ブリヂストンタイヤ装着チームがGT500クラスのシリーズチャンピオンを獲得するのは2016年から3年連続、両クラスで同時にシリーズチャンピオンを獲得するのは2013年以来2回目となる。

 

TOYO TIRES:「SCORE BAJA 1000」参戦選手をサポート

東洋ゴム工業、および、同社米国タイヤ販売子会社、Toyo Tire U.S.A. Corp.(TTC)は、11月14日から11月18日の4日間、メキシコ・バハカリフォルニア州で開催される、第51回「SCORE BAJA 1000(バハ1000)」に参戦する4選手に対し、同社LTR「OPEN COUNTRY」シリーズを供給し、同ラリーでの活躍をサポートすると発表した。

「SCORE BAJA 1000」は、毎年11月に開催する、世界有数の過酷なオフロードレースのひとつで、参加車両は、メキシコのバハ・カリフォルニア半島太平洋側の都市エンセナーダを出発し、全行程1000マイル(約1600km)の岩場の多い山岳地帯や起伏に富んだ砂漠地帯を走破する。同レースでは、ドライバーの高度なテクニックのみならず、過酷な悪路での走破性と耐久性の優れた、高い信頼性を有するオフロードタイヤが求められている。

TOYO TIRESは、北米市場で高い評価を得ている、LTR「OPEN COUNTRY M/T」をレース用にチューニングし、サポート選手チームに供給する。

同社は、今後もオフロードレースでのサポートを通じて、グローバルに同社製タイヤのパフォーマンスの向上を図るとともに、その高さを訴求していくとしている。