Continental:「SportContact 6」が、HONDA「NSX」にOE装着

コンチネンタルタイヤのスーパースポーツタイヤ「SportContact 6 」は、本田技研工業株式会社が、2018年10月に発表したスーパースポーツモデル「NSX」の改良モデルに、新車装着されている。タイヤサイズは、F:245/35ZR19 (93Y)、R:305/30ZR20 (103Y)

「SportContact 6」は、コンチネンタルの最高グレードの製品であり、世界に名だたるスポーツカーや、ハイパフォーマンスモデルに承認されている、ウルトラハイパフォーマンスタイヤ「SportContact」シリーズの最新タイヤである。そのハンドリング、グリップ、安全性に優れたパフォーマンスは、ドイツの自動車雑誌「Auto bild sportscars」 に掲載された性能テストで、専門家から最も評価の高い製品として選ばれたほか、多くの自動車雑誌で高い評価を得ているタイヤでもある。

 

YOKOHAMA:トータルパフォーマンスに優れたグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」を新発売

横浜ゴムは、低燃費タイヤブランド「BluEarth」のグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」を、2019年2月1日より発売する。発売サイズは245/35R19 93W~155/65R14 75Hの全57サイズで、価格はオープンプライスとなる。

「BluEarth-GT AE51」は、ミドルクラスセダンをメインターゲットに「走行性能、快適性能、環境性能の全てに優れるグランドツーリングタイヤ」をコンセプトとして開発された。長距離移動することを語源とする「グランドツーリング」に相応しい、力強くしっかりとした走行性能を追求し、商品名に「グランドツーリング」を意味する「GT」を取り入れた。さらに、従来品(BluEarth-A)で定評のあった、優れたウエットグリップ性能を確保しながら、低燃費性能を一段と向上。国内ラベリング制度においては全サイズで最高グレードのウエットグリップ性能「a」を獲得。転がり抵抗性能では、31サイズで「AA」、26サイズで「A」を獲得している。

「BluEarth-GT AE51」は、専用開発の非対称パターンにより、快適な乗心地と、優れた操縦安定性を両立するとともに、トレッドパターンに施した「ライトニンググルーブ」や「ブレードカットサイプ」が、優れたウエット性能に貢献する。さらに、専用のチューニングを施した高剛性構造や、接地圧を均一化したトレッドプロファイルが力強く、快適な走りを実現。また、発熱によるエネルギーロスを抑える2層構造の「低燃費レイヤードゴム」や、歪みを低減するサイドプロファイル、放熱効果を生む「ディンプルショルダーデザイン」により低燃費性能を向上している。

 

BRIDGESTONE:2輪車用タイヤ「BATTLAX」が、カワサキ「VERSYS 1000/VERSYS 1000 SE」に新車装着

ブリヂストンは、川崎重工業株式会社が11月6日に発表した、アドベンチャースタイルのツーリングモデル「VERSYS 1000」および「VERSYS 1000 SE」2019年モデルの新車装着用タイヤとして、「BATTLAX SPORT TOURING T31」を納入すると発表した。
「VERSYS」シリ-ズの最上位モデルである当該車輌の走行安定性を高めるために、同タイヤは重要な役割を果たすとしている。

 

VERSYS 1000 SE
BATTLAX SPORT TOURING T31
Front 120/70ZR17 M/C (58W)
Rear 180/55ZR17 M/C (73W)

YOKOHAMA:国内最高峰のカートレース「全日本カート選手権」OK部門のシリーズチャンピオンを獲得

横浜ゴムのレーシングカートタイヤ装着車が「2018年オートバックス全日本カート選手権」の最高峰クラスであるOK部門のシリーズチャンピオンを獲得した。同部門でのヨコハマタイヤのシリーズチャンピオン獲得は初で、シリーズを通してヨコハマタイヤの優れた戦闘力を実証する結果となった。

 

PIRELLI:FORMULA ONE との契約を2023 年まで延長

ピレリは、2019 年に満了するFIA との現行契約を4年間延長し、2020年~2023年の期間もFIA Formula
One 世界選手権グローバルタイヤパートナーを継続することを発表した。
これまでの良好なパートナーシップを受け、今回の契約は短期間での調印完了とった。
FOM とピレリは、Formula One からの要望に対して全面的に対応することで合意し、2021年から施行予定の18インチタイヤ導入を含む新テクニカルレギュレーションへ向けて活動することを改めて確認した。

 

TOYO TIRES:「Essen Motor Show」に出展

東洋ゴム工業の欧州におけるタイヤ販売統括会社、Toyo Tire Europe GmbH(TTE)は、2018年11月30日から12月9日、ドイツ・エッセン市で開催される「Essen Motor Show」に、TOYO TIRESブースを出展する。

今回のTOYO TIRESブースは、昨年出展時より展示スペースを拡大し、「本物の走り」を支えるTOYO TIRESブランドの世界観を来場者に訴求するとのこと。

タイヤ展示エリアでは、同社グローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES」シリーズより、来春、欧州市場で発売予定の、ストリ-ト・スポーティタイヤ「PROXES TR1」を世界で初めて公開する。
このほか、世界的なラリードライバーKen Block選手が保有する、ラリークロス仕様の「Ford Fiesta」や、「東京オートサロン2018」のTOYO TIRES ブースでも展示された「OPEN COUNTRY M/T」装着「Ford F150 Raptor」のカスタムカーなど、個性的な展示車輌を用意するという。また、開催期間中の、12月4日と5日には、Ken Block選手がドイツに駆け付け、トークショーやサイン会などのイベントを予定している。

TOYO TIRESブースイメージ

NISSAN:ゴーン会長逮捕

東京地検特捜部は、11月19日、日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者と、同社代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者の2人を、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕した。同特捜部は、横浜市の同社本社も同容疑で家宅捜査した。
複数の国内メディアによると、ゴーン容疑者は、2011年から15年までの5年間に、99億9800万円の報酬を受け取っていたにもかかわらず、有価証券報告書には、49億8700万円の報酬があったと虚偽の数字を記載。合計で、約50億円の報酬を過少に記載した。

 

Bridgestone:北米でトラック・バス用ラジアルタイヤの生産能力を増強

ブリヂストンの米国子会社である、ブリヂストン アメリカス・インクは、米国テネシー州のウォーレン工場を拡張し、トラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)の生産能力を増強することを発表した。

今後、3年間で総額4000万ドル(約45億円※) の投資を行い、2020年末までには生産能力を現在の、9125本/日から、9400本/日へ拡大する予定である。

増強の目的は、北米で伸長するTBRの需要に対応し、ユーザーのニーズに迅速に応えすることにあるとしている。同社グループは、需要動向に迅速かつ柔軟に対応し、高品質で競争優位性のある製品をタイムリーに供給する体制を構築していくとしている。

 

※1ドル=112円で換算

 

<ウォーレン工場概要>

1. 所在地:テネシー州ウォーレン郡

2. 工場長:Tamara Martensen(タマラ マーテンセン)

3. 設立年:1990年

4. 敷地面積:約177,000m2

5. 従業員数:約1,000名(2018年6月現在)

6. 生産能力:日産9125本

7. 生産品目:トラック・バス用ラジアルタイヤ