BRIDGESTONE:中期事業計画(2021-2023)に沿った「稼ぐ力の再構築」の進捗について -中国合成ゴム事業再編を推進-

ブリヂストンは、2021年2月16日に発表した中期事業計画(2021-2023)※1において、グローバルすべての地域、領域を対象とした経費・コスト構造改革を進めていることをお伝えた。コア事業での経費・コスト構造改革とプレミアムビジネス戦略の推進からなる「稼ぐ力の再構築」をベースに、成長事業・探索事業へ戦略的成長投資を進め、事業環境の変化に応じたポートフォリオ経営を推進、着実に成長する”強い”ブリヂストンへの変革を目指している。
そして、その一環として、ブリヂストンは、中国で乗用車用タイヤ向け合成ゴムを製造・販売するグループ会社である普利司通(惠州)合成橡胶有限公司(以下BSRC)の全株式を、素材・化学関連事業をグローバルに展開する、LCY Chemical Corporation(以下LCY)に売却することを決定した。
売却価額は非公開。

◆BSRCとその事業再編の概要は下記の通り

取扱品目:乗用車用タイヤ向け合成ゴム
事業会社:普利司通(惠州)・合成橡胶有限公司
国・地域:中国 広東省 惠州市
事業規模:売上高 399百万人民元(約62億円※2、2020年実績)
従業員数:133名(2020年12月時点)
再編の概要:株式売却・2021年12月14日までにLCYに株式売却完了予定
拠点数:1

ブリヂストングループは、これまで原材料内製からタイヤ開発、製造、販売、サービスまでを一貫して行う垂直統合を通じて、タイヤ事業の全体最適を図っていた。一方で、昨今の目まぐるしく変化する事業環境下、より環境変化に迅速に対応しながら全体最適を図る体制とすべく事業再編を進めている。事業再編にあたっては、ブリヂストングループのみならず、再編対象となる拠点とその従業員が持続的に成長できることを前提に検討を重ねている。

BSRCに関しては、こうした検討の結果、素材・化学関連事業について卓越した専門性を有する企業であるLCYに売却することで、新たなシナジーが生まれ、BSRCがサステナブルに社会価値・顧客価値を創出することができると考え、今回の売却を決定したとのこと。

BSRCの従業員は、LCYのもと新たな環境下で職務にあたることになるが、LCYとのシナジーを職務に活かすことで、一人ひとりがより成長できると考えているという。また、お客様・サプライヤーに対しても、取引に伴う負担を最小限とするよう適切に対応していくとしている。

※1:中期事業計画(2021-2023)の詳細については、同社企業サイトに掲載するプレゼンテーション資料参照。
※2:1人民元=15.5円で換算。

今回発表した事業再編の対象拠点

TOYO TIRES:米国市場でタイヤの販売価格を改定

TOYO TIREの米国における販売子会社、Toyo Tire U.S.A. Corp.は、2021年8月1日より、冬用タイヤを除く全カテゴリのタイヤについて、ディーラ-向け販売卸価格の改定(値上げ)を実施することを発表した。

今回の価格改定は、米国市場での原材料価格および物流費が依然として高値で推移していることを受けて、最大で8.5%の改定を行なうものである。

【価格改定の概要】
1. 対象商品:市販用乗用車用、ライトトラック用、トラック・バス用タイヤ(但し、乗用車、ライトトラックの冬用タイヤを除く)
2. 実施時期:2021年8月1日より適用
3. 改 定 率:最大8.5%(値上げ)

BRIDGESTONE:ビジネスモデル変革や競争力強化のためのデジタルトランスフォーメーションを推進する企業として「DX銘柄2021」に2年連続で選定 ‐中期事業計画(2021-2023)を支えるブリヂストン流DXを加速‐

ブリヂストンは、経済産業省と東京証券取引所が共同で紹介する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2021」※1に、2年連続で選定された。「DX銘柄2021」は、東京証券取引所の上場会社の中から、企業価値の向上につながるデジタルトランスフォーメーション(DX)※2を推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を「DX銘柄」として、業種区分ごとに選定して紹介するものである。

ブリヂストングループは「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げ、中期事業計画(2021-2023)において、独自のDXを推進している。ブリヂストン流のDXは、これまで現場で長年培われてきた強い「リアル」に「デジタル」を組み合わせることで「より大きなデータで、より早く、より容易に、より正確に」をテーマとして、断トツ商品・断トツソリューションの開発、展開に繋げることを目指している。現場密着型の技術サービスにより得られた市場・顧客データや、経験則にもとづく実験・実証により培ってきた「ゴムを極める」技術などの強い「リアル」に、「デジタル」を加えることで、独自のシミュレ―ションやアルゴリズムなどを活用し、市場・顧客接点、素材~製品開発~モノづくり領域のバリューチェーン全体でイノベーションを加速することが可能となる。

2021年末には、同社グループの技術開発拠点である小平地区を再構築し、イノベーションを通じて新たな価値を創造するグローバル拠点として「Bridgestone Innovation Park(ブリヂストン イノベーション パーク)」を開設※3する。そして「Bridgestone Innovation Park」を中核に、グローバル各地のイノベーション拠点間で、デジタル人財の交流を推進、市場データや開発データを共有するなど、連携しながら迅速かつ確実なアウトプットに繋げていくとしている。

今回、「DX銘柄2021」選定にあたって評価された同社の具体的な取り組みは以下の通り。

1. 高度設計シミュレーションを活用した断トツ商品「Bridgestone MASTERCORE」※4 (以下MasterCore) の開発

同社グループは、鉱山車両用タイヤ「MasterCore」の開発にあたり、デジタル技術を結集した高度設計シミュレーションを活用することで、鉱山のレイアウトや車両の走行ルートなど、お客様毎に異なるオペレーションに最適化したタイヤ開発を可能にしている。更に、鉱山オペレーションの現場で使用されるタイヤや車両のデータをリアルタイムで収集・分析するデジタルプラットフォームを活用し、独自のタイヤライフ予測技術を確立した。これらの取り組みにより、お客様の安全で経済的かつ効率的、環境にも配慮した現場オペレーションの実現につながるソリューションを提供している。また、以上の取り組みは単体で進めるだけでなく、ソリューションの提供を通じて得られたデータや知見を商品戦略に反映することで、さらなる価値を創造し増幅させるという成長戦略を実現していくという。

2. DXを促進するための組織体質変革

同社グループは、事業のあらゆる面でDXを加速するために、以下の体質変革の取り組みを行っている。

・DXとソリューション事業戦略を担うBridgestone T&DPaaS戦略部門を経営トップの直轄組織として設置
・日本、米国、欧州に有するイノベーション拠点の連携を強化
・ビジネスの現場を熟知した人財と、デジタル・データサイエンススキルを有する人財から成るDX推進体制を構築
・データサイエンティスト育成研修制度を開設するなど、社内のデジタル人財育成を推進
高度デジタル人財人数(グローバル): 2021年5月時点 約900人、2023年目標 約1200人

※1:旧「攻めのIT経営銘柄」。2020年より、選定の焦点をDXに絞り込むとともに名称を変更
なお、旧「攻めのIT経営銘柄」から通算すると、同社は7年連続で銘柄選定されている
※2:企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること
※3:イノベーションで新たな価値を創造する「Bridgestone Innovation Park」を開設
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2019112801.html
※4:鉱山の生産性向上に貢献する建設・鉱山車両用タイヤ 「Bridgestone MASTERCORE(マスターコア)」を発表
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2020080701.html

TOYO TIRES:「SCORE BAJA 500」OPEN COUNTRYで参戦選手のチームをサポート

TOYO TIREは、米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.(以下、TTC)ならびに、メキシコタイヤ販売子会社NT Mexico S.De R.L.De C.V(以下NTM)とともに、6月9日から13日の4日間、メキシコの、バハ・カリフォルニア州で開催される、第53回「SCORE BAJA 500(バハ500)」に参戦する6チーム、計7台のマシンに対し、同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」シリーズを供給し、同レースでの活躍をサポートをすることを発表した。

毎年6月に開催される「SCORE BAJA 500」は、オフロードレース「SCORE World Desert Championship」(全4戦)における第2戦で、世界有数の過酷なオフロードレースとして知られている。
同レース参加車両は、メキシコの、バハ・カリフォルニア半島にある、エンセナーダを出発し、全行程約500マイル(約800km)の起伏に富んだ砂漠地帯や岩場の多い山岳地帯を高速で駆け抜ける。砂や岩で構成されるハードな路面を制限時間内に走破するためには、ドライバーのテクニックに加え、装着タイヤの悪路走破性と、耐久性が高いレベルで要求される。

同社は、北米市場で高く評価されている本格的オフロード向けピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T」をレース用にチューンアップした「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給する。世界各地のオフロードレースで蓄積した技術的経験をフィードバックし、開発を重ねた「OPEN COUNTRY」シリーズは、トラクション性能やブレーキ性能、悪路走破性を向上したトレッドと、耐外傷性の高いタフネス構造で「SCORE World Desert Championship」でも数々の総合優勝をサポートしてきた。

今年4月に開催されたSOCREシリーズ第1戦「SCORE San Felipe 250」で、総合優勝したBryce Menzies(ブライス・メンジス)選手、2019年のSCORE BAJA 500優勝ならびに、SCOREシリーズ総合優勝を成し遂げたAndy McMillin(アンディ・マクミラン)選手、2019年のSCORE BAJA 1000で地元優勝を飾ったAlan Ampudia(アラン・アンプディア)選手をはじめ、同社および、TTC、NTMとサポート契約を結んでいる選手チームの参戦車両が「OPEN COUNTRY M/T-R」を装着*し、総合優勝を目指すという。

*Jorge Cano(ホルヘ・カノ)選手はOPEN COUNTRY SxS を装着。

※昨年のレースの様子は、YouTubeで閲覧可能。
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=1wTtqXm_T2M

サポートドライバー
OPEN COUNTRY M/T
Andy McMillin選手車両
Bryce Menzies選手車両

YOKOHAMA:オフィシャルグローバルタイヤパートナーを務める「チェルシーFC」が欧州チャンピオンを獲得

横浜ゴムがオフィシャルグローバルタイヤパートナーを務める、イングランド・プレミアリーグの「チェルシーFC」が、現地時間、5月29日、欧州チャンピオンを獲得した。欧州チャンピオン獲得は、9シーズンぶり2度目となる。

「チェルシーFC」は、輝かしい戦歴を誇る世界屈指の名門フットボールクラブで、横浜ゴムは、2015年7月から5年間「チェルシーFC」のオフィシャルシャツパートナーを務め、ヨコハマタイヤのブランド力をグローバルで高めてきた。その後、2020年7月からは、複数年にわたるオフィシャルグローバルタイヤパートナー契約を締結し、引き続き「チェルシーFC」のロゴや選手の写真などを活用した様々な販促活動を展開している。

同社は、今後も、自らの技を日々の努力によって磨き、チーム一丸となって競合との健全なる競争に挑むスポーツチームであり、世界中に数多くのファンを持つ「チェルシーFC」を応援するとしている。また、同社も、同じグローバルプレーヤーとして、今年2月に策定した新中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)の達成に向けてさらなるブランド力向上と販売拡大に取り組むとのこと。

YOKOHAMA:ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦する4チーム7台をサポート

横浜ゴムは、2021年6月3日~6日にドイツで開催される「第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(49th ADAC TOTAL 24h-Rennen)」に参戦する4チーム7台に、ADVANレーシングタイヤを供給することを発表した。中でも昨年パートナーシップ契約を締結したBMWカスタマーチーム「Walkenhorst Motorsport」では、最高峰クラスであるSP9クラスに参戦するBMW M6 GT3(3台)を含めた、計4台がヨコハマタイヤを装着する。供給タイヤは「ADVAN A005(ドライ用)」と「ADVAN A006(ウェット用)」。

「Walkenhorst Motorsport」から、昨年の「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)」のSP9 Proクラスでチャンピオンを獲得したDavid Pittard選手や、元BMWワークスドライバーでFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)、SUPER GTでの活躍で知られるJörg Müller選手がSP9クラスでステアリングを握るほか、5月に開催された予選レースで後続に1周差をつけクラス優勝した、BMW M4 GT4がSP10クラスで参戦し、チャンピオンを狙う。また、「Walkenhorst Motorsport」以外にもATクラス、SP3クラス、SP4クラスに参戦する3チーム(3台)にレーシングタイヤを供給するという。

David Pittard選手らが駆る101号車「BMW M6 GT3」
Jörg Müller選手らが駆る102号車「BMW M6 GT3」
予選レースでクラス優勝した74号車「BMW M4 GT4」
チーム体制

TOYO TIRES:ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦

TOYO TIREは、2021年6月3日から6日にかけて、ドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」(正式名称:49th ADAC TOTAL 24h-Rennen)に参戦することを発表した。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースは、世界で最も過酷な耐久レースのひとつと言われており、本レースが開催されるニュルブルクリンクは、ラインラント=プファルツ州(ドイツ)のニュルブルクに位置する全長約25kmのサーキットコースである。
GPコースと呼ばれる通常コースと、300mの高低差に加えて170ヵ所を超える変化に富んだコーナーが出現する北コース(ノルドシュライフェ)がある。20kmほど続く北コースは、山間部特有の急な天候変化に見舞われやすく、このコースを24時間走る、このレースには、その過酷さから、自動車や、タイヤの総合的な性能を追求する場として多くのメーカーが参戦している。
同社は、昨年パートナーシップ契約を締結した、株式会社NOVEL※1(本社:岐阜県岐阜市、社長:渡邊卓、以下、NOVEL Racing)とともに、今年も、このレースへ参戦する。
昨年に続き、同社とRing Racing※2が投入する、TOYOTA Supra GT4とLEXUS RC F向けにタイヤを開発、供給し、その挑戦へのサポートを通して、TOYO TIRESブランドの訴求を図るとしている。

※1:株式会社NOVEL:LEXUS「F」モデル用に高機能パーツを開発、販売する、LEXUS専門チューナー。2016年より本レースに参戦し、2018年には、参戦車両2台ともクラス2位、3位に入賞する快挙を達成。
※2:Ring Racing:ニュルブルクリンクのそばで、10年以上にわたってレーシングカーの製作を手がけるカーチューナー。

このレースの前哨戦にあたる、本年の「ニュルブルクリンク耐久シリーズ」において、同社がサポートする、TOYOTA Supra GT4が第2戦でクラス2位に、LEXUS RC Fが第3戦でクラス1位に入賞するなど、幸先の良い成績を獲得して本戦に臨むとのこと。

LEXUS RC F
TOYOTA Supra GT4

FALKEN:「Porsche 911 GT3R」2台体制で『ニュルブルクリンク24時間レース』に参戦

住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパは、6月3~6日にドイツで開催される世界最大級のツーリングカーレース『ニュルブルクリンク24時間レース(正式名称:49th ADAC TOTAL 24h-Rennen)』に、FALKENモータースポーツチームとして参戦することを発表した。
Porscheでのレース参戦10周年となる2021年は、昨年に引き続き「Porsche 911 GT3R」2台体制で総合優勝を目指す。また、本年もオフィシャルスポンサーとしてFALKENブランドで同レースに協賛し、多くのファンに感動を届けるとしている。

同社グループは、1999年以来、世界一過酷なレースとも言われる『ニュルブルクリンク24時間レース』に、FALKEN モータースポーツチームとして参戦を続けてきた。昨年は、霧や一時中断するほどの豪雨にも見舞われる厳しい環境と過酷なコースとが重なり完走すること自体が難しいレースであったが、FALKENタイヤの信頼できる性能を軸にチームが一丸となってレースに挑み、同チームの2台は総合10位と11位で、ともに完走を果たした。
本年は、同コースで5月1日に開催された『ニュルブルクリンク耐久シリーズ』の第3戦で総合3位、5月8~9日に開催された『ニュルブルクリンク24時間レース』の予選レースでも総合6位と多くの強豪チームが参戦する中で好成績を残している。これらのレースで収集したデータを基に最終調整を行い、万全な体制で『ニュルブルクリンク24時間レース』に臨むとしている。

ADAC TOTAL 24h Nürburgring 2020 – Foto: Gruppe C Photography; #033 Porsche 911 GT3 R, Falken Motorsports: Christian Engelhart, Sven Müller, Dirk Werner; #044 Porsche 911 GT3 R, Falken Motorsports: Klaus Bachler, Matteo Cairoli, Martin Ragginger

TOYO TIRES:日本サッカー協会とサポーティングカンパニー契約を締結

TOYO TIREは、今回、サッカー日本代表のサポーティングカンパニー契約を、公益財団法人日本サッカー協会と締結しましたことを発表した。
同社は今後「SAMURAI BLUE(サムライブルー)」の愛称で知られる、サッカー日本代表をはじめ、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)、年代別日本代表、フットサル日本代表、ビーチサッカー日本代表、サッカーe日本代表と、全カテゴリのサッカー日本代表をサポーティングカンパニーとして応援していくとしている。
※:日本サッカー協会の略称、Japan Football Associationの略

同社は、2019年に「まだ、走ったことのない道へ。」というフロンティア精神を現したブランドステートメントに刷新、道なき道であっても勇気をもって果敢に走り、挑戦心と独創的な発想により、世の中に驚きと感動を提供する企業でありたいという意思を表明している。
ブランドロゴの表記に用いる青色は、同社のコーポレートカラーであり、これまで青色に意味を見出したブランディングにも取り組んできた。2020年からは「青を灯せ」という、挑戦する姿勢を促し、応援していくブランドメッセージを社内外に発信している。
JFAが策定した、日本代表アイデンティティには「日本の代表として戦う誇りを心に刻み、勝利を目指してひとつに団結する」、「すべての関わりに対して感謝し、日本中の応援を力に変えて世界に挑み続ける」と明記されている。こうした精神が、同社の事業に取り組むうえであるべき姿としている理念に重なることから、これに深く共鳴し、代表チームユニフォームに象徴されるBLUEを自らのコーポレートカラーとしている親和性をも背景とし、夢に向かって躍動するサッカー日本代表を、企業として応援していく決意をしたとのこと。
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)においては、世界の大舞台に向けた挑戦が始まっている。開催される試合を通じて、同社からは「青く、熱く、走れ。」というキーメッセージを掲げ、日本のサポーターと一丸とり、サッカー日本代表を応援していくとした。

■契約締結に寄せて(関係者コメント)■

【公益財団法人日本サッカー協会 会長 田嶋幸三氏のコメント】
JFA創立100周年の節目となる今年、日本屈指のタイヤメーカーであるTOYO TIRE様にサッカー日本代表のサポーティングカンパニーとしてご支援いただくことになりました。これまでも日本代表のアウェイゲームなどの看板スポンサーとしてサポートしていただきましたが、大舞台への挑戦を控えた中、しかもコロナ禍の厳しい状況下でサポートいただくことは、日本代表チームにとって大きな力になります。また、“青”というイメージカラー、“夢に挑戦する企業”といった共通点もあり、心強く思います。TOYO TIRE様のご期待に応えるよう、強く、魅力ある代表チームをつくってまいります。

【SAMURAI BLUE(サッカー日本代表) 監督 森保 一氏のコメント】
このたび、TOYO TIRE様が日本代表のサポーティングカンパニーとして私たちをサポートしてくださると聞きました。厚く御礼申し上げます。コロナ禍で誰もが日々厳しい生活を送っている中、このような形でご支援をいただいたということに大きな期待を感じています。
ピッチでのプレーはもちろん、ピッチ外も含め日本代表の活動を通して国民の皆さんに勇気、元気、そしてこの厳しい状況を生き抜く粘り強さを発信していくことでその期待に応えていきたいと考えています。

【TOYO TIRE株式会社 清水隆史代表取締役社長のコメント】
サッカー日本代表をサポーティングカンパニーとして応援できることを心から誇りに思います。私たちは、青色は挑戦者を表す色であると解釈しています。また、青い炎は、赤い炎よりも高温で燃えていることも知られています。夢に挑戦するタフさ、信念を貫く強さなど、選手たちのひたむきな姿勢から学び取り、また、青い情熱の炎を胸に戦う選手たちを応援できる幸せを当社の原動力に変えていき、ぜひ、夢の舞台へのチャレンジを支えていきたいと思います。

◆契約概要◆

ポジション:サポーティングカンパニー
契約期間:2021年5月1日~2022年12月31日
サポート対象:サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)をはじめ、年代別日本代表、フットサル日本代表、ビーチサッカー日本代表、サッカーe日本代表など、全カテゴリのサッカー日本代表
主な取得権利:呼称権、集合肖像使用権、JFA主催試合競技場での看板露出ほか、練習会場への横断幕掲出、プロモーション権等

◆今後の予定◆

5月28日に予定されている「ワールドカップ2次予選 対ミャンマー戦」の試合会場での各種ブランドロゴ露出、テレビ中継でのTVCF放映を行う。
また、5月20日より、同社HP内に、サッカー日本代表応援サイトを開設する。

◆同社スポンサード活動について◆

同社は、2014年から2016年、イタリア・セリエAの強豪「ACミラン」のスポンサーとなったことをはじめ、国内では2016年からJリーグのガンバ大阪のプラチナパートナーとしてスポンサードを続けている。
この間、主力タイヤ工場のある宮城県のJリーグチーム、ベガルタ仙台のCSRパートナーとして地域の子供たちのサッカー大会の協賛等も協力してきた。また、2018年からは、世界の舞台へ挑戦するゴルフや陸上、BMXなどの種目のアスリートたち(オリンピック競技強化選手)へのサポートもしている。このほか、JFAが主催する、各種アスリートたちによる出張授業「JFAこころのプロジェクト」への参画を通じて、子供たちへプロ選手たちの学びやメッセージを伝えてきた。
同社は、今後も、これらのスポンサード活動を通じて、さまざまな企画展開や地域社会のスポーツ振興に努めていくとしている。

YOKOHAMA:ミニ四駆日本一決定戦「ジャパンカップ」をスポンサーとしてサポート

横浜ゴムは、プラモデル大手メーカー、タミヤが主催するミニ四駆日本一決定戦『Powered by FDK ミニ四駆ジャパンカップ2021』を用品提供スポンサーとしてサポートする。大会コースに「ヨコハマ」の名を冠した「ヨコハマタイヤサプライズロード」が設置されるほか、参加賞として非売品の、YOKOHAMAグッズを提供する。また、大会時のオフィシャルショップにて同社オリジナルのミニ四駆関連グッズなどの販売を予定している。

ジャパンカップは、初開催から33年続く、長年ミニ四駆ファンを魅了してきたビッグタイトルであり、全国各地で地区大会が行われ、地区大会を勝ち抜いた参加者によってチャンピオンが競われる。今年のコースは、5月13日に第59回静岡ホビーショーで公開され、同15日には、タミヤ公式Youtube チャンネル 『TAMIYAINC』(https://www.youtube.com/user/TAMIYAINC)でコース解説がライブ配信されている。なお、開催日程については、新型コロナウイルスの感染再拡大により現時点では未定となっている。

同社は、子どもから大人まで多くの方に楽しみながらグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN(アドバン)」や「YOKOHAMA」への理解を深めてもらえる施策を展開していて、その一環として、今回のジャパンカップのスポンサー以外にも、「ADVAN」をテーマとしたラジコンカーのカラーリングコンテストを実施したほか、タミヤとのコラボレーションで制作した「ADVAN」オリジナルミニ四駆「ADVAN シャドウシャーク リミテッド」を販売している。

大会シンボルマーク
大会ロゴ
2021年の大会コース「MAXサプライズサーキットREMIX 2021」