「100年に1度」ともいわれている、モータリゼーションの変化に伴い伴い、世界有数のタイヤメーカーが技術開発を競っている。
その中でも、技術力が世界でも評価され、独自の開発技術を武器にして、他メーカーとの差別化を図っている住友ゴム工業。
今回は、その住友ゴム工業で、長きにわたって技術開発に携ってきた、西実代表取締役副社長に、住友ゴム工業の開発ポリシー、向かうべき未来について、話を聞いてきた。
日本ミシュランタイヤは、2018年4月に、アメリカ、カナダで、2012年から販売を開始している、スキッドステアローダー専用エアレスタイヤ『MICHELIN X TWEEL SSL』を、2019年日本に導入することを発表した。
タイヤの次なる技術ともいわれている、エアレスタイヤだが、世界トップ技術を誇るミシュランが、どういった技術を駆使して『MICHELIN X TWEEL SSL』を作り出し、どういった戦略で販売をしていくのかを、同社、田中禎浩B2Bタイヤ事業部マーケティング部マーケティングディレクターと、廣石譲治B2Bタイヤ事業部(建設機械・農業機械)マーケティング部テクニカルマネージャーに伺った。
【スキッドステアローダーとは】
左右のタイヤの回転差により、狭い空間での小旋回を可能にした作業機械である。狭い場所で小回りが利くため、幅広い現場作業が可能で、アタッチメントを付け替えればさまざまな用途に対応できる。海外では道路工事、除雪、農業、あらゆる現場で活用されているが、日本国内では、主に酪農畜産、農業の現場で使用されている。
ドイツのタイヤメーカーで、グローバルランキングでも4位に入る、コンチネンタルタイヤは、1871年、ドイツのハノーバーで創業され、日本においては、1974年7月、ヤナセが補修用タイヤ(リプレイス)の輸入元となり、日本におけるビジネスをスタートした。
また、2002年4月には、横浜ゴムと、新車用タイヤ事業(OE)で提携を結び、合弁会社ヨコハマコンチネンタルタイヤを設立した。それに伴い、リプレイス市場においても、横浜ゴムがコンチネンタルタイヤの総輸入元になりビジネスを展開してきた経緯がある。
この、コンチネンタルタイヤが、ブランド力、顧客サービスを向上すべく、2014年8月、日本法人「コンチネンタルタイヤ・ジャパン」を設立した。
その「コンチネンタルタイヤ・ジャパン」で、2017年5月から、代表取締役社長に就任した、グレゴリー・メイ社長に、コンチネンタルタイヤが日本においてどのような戦略を打って出るのかを聞いてきた。
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、5月29日、東京都港区の同協会で、定時総会を行ない、新会長として、東洋ゴム工業の清水隆史代表取締役社長を選任し、その後、記者会見を行なった。