DUNLOP:夢の低燃費タイヤの開発につながるバイオポリマーの合成に成功 ~天然ゴムの品種改良により持続可能な社会に貢献~

住友ゴム工業は、東北大学 高橋征司准教授、金沢大学 山下哲准教授、埼玉大学 戸澤譲教授らと共同で、夢の低燃費タイヤの開発につながるバイオポリマーの合成に成功した。同研究グループは、独自に開発した改変トマト由来酵素を触媒とすることで、ポリマーの先頭モノマーを選択できることを発見した。この発見を基に、今回合成したバイオポリマーにはタイヤ性能向上に有効な先頭モノマーを使用している。今後研究を進めることで、2040年代を目標にさらなる低燃費タイヤを開発し、持続可能な社会の発展に貢献するとしている。