2013年、イギリスで、タイヤ事業を展開する、伊藤忠商事の100％子会社「EUROPEAN TYRE ENTERPRISE LTD.（ETEL）」を訪問し、同社村井健二CEOに、イギリスのタイヤ市場や、ETELの展開するビジネスについて話を聞いた（2013年12月号掲載）。
それから5年が経った今年、再び村井CEOのインタビューをする機会をもらった。
イギリスのタイヤ市場はもちろん、世界中のマーケットを自らの目で見ている村井社長に、この先のタイヤビジネス、ヨーロッパにおけるブランド力など、とても興味深い話を聞くことができた。
横浜ゴムは、1月31日、北海道旭川市の藤田観光ワシントホテル旭川で、スタッドレスタイヤの勉強会を開催し、翌2月1日には、同市内の同社テストコース（TTCH）で、勉強試乗会を行なった。
ブリヂストンは、1月20日、北海道士別市の北海道プルービンググラウンドで、昨年九月から発売を開始した乗用車用スタッドレスタイヤ『BLIZZAK VRX2』の試乗会を開催した。
東洋ゴム工業は、1月16日、埼玉県川越市にある「ウェストポイントオフロードビレッジBコース」で、3月から、日本国内で販売を開始する、同社ライトトラック用タイヤ（LTR）「OPEN COUNTRY M/T」と「OPEN COUNTRY R/T」の体感試乗会を開催した。
この「OPEN COUNTRY」とは、2003年に同社が北米向けに開発し販売を開始したLTRで、その性能が高く評価され、爆発的ヒット商品となっているタイヤである。
今回の試乗会には、特別ゲストとして、同社がアメリカでスポンサーシップを結んでいる、オフロードレーサー「BJ BALDWIN」氏を招き、デモ走行を見せてくれた。
北米最大の自動車アフターマーケット見本市「ＳＥＭＡ ＳＨＯＷ ２０１７」が、2107年10月31日～11月4日の5日間、アメリカ合衆国、ネバダ州ラスベガスの、ラスベガス・コンベンションセンターで開催された。
世界最大級のカスタムカーの祭典である東京オートサロン２０１８は、１月１２日から１４日までの３日間、千葉県千葉市の幕張メッセで開催された。
今回で３６回を迎える東京オートサロンは、出展社４２２社、展示車輌８８０台となり、史上最大規模となった。来場者は、開催期間３日間で、延べ３１万９０３０人（昨年比９８.３％：１２日＝７万８３５２人、１３日＝１２万２５０９人、１４日＝１１万８１６９人）となり、２０１５年から、４年連続で３０ 万人以上の動員をしたことになる。
国内外のタ
住友ゴム工業は、2017年10月26日「第45回東京モーターショー」で、プレスブリーフィングを行なった。その中で、同社、池田育嗣代表取締役社長は、新しい技術開発コンセプト「SMART TYRE CONCEPT」を発表した。また、モーターショーの同社ブース内では「SMART TYRE CONCEPT」を構成している技術のひとつ「エアレスタイヤ」＝「GYROBLADE」の展示を行なっており、来場者の目を引いていた。
では、この「GYROBLADE」とは、どういった構造になっていて、何を目指しての開発で、ユーザーにとって、どういったメリットをもたらすのだろうか。
そこで、同社、タイヤ技術本部AT開発部、岩村和光課長（2017年11月取材時）に、この「GYROBLADE」の開発背景、着地地点、搭載技術等の詳細を伺ってきた。
