MICHELIN:ヤングタイマー向けクラシックカー用タイヤ2製品を新発売 ~80年代から90年代に活躍した国内外車両向け2製品14サイズをラインナップ~

日本ミシュランタイヤは、クラシックカー用タイヤ「MICHELIN Pilot Exalto PE2」を4月より、「MICHELIN Primacy 3」を7月より順次発売すると発表した。価格はオープンとなる。

80年代から90年代に生産販売された車両は「ヤングタイマー」または「ネオクラシック」と言われ、そのデザイン性や走行性能に加えてクラシックカーに比べてパーツの入手やメンテナンスの容易なことから近年国内外で人気が高まっている。ミシュランは、クルマ文化の継承と、その時代における車両に最適なタイヤを提供するため、今回、2製品をクラシックカー用タイヤのラインナップに追加した。

「MICHELIN Pilot Exalto PE2」は、その特徴的な左右非対称パターンでコーナリング時に優れたドライグリップ性能を発揮するだけでなく、ウエット時における高い排水性能を確保し、安全性に貢献する。モダンクラシックでありながらスポーツタイヤとしての性能を十分に持ち合わせ、ヤングタイマー本来の走りをドライビングプレジャーとともに現代に蘇らせる。
「MICHELIN Primacy 3」は、プレミアムな走りを求めるクラシックサルーン向け「アクティブコンフォートタイヤ」である。高いグリップ力と静粛性を両立させ、さらに高速時でも安定した操縦性能を発揮する。これまで国内外の多くの車両に新車装着用タイヤとして採用された実績がそのパフォーマンスの高さを証明している。

DUNLOP:住友ゴム社員が『グラミー賞』クラシック部門最優秀合唱パフォーマンスを受賞

3月14日に発表された『第 63 回グラミー賞』のクラシック部門で、米国・ニューヨーク州にある合唱団「 Buffalo Philharmonic Chorus 」の「 THE PASSION of YESHUA」が、最優秀合唱パフォーマンスを受賞した。同アルバムでは、同社の現、人事総務部課長代理(当時:米国工場人事総務部ゼネラルマネージャー)の大久保有記氏が合唱団唯一の日本人として参加していた。
大久保氏は、3才からピアノを始め、中学・高校では、グリークラブに所属していた。米国の大学に留学した際に所属した大学合唱団で歌ったオラトリオに感動し、再び訪れる機会があればまた挑戦したいと熱い想いを抱いていた。その後、米国工場駐在時に「バッファロー・フィルハーモニック合唱団」オーディションに合格し、2017年9月から同団体のバリトンとして在籍、音楽活動を行っていた。
2019年4月に、クラインハンス・ミュージックホールで収録された「 THE PASSION of YESHUA 」は、キリストが地上で最後の時間を過ごしたことを英語とヘブライ語で歌ったものになる。同楽曲は、2020年11月24日に『第 63 回グラミー賞』のクラシック部門の3つにノミネーションされ、3月 14日に受賞が決定した。
大久保氏は受賞を受けて、「コーラスでは1/100人ではあったが、貢献はできたと思う。自分の様な普通の人でも『グラミー賞』を受賞できるので、好きなものがある人は迷わずぜひ一歩踏み出してこの喜びを感じて欲しい。練習しなければ上達しないのと同様に、日々の小さな仕事の積み重ねが大きな成果に繋がると信じている」とコメントしている。

■大久保氏プロフィール
氏名:大久保有記/おおくぼ ゆうき(39 歳)
住友ゴムに中途入社。前職での人事・海外経験を活かし、米国工場にてグッドイヤーとのアライアンス解消に伴う労使交渉や協約改訂に尽力した。現在は労務管理、コンプライアンスを始めとする幅広い人事総務業務を担っている。
<経歴>
2014年11月 住友ゴム入社
2015年5月 米国工場 勤務・駐在
2019年7月 本社 人事総務部へ異動

バッファロー・フィルハーモニック合唱団
職場の同僚と大久保氏(右)

YOKOHAMA:ヨコハマタイヤリトレッド北海道事業所が「令和2年度北海道ゼロ・エミ大賞」の「大賞」受賞

横浜ゴムのグループ会社であるヨコハマタイヤリトレッド(株)の北海道事業所(ヨコハマタイヤリトレッド北海道事業所)は、2021年3月「令和2年度北海道ゼロ・エミ※大賞」の「大賞」を受賞した。2005年から始まった「北海道ゼロ・エミ大賞」で、タイヤメーカーが表彰されるのは初となる。

「北海道ゼロ・エミ大賞」とは、北海道が廃棄物の発生・排出抑制および二酸化炭素の排出抑制に関する意識の醸成や環境経営の普及を促し、循環型社会の形成促進と地球温暖化防止に資するため、道内で模範的な取組を行っている事業所を表彰する制度である。

ヨコハマタイヤリトレッド北海道事業所は、北海道内で発生する使用済みタイヤから、リトレッドタイヤを製造し道内で販売する地産地消事業を行っている。また、製造途中で発生するゴム資源も地元企業と連携してタイヤ以外の商品へリサイクル活用するなど、完全ゼロ・エミッションを達成し、CO2削減活動も推進している。今回、こうした積極的な環境の保全に資する活動が評価された。なお、同事業所の環境・社会貢献活動は、これまでに胆振東部地震復興活動に対する勇払郡むかわ町長の感謝状(2019年)、ウトナイ湖サンクチュアリ環境保護活動に対する公益財団法人日本野鳥の会の感謝状(2020年)、苫小牧市ワークライフバランス等企業表彰の未来を見つめる職場づくり賞(2020年)などを受賞している。

横浜ゴムでは、今後も、ESG経営において「未来への思いやり」をスローガンとして掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を進めていくとしている。

※「ゼロ・エミ」とはゼロ・エミッションの略称で、ある産業から出るすべての廃棄物を新たに他の分野の原料として活用し、社会全体であらゆる廃棄物をゼロにすることを目指すという国連大学が提唱している構想。

トラック・バス用リトレッドタイヤ「903ZW」

DUNLOP:(株)ダンロップゴルフクラブが「くるみん認定」を取得

住友ゴム工業の子会社である(株)ダンロップゴルフクラブは、厚生労働大臣より子育てサポート企業として「くるみん認定※1」を取得した。
ダンロップゴルフクラブは、2015年以降、出産・育児にかかわる諸制度の整備や啓発活動を行い、育児休暇を取りやすい職場環境づくりを進めたことで、同年以降、女性社員の育児休業取得率が100%になった。また、2020年には、初めて男性社員が育児休業を取得した。

【ダンロップゴルフクラブで実施している子育て支援に関する主な取り組み】
・小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員に対して、短時間勤務制度を導入。
・人事担当者が個別に制度の説明や給付金の手続きなどを行い、休業から復帰までを一貫してサポート。
・近隣企業が主導で運営している企業型保育施設の共同利用により、仕事と子育ての両立を支援。

なお、親会社の住友ゴム工業は、2009年にタイヤ業界初の「くるみん認定」を取得、2019年には女性活躍推進企業として「えるぼし※2」2段階目の認定を受けたことに続き、2020年11月には「えるぼし」3段階目の認定を受けている。

同社グループは、今後も引き続き、子育て支援やその他、仕事と家庭の両立を支援する「ワークライフバランス」を積極的に推進し、従業員一人ひとりが尊重され、働きやすい職場環境づくりを進めていくとしている。

【(株)ダンロップゴルフクラブの概要】
所在地:宮崎県都城市都北町3番
代表者名:友定 学(社長)
操業開始:1989年
事業内容:ゴルフクラブ製造
※1次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業が、厚生労働大臣より「子育てサポート企業」として認定が受けられる制度。
※2女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況などが優良な事業主に対して、厚生労働大臣より認定が受けられる制度

くるみんマーク
宮﨑労働局・名田局長(右)から認定通知書を授与される、ダンロップゴルフクラブ・友定社長(左)

BRIDGESTONE:中期事業計画に沿った「稼ぐ力の再構築」の進捗について ~フランス・ベチューン工場の閉鎖計画に関する承認を取得~

ブリヂストンの欧州グループ会社である、ブリヂストン フランス エスエーエスが保有する、フランスのベチューン工場閉鎖について、2020年10月より開始していた関係者との協議が2021年2月26日(現地時間)に終結し、工場閉鎖に向けた計画が2021年3月16日(現地時間)、現地当局により承認された。同工場は、従業員の配置転換や再就職支援の実行など必要なプロセスを経て、2021年4月末に閉鎖される予定である。

同社は、2021年2月16日に発表した中期事業計画において、グローバルすべての地域、領域を対象とした経費・コスト構造改革を進めていることを発表している。コア事業での経費・コスト構造改革とプレミアムビジネス戦略の推進からなる「稼ぐ力の再構築」をベースに、成長事業・探索事業へ戦略的成長投資を進め、環境変化に適応しながら着実に成長する”強い”ブリヂストンへの変革を目指すとしている。

【今回再編対象となる拠点の概要は下表の通り】

生産品目:乗用車用タイヤ
対象拠点:ベチューン工場
所在地:フランス共和国 オー・ド・フランス地域圏 パ・ド・カレー県
操業開始:1961年
生産能力:約17,000本/日(2020年9月時点)
従業員数:863名(2020年9月時点)
再編の概要:2021年4月末工場閉鎖(予定)

同社グループは、事業環境の変化に応じたポートフォリオ経営を推進し、将来にわたって社会価値・顧客価値を提供し続けるソリューションカンパニーへと進化していくとしている。事業・拠点再編については、適切なタイミングでステークホルダーへ伝えるとのこと。
なお、本件は、欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ地域を統括するブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーが主導している。引き続き同社の責任のもと、工場閉鎖による地域社会への影響を最小限に留めるべく、工場所在地の有効活用について現地ステークホルダーとの対話を継続するとともに、ユーザーに対しては、欧州他拠点からの供給確保により、従来同様に高品質な商品・サービスを提供できる体制を構築していくとした。

今回発表した再編対象拠点

YOKOHAMA:カスタムカーやコンセプトタイヤを360°VR体験できるウェブコンテンツ「ヨコハマVRショールーム」を制作

横浜ゴムは、カスタムカーやコンセプトタイヤを360°VR体験できるウェブコンテンツ「ヨコハマVRショールーム」を制作し、3月15日に同社ホビータイヤサイト内の特設ページで公開した。

「ヨコハマVRショールーム」は、グローバル・フラッグシップブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」の商品や、カスタムカーを好きな角度から眺めることができ、それらの説明や関連動画も楽しめるウェブコンテンツとなっている。カスタムカーでは、ハイパワー・プレミアムカー向け高性能タイヤ「ADVAN Sport V107」のコンセプトモデル×ポルシェ「911 Carrera」や「ADVAN NEOVA」のコンセプトモデル×トヨタ「Supra」、マッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003」×日産「フェアレディZ」など個性的な5台を紹介。「ADVAN Racing」ブランドの新商品および主力商品など、同社がすすめるアルミホイールも展示している。

同社は、今回、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で「TOKYO AUTO SALON 2021」など様々な参加型イベントが中止となる中、安全かつ時間や場所にとらわれず、自動車ファンに楽しんでもらえる場を提供するため「ヨコハマVRショールーム」を制作したとのこと。

特設ページ:https://www.y-yokohama.com/product/tire/hobby/report_vol31/

FALKEN:ADAC(ドイツ自動車連盟)のタイヤテストで総合1位を獲得

住友ゴム工業の、FALKEN「AZENIS FK510 」が、欧州最大の自動車連盟である『ADAC(Allgemeiner Deutscher Automobil-Club e.V.)』(ドイツ自動車連盟)の実施するタイヤテストにおいて総合1位を獲得した。

今回のテストは「AZENIS FK510」(タイヤサイズ:225/50R17 98Y)をアウディ「A4」に装着して行われ、ウエット性能、ドライ性能とも高次元で両立した夏タイヤとして高く評価された。ウエット路面では、ハイドロプレーニング性能や、ウエットグリップ性能などのテストで、ドライ路面でも、ハンドリング性能やブレーキ性能などのテストで、それぞれ高い評価を得て総合1位となった。

「AZENIS FK510」は、非対称パターンデザインや専用コンパウンドの採用により、優れたハンドリング性能、ブレーキ性能、高速操縦安定性能を誇るFALKENのフラッグシップタイヤである。今回の「ADAC」によるテスト結果により、その高い総合性能が証明されたことになる。

YOKOHAMA:日産「フェアレディZ」×「GEOLANDAR」のデモカーを制作 ~ジェントル&オシャレな大人のオフロードツーリングスタイルを提案~

横浜ゴムは、国産スポーツカー、日産「フェアレディZ」とSUV、ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」のコラボレーションによる、スタイリッシュかつ本格オフロード仕様のオールラウンドスポーツカー「Z-Adventure」を制作した。このデモカーは「TOKYO AUTO SALON 2021」(新型コロナウイルス感染症拡大により開催中止)での発表に向けて制作したもので、1月17日のTOKYO AUTO SALON 2021/オートサロンTVでの露出を皮切りに、すでに多くのクルマ専門メディアで紹介され注目を集めている。

クルマ先進国の欧米では、少し生活に余裕のできた多くのクルマ好きが晩年にオフロードツーリングを満喫している。従来こうしたシーンでは、クロカン四駆が一般的であったが、その後SUV化が進み、更にそのSUVでも、よりスポーティーな方向に進化している流れから”純粋なスポーツカーの本格オフロード仕様車を作ってみよう”という発想から「Z-Adventure」は生まれた。

「Z-Adventure」のコンセプトのベースは、1984年にクロカン四駆が主流だったダカールラリーに参戦し、大差で優勝した「ロスマンズ・ポルシェ953」である。同車をオマージュし、オフロードツーリングを楽しんだ後に高級ホテルのエントランスに乗り付けられるような、オシャレで遊び心を忘れないジェントルな大人のためのオールラウンドスポーツカーを目指した。

カスタムポイントは、未舗装路ではセダンのラリーカー並み、オフロードでも四駆SUV以上の走破性能を確保しつつ、スポーツカーとしてのシルエットを壊さないデザインを実現した。足元には大口径33インチのオフロードユーザー向けタイヤ「GEOLANDAR M/T G003」と、ラリー・ダートトライアル用アルミホイール「ADVAN Racing RCⅢ」を装着し、さらにレース用サスペンションやブレーキキャリパーを採用。また、Baja仕様のガードシステム、ウインチやサンドラダーなどレスキューアイテムを装備しオフロード対応力を高めている。安全性と快適性も考慮し、室内にはリクライニングバケットシート、6点式シートベルト、4点ロールバー、エアバッグ付きステアリングを装着。トレーラ牽引も可能で、ラゲッジスペース不足を補い、バイクやスノーモービルなど遊びアイテムも運べる。同社は、今後、モータースポーツや試乗会などの各種イベント、横浜ゴムオウンドメディアや、様々なメディアでの露出を通じて、クルマ好きの大人のためのニューカスタムスタイルとして広く提案していくとしている。

<車両スペック>
車両名:Z-Adventure 【ゼットアドベンチャー】
ベース:日産「フェアレディZ」(Z34型)
タイヤ:GEOLANDAR M/T G003(フロント:255/75R17 LT/リア:33×12.50R17 LT)
ホイール:ADVAN Racing RCⅢ(フロント:17×7.0J 5/114 +45/リア:17×8.0J 5/114 +38)
パーツ:BRIDE EUROSTER II/KING特注サスペンション/IPF 2インチドライビングランプ/JAOS特注アンダーガード/HKS SUPER SOUND MASTER/HKS STAINLESS FRONT PIPE他

BRIDGESTONE:ブリヂストンBRMが「第11回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」において審査委員会特別賞を受賞

ブリヂストンのグループ会社である、ブリヂストンBRM株式会社(BBRM)は、2021年3月8日に「第11回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」において、審査委員会特別賞を受賞した。

「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」は「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞実行委員会、法政大学大学院中小企業研究所、人を大切にする経営学会®が主催し、(1)従業員とその家族、(2)外注先・仕入れ先、(3)顧客、(4)地域社会、(5)株主をはじめとするステークホルダーを大切にし、人の幸せを実現する行動を継続して実践している会社の中から、その取組が特に優良な企業を表彰することで、他の企業の範とすることを目的としているものである。

BBRMは、目指すべき姿を「全ては未来の子供たちの為に」と定め、未来の子供たちが健やかに暮らせる「持続可能な社会の実現」に向け、リトレッドタイヤの製造・販売を通じて、ユーザー・地球環境への貢献に取り組んでいる。また「社員を大切にする」、「チームワーク」を従業員共通の価値観と位置付け「社員がいきいきと働ける職場づくり」に取り組んでいる。今回、審査員会特別賞の受賞に際しては、こうした取り組みが評価されたものと考えられる。

同社グループは「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げ、サステナビリティを経営の中核に据え、ビジネスのあらゆる面でサステナビリティを実現するビジネスモデルの構築に取り組んでいる。使用済タイヤのトレッド部分を貼り替え、再利用するリトレッドサービスは、安全性・環境性・生産性・経済性の向上を実現し、ユーザーのタイヤ使用段階における資源生産性の向上や、CO2削減に貢献する、同社の技術とビジネスの中核を担うソリューションである。BBRMは、主にトラック・バス用のリトレッドタイヤの製造・卸販売を担い、同社グループの国内リトレッド事業を支えている。

<BBRM概要>

1.会社名:ブリヂストンBRM株式会社
2.本社所在地:埼玉県加須市南篠崎一丁目2番地3
3.社長:須藤 克己
4.資本金:1億円
5.資本比率:株式会社ブリヂストン 100%
6.従業員数:296名(2020年12月末時点)
7.事業内容:トラック・バス用を主体としたリトレッドタイヤの製造・卸販売

表彰式の様子(2021年3月10日実施)
右:坂本光司氏 人を大切にする経営学会®会長
左:須藤 克己 BBRM社長

YOKOHAMA:ヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D」に10サイズを追加

横浜ゴムは、ヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D 」に10サイズを追加し、3月12日から順次発売する。これにより「ADVAN HF Type D」は計17サイズになる。

「ADVAN HF Type D」は1981年に発売した同社の歴史的ヒット商品で、サーキットレースで使用されるレーシングスリックタイヤにディンプルを施したトレッドデザインを片側に採用した斬新な商品性と優れた走行性能で高い評価を得た。ヒストリックカー愛好家の要望に応えるため、2017年に復刻発売した「ADVAN HF Type D」の外観は、当時のデザイン、プロファイルを精緻に再現しながら、コンパウンド、構造には現在の技術を採用。ヒストリックカーに相応しいスタイルを備えつつ、優れた快適性能と安全性を実現し、名車の雰囲気を損なうことなく素晴らしき時代の姿と走りを提供する。今回追加する10サイズは、ヒストリックカーを扱う専門店や、ヒストリックカーオーナーの声をもとにサイズを選定した。

同社では「ADVAN HF Type D」のほかにも、80偏平シリーズ「G.T.SPECIAL CLASSIC Y350」、ポルシェ承認タイヤの復刻版「YOKOHAMA A-008P」、パターンが特徴的なクラシックスポーティータイヤ「A539」、ホワイトリボンタイヤ「RADIAL 360 STEEL」など、数多くのヒストリックカー向けタイヤをラインアップしている。また、ヒストリックカータイヤ専用サイトではヒストリックカーに携わる協会や、オーナーズクラブ、旧車専門店を紹介している。
同社は、今後も、ショップやオーナーののニーズに合わせた商品開発を続けるとともに、ヒストリックカー市場を盛り上げるための活動を実施していくとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ADVAN HF Type D」のサイズラインアップ