横浜ゴムは、11月27日、神奈川県足柄下郡の、アネスト岩田ターンパイクで、2109年2月1日から発売を開始する新商品「BluEarth-GT AE51」の、体感試乗会を開催した。
※詳細は月刊タイヤ2019年1月号掲載予定
コンチネンタルタイヤのスーパースポーツタイヤ「SportContact 6 」は、本田技研工業株式会社が、2018年10月に発表したスーパースポーツモデル「NSX」の改良モデルに、新車装着されている。タイヤサイズは、F:245/35ZR19 (93Y)、R:305/30ZR20 (103Y)
「SportContact 6」は、コンチネンタルの最高グレードの製品であり、世界に名だたるスポーツカーや、ハイパフォーマンスモデルに承認されている、ウルトラハイパフォーマンスタイヤ「SportContact」シリーズの最新タイヤである。そのハンドリング、グリップ、安全性に優れたパフォーマンスは、ドイツの自動車雑誌「Auto bild sportscars」 に掲載された性能テストで、専門家から最も評価の高い製品として選ばれたほか、多くの自動車雑誌で高い評価を得ているタイヤでもある。
横浜ゴムは、低燃費タイヤブランド「BluEarth」のグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」を、2019年2月1日より発売する。発売サイズは245/35R19 93W~155/65R14 75Hの全57サイズで、価格はオープンプライスとなる。
「BluEarth-GT AE51」は、ミドルクラスセダンをメインターゲットに「走行性能、快適性能、環境性能の全てに優れるグランドツーリングタイヤ」をコンセプトとして開発された。長距離移動することを語源とする「グランドツーリング」に相応しい、力強くしっかりとした走行性能を追求し、商品名に「グランドツーリング」を意味する「GT」を取り入れた。さらに、従来品(BluEarth-A)で定評のあった、優れたウエットグリップ性能を確保しながら、低燃費性能を一段と向上。国内ラベリング制度においては全サイズで最高グレードのウエットグリップ性能「a」を獲得。転がり抵抗性能では、31サイズで「AA」、26サイズで「A」を獲得している。
「BluEarth-GT AE51」は、専用開発の非対称パターンにより、快適な乗心地と、優れた操縦安定性を両立するとともに、トレッドパターンに施した「ライトニンググルーブ」や「ブレードカットサイプ」が、優れたウエット性能に貢献する。さらに、専用のチューニングを施した高剛性構造や、接地圧を均一化したトレッドプロファイルが力強く、快適な走りを実現。また、発熱によるエネルギーロスを抑える2層構造の「低燃費レイヤードゴム」や、歪みを低減するサイドプロファイル、放熱効果を生む「ディンプルショルダーデザイン」により低燃費性能を向上している。
ブリヂストンは、川崎重工業株式会社が11月6日に発表した、アドベンチャースタイルのツーリングモデル「VERSYS 1000」および「VERSYS 1000 SE」2019年モデルの新車装着用タイヤとして、「BATTLAX SPORT TOURING T31」を納入すると発表した。
「VERSYS」シリ-ズの最上位モデルである当該車輌の走行安定性を高めるために、同タイヤは重要な役割を果たすとしている。
東洋ゴム工業の欧州におけるタイヤ販売統括会社、Toyo Tire Europe GmbH(TTE)は、2018年11月30日から12月9日、ドイツ・エッセン市で開催される「Essen Motor Show」に、TOYO TIRESブースを出展する。
今回のTOYO TIRESブースは、昨年出展時より展示スペースを拡大し、「本物の走り」を支えるTOYO TIRESブランドの世界観を来場者に訴求するとのこと。
タイヤ展示エリアでは、同社グローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES」シリーズより、来春、欧州市場で発売予定の、ストリ-ト・スポーティタイヤ「PROXES TR1」を世界で初めて公開する。
このほか、世界的なラリードライバーKen Block選手が保有する、ラリークロス仕様の「Ford Fiesta」や、「東京オートサロン2018」のTOYO TIRES ブースでも展示された「OPEN COUNTRY M/T」装着「Ford F150 Raptor」のカスタムカーなど、個性的な展示車輌を用意するという。また、開催期間中の、12月4日と5日には、Ken Block選手がドイツに駆け付け、トークショーやサイン会などのイベントを予定している。
ブリヂストンの米国子会社である、ブリヂストン アメリカス・インクは、米国テネシー州のウォーレン工場を拡張し、トラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)の生産能力を増強することを発表した。
今後、3年間で総額4000万ドル(約45億円※) の投資を行い、2020年末までには生産能力を現在の、9125本/日から、9400本/日へ拡大する予定である。
増強の目的は、北米で伸長するTBRの需要に対応し、ユーザーのニーズに迅速に応えすることにあるとしている。同社グループは、需要動向に迅速かつ柔軟に対応し、高品質で競争優位性のある製品をタイムリーに供給する体制を構築していくとしている。
※1ドル=112円で換算
<ウォーレン工場概要>
1. 所在地:テネシー州ウォーレン郡
2. 工場長:Tamara Martensen(タマラ マーテンセン)
3. 設立年:1990年
4. 敷地面積:約177,000m2
5. 従業員数:約1,000名(2018年6月現在)
6. 生産能力:日産9125本
7. 生産品目:トラック・バス用ラジアルタイヤ