DUNLOP:「持続可能な天然ゴム方針」を策定  ~Global Platform for Sustainable Natural Rubber(GPSNR)に参画~

住友ゴム工業は、本年10月25日にシンガポールでWBCSD※1(持続可能な開発のための世界経済人会議)のTIP※2(タイヤ産業プロジェクト)が、中心となって立ち上げた世界標準の天然ゴムプラットフォームである、GPSNR※3の設立に参画するとともに、天然ゴムを持続可能な資源とするため、住友ゴムグループ「持続可能な天然ゴム方針」を策定した。

同社は、これまでも持続可能な社会の実現に貢献する企業を目指し、さまざまな取り組みを行ってきているが、中でも主力商品であるタイヤの主原料となる天然ゴムを持続可能な資源とすることは非常に重要な課題としている。

今後、世界ではモビリティ社会の発展とともに、ますますのタイヤ需要拡大が予想され、天然ゴムの生産地域における森林破壊による環境問題や、労働環境における人権問題などの問題発生が懸念される。

同社は、2016年10月にIRSG※4(国際ゴム研究会)が提唱するSNR-i※5(天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブ)に参画し、これまでも自主的な活動に取り組んできた。 さらに今回、GPSNRに参画し策定した「持続可能な天然ゴム方針」に沿って、サプライチェーンをはじめとしたステークホルダーと積極的に連携した取り組みを推進し、天然ゴムの持続可能な社会の実現を目指し、より一層活動を強化していくとしている。

 

Bridgestone:「2018 AUTOBACS SUPER GT」のGT500とGT300の両クラスで ブリヂストンタイヤ装着チームがシリーズチャンピオンを獲得

ブリヂストンがタイヤを供給する「TEAM KUNIMITSU」と「K2 R&D LEON RACING」が「2018 AUTOBACS SUPER GT」において、それぞれGT500クラスとGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得した。
ブリヂストンタイヤ装着チームがGT500クラスのシリーズチャンピオンを獲得するのは2016年から3年連続、両クラスで同時にシリーズチャンピオンを獲得するのは2013年以来2回目となる。

 

TOYO TIRES:「SCORE BAJA 1000」参戦選手をサポート

東洋ゴム工業、および、同社米国タイヤ販売子会社、Toyo Tire U.S.A. Corp.(TTC)は、11月14日から11月18日の4日間、メキシコ・バハカリフォルニア州で開催される、第51回「SCORE BAJA 1000(バハ1000)」に参戦する4選手に対し、同社LTR「OPEN COUNTRY」シリーズを供給し、同ラリーでの活躍をサポートすると発表した。

「SCORE BAJA 1000」は、毎年11月に開催する、世界有数の過酷なオフロードレースのひとつで、参加車両は、メキシコのバハ・カリフォルニア半島太平洋側の都市エンセナーダを出発し、全行程1000マイル(約1600km)の岩場の多い山岳地帯や起伏に富んだ砂漠地帯を走破する。同レースでは、ドライバーの高度なテクニックのみならず、過酷な悪路での走破性と耐久性の優れた、高い信頼性を有するオフロードタイヤが求められている。

TOYO TIRESは、北米市場で高い評価を得ている、LTR「OPEN COUNTRY M/T」をレース用にチューニングし、サポート選手チームに供給する。

同社は、今後もオフロードレースでのサポートを通じて、グローバルに同社製タイヤのパフォーマンスの向上を図るとともに、その高さを訴求していくとしている。