YOKOHAMA:日本カーシェアリング協会へタイヤ寄贈

横浜ゴムは、東日本大震災の被災者支援の一環として、乗用車用タイヤ12本とホイール4本を一般社団法人日本カーシェアリング協会に寄贈した。寄贈タイヤは4月14日に宮城県石巻市にある石巻専修大学で開催された「2021年春の学生整備プロジェクト」において被災された方に寄贈する車両へ装着された。

日本カーシェアリング協会は、東日本大震災の復興支援活動の一環として、震災直後の2011年4月から仮設住宅や在宅避難の方々を対象にカーシェアリングをサポートし、仮設住宅や復興住宅などでの非営利のカーシェアリング、生活困窮者や非営利組織への車両貸し出し、地域振興のための車両貸し出しを行っている。また、自然災害によって車を失ってしまった方々へ車を一定期間無料で貸し出す生活再建支援も行っている。横浜ゴムは、同協会の活動に賛同し、東日本大震災で被災され、今も生活に不自由を強いられている方々や支援団体に乗用車用タイヤを寄贈する活動を2015年から行っている。

「学生整備プロジェクト」は、石巻専修大学の理工学部機械工学科自動車工学コースで授業の一環としてタイヤ交換、オイル交換、点検作業などを毎年春と秋のタイヤ交換のシーズンに合わせて行っている。

TOYO TIRES:フォーミュラドリフトジャパン2021に参戦

TOYO TIREは、2021年5月15日より、鈴鹿ツインサーキットで開幕を予定している、「FORMULA DRIFT JAPAN 2021(フォーミュラドリフトジャパン)」に参戦することを発表した。
「FORMULA DRIFT」は、日本発祥のモータースポーツであるドリフト競技の代表的な大会「D1グランプリ」などの影響を受け、アメリカで生まれたドリフト競技である。フォーミュラドリフトジャパンは、2015年より「FORMULA DRIFT」のインターナショナルシリーズとして日本へ逆輸入するかたちで開催されるようになった。
同社は、モータースポーツへの参画の一環として、昨年に引き続き今年もフォーミュラドリフトジャパンにスポンサー企業として参戦する。昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、全レースを無観客で開催し、その模様は動画で配信された。全世界から延べ270万回以上の再生が行われ、モータースポーツファンからの注目度が高いイベントとなっている。
今シーズンは、Mad Mike選手および、川島将貴選手に、同社製タイヤ「PROXES R1R」を供給し、本レースへの挑戦をサポートするとのこと。
2020年1月に同社ブランドアンバサダーに就任した、Mad Mike選手は、コロナ禍の影響で初戦への参戦は見送ることとなったが「次のレースではファンの皆様に満足いただける走行をしたい」と強い意欲を表明している。また、川島将貴選手は、今年のD1グランプリシリーズでデビューを果たし、満を持してフォーミュラドリフトジャパンに初参戦する。

Mad Mike選手
Mad Mike選手
Mad Mike選手のドリフト走行の様子
PROXES R1R
川島将貴選手

MICHELIN:自動車専用360度スキャナーを提供する、仏「ProovStation」(プルーブステーション)と提携を発表 〜自動車両点検ソリューションを強化、車両点検全体を30分から1分未満に短縮〜

ミシュランは、自動車専用 360 度スキャナーを提供する「 ProovStation(本社︓フランス)と提携し、自動車両点検ソリューションを強化すると発表した。
車両点検は、これまで約30分を要し、うち約3分でタイヤ点検をするのが一般的であったが、今回の提携により、わずか数秒でタイヤを点検し車両点検全体を1分未満にまで短縮することが可能になる。また、車両点検費用を抑え、点検結果の信頼性も高まる。
「ProovStation」 が開発したソリューションに、ミシュランは、路面磁器スキャナー「MICHELIN QuickScan」で培ったタイヤ点検技術を提供する。「MICHELIN QuickScan」により自動車両点検機能が強化され、タイヤの摩耗をミリメートル単位の精度で、自動かつ瞬時に確認できるようになる。
「MICHELIN QuickScan」は、路面の磁気スキャナーでタイヤ摩耗を自動測定する。全ブランドのタイヤと、車両を、雨、雪などの天候に関わらず測定可能で、電気機器無しに4時間以内に設置ができる。また、汚れや泥を取り除く必要はなく、メンテナンスも簡単である。15以上の特許出願をしたこのツールに加え、ミシュランは。独k時の人工知能アルゴリズムでタイヤデータを精査分析する。

【ProovStation 】
「ProovStation」は、欧州13か国で事業展開する、コンピュータービジョンを専門とする DeepTechの新興企業である。
2017年以降、自動車検査プロセスの自動化、標準化、修理費自動見積もりを追求してきた。「ProovStation」は、一連の光学技術で、3秒で360°スキャンを実⾏するハイテク車両スキャナーを開発している。

TOYO TIRES:SCOREシリーズ初戦「San Felipe 250」で、同社「OPEN COUNTRY」装着車両が総合優勝

TOYO TIRE、および、Toyo Tire U.S.A. Corp.は、4月14日から18日まで、メキシコ・バハカリフォルニア州で開催された、オフロードレース「第34回 SCORE San Felipe 250」において、同社より「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給、サポートした「Bryce Menzies(ブライス・メンジス)選手チーム」が総合優勝したほか「Andy McMillin(アンディ・マクミラン)選手」が3位「Alan Ampudia(アラン・アンプディア)選手」が4位と、上位入賞を果たしました。

34回目の開催となった「SCORE San Felipe 250」は、オフロードレース「SCORE World Desert Championship」(全4戦)における2021年シリーズの初戦となる。全280.2マイル(約450km)でタイムを競う同レースに、今年は、35名の選手が参戦した。

「SCORE San Felipe 250」のコースは、想定通りに走るのが困難なコースのひとつとして知られていて、荒涼とした砂漠に突如出現するくぼみや岩場など、悪条件のなかでの高速走行がレースの行方を左右し、タイヤには、悪路における対外傷性や起伏のあるコースでのトラクション性能が求められる。このレースでは、同社製タイヤ「OPEN COUNTRY MT-R」が優れた耐久性とパフォーマンスを発揮した。「Bryce Menzies選手」が4時間28分のタイムで総合優勝、7分後にゴールした「Andy McMillin選手」が3位、「Alan Ampudia選手」も力強い走りで4位を獲得、TOP5のうち3選手が同社のサポートチームで占める結果となった。

「Bryce Menzies選手」は「今年のサン フェリペのコースは過酷だった。我々のチームも柔らかい砂の中に潜んだ大きな岩の衝撃に幾度となく遭遇したが、タイヤがパンクすることもなく、自信を持って運転できたことがレースに勝利できた要因だ」と、レースを振り返ってコメントしている。

TOYO TIRES:「2021年D1グランプリシリーズ」に参戦

OYO TIREは、2021年4月24日より、滋賀県の奥伊吹モーターパークで開幕を予定している、「2021年D1グランプリシリーズ(D1GP)」に、参戦することを発表した。

同社は、2007年よりドリフト競技チーム「Team TOYO TIRES DRIFT」を結成し、D1GPに参戦しており、今年は、川畑真人選手、藤野秀之選手の2名体制で、D1GP全10戦に挑む。川畑選手は、昨年に引き続き、同社のブランドカラーである青を強調したデザインのTOYOTA GR Supraでレースに臨む。藤野選手は、今後のD1GPの発展と自身への挑戦の意味を込めてマシンを一新し、同じく青を強調したTOYOTA 86で参戦する。
なお、タイヤサポートドライバーには、松井有紀夫選手(Team RE雨宮 K&N 所属)、トヨタ自動車株式会社に勤務するテストドライバーでもある松山北斗選手(FAT FIVE RACING 所属)のほか、新たに川島将貴選手(Team M2 Racing 所属)が加わる。川島選手は、2019年にD1GPの直下のカテゴリーであるD1 Lightsで初優勝し、今年、満を持してのD1GP参戦に、注目が集まっている選手である。

■2021年D1グランプリシリーズ(予定)

4月24日(土)・25日(日):第1戦・第2戦 奥伊吹モーターパーク 滋賀県
6月26日(土)・27日(日):第3戦・第4戦 筑波サーキット 茨城県
8月21日(土)・22日(日):第5戦・第6戦 エビスサーキット 西コース 福島県
10月2日(土)・3日(日):第7戦・第8戦 奥伊吹モーターパーク 滋賀県
10月30日(土)・31日(日):第9戦・第10戦 オートポリス 大分県

2021年 藤野選手参戦車両 TOYOTA 86イメージ
松井有起夫選手
松山北斗選手
川島将貴選手
川畑真人選手
藤野秀之選手

BRIDGESTONE:中期事業計画を支えるブリヂストン流のDX「モノづくり領域」にて匠の技を伝えるシステムを開発 ~暗黙知の形式知化・定量化により、ソリューション事業を支える「断トツ商品」の安定供給に貢献~

ブリヂストンは、中期事業計画を支える同社流DXの一環として、航空機用タイヤと建設・鉱山車両用タイヤの「モノづくり領域」において、匠の技を伝えるシステムを、株式会社ノビテック※1(ノビテック)と共同開発した。

このシステムは、デジタルを活用して工場における航空機用タイヤや建設・鉱山車両用タイヤの成型作業に必要な暗黙知を形式知化・定量化し、熟練技能員の匠の技を確実かつ効率的に伝承することを可能にする。既に航空機用タイヤを生産する久留米工場、建設・鉱山車両用タイヤを生産する北九州工場に本格導入され、同社のソリューション事業を支える「断トツ商品」の安定供給に貢献している。2021年上期中には、航空機用タイヤを生産する海外工場(タイ)にも展開予定であるという。

同社は、市場・顧客情報を素早くエンジニアリングチェーンに繋ぐ市場・顧客接点のDXと共に、技術イノベーションを推進すべく素材開発~製品開発~モノづくりというエンジニアリングチェーン全体でのDXに取り組んでいる※2。これは、現場の匠達によって長年培われてきた膨大なデータや経験が支える「ゴムを極める(ゴムを見る・解く・操る)」技術などの「強いリアル」に、デジタルを融合する事で、”より大きなデータで、より早く、より容易に、より正確に”、「断トツ商品」開発、「断トツソリューション」に繋げる当社独自の取り組みであるという。

過酷な使用環境に対応するため高品質・高性能が求められる航空機用タイヤと建設・鉱山車両用タイヤは、タイヤメーカーの総合的かつ高度な技術力を反映する商品である。多くの部材で構成され、成型工程において、作業ステップ数は一般的な乗用車用タイヤの15倍以上、高度な熟練のスキルが求められる。成型作業における不具合は製品不良に直結し、安心・安全なオペレーションを支える「断トツ商品」をタイムリーに供給できなくなることにつながる。そのため、モノづくりにおける匠の技を確実に伝承していくことが、最適なグローバル供給体制の構築に向けて課題となっていた。

そこで同社は、ノビテックの協力を得てデジタルを活用した技能伝承システム※3を開発、新人技能員などの技能訓練に活用し、確実かつ効率的に熟練技能員の匠の技を伝承する仕組みを構築した。成型作業の動きをモーションカメラや慣性・圧力センサーで計測し、新人と熟練技能員の差を作業ステップ毎に可視化し評価、低評価のステップについて繰り返し訓練することで、効率的に技能を習得することができるようになった。高度な熟練のスキルがDXにより標準化されることで、高品質な「断トツ商品」を安定的に供給することが可能となる。

※1高速度現象の可視化・計測技術に強みを持つ1998年に設立された日本企業
※22020年9月15日 中長期事業戦略進捗説明会
https://www.c-hotline.net/Viewer/Default/BRID1fefd7b34cea6bf40589aee124fd17e3
※3訓練時の作業をデータ化し、作業を定量的に分析・評価することができる教育システム

DX for Bridgestone
ナイフを使ったタイヤの部材カット作業
モーションカメラで技能員の動きをモニタリング、数値化

YOKOHAMA:バイオマスからブタジエンを生成する世界初の新技術を開発・新しい人工経路と酵素で優れたブタジエン生成能を持つ細胞の創製に成功

横浜ゴムは、国立研究開発法人理化学研究所(理研)、日本ゼオンと共同で設置している「バイオモノマー生産研究チーム」の共同研究により、バイオマス(生物資源)から効率的にブタジエンを生成できる世界初の新技術を開発した。
ブタジエンは、自動車タイヤなどの原料として使われる合成ゴムの主原料として使用されており、現在、ナフサ熱分解の副生成物として工業的に生産されているが、ブタジエン生成技術を確立することにより、石油への依存度が低減でき、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素削減に貢献できるとのこと。

今回、同チームは、新しい人工経路と酵素で優れたブタジエン生成能を持つ細胞の創製に成功した。これにより、これまでの代謝経路に比べ、より安価な中間体を経ることが可能になったほか、これまで開発してきた酵素の知見を取り入れることでブタジエンの発酵生産でのコストを大幅に削減することが期待できる。これらは、ロンドンなどを拠点とし、自然科学分野の研究論文が掲載されているオンライン専用ジャーナル「Nature Communications」に4月13日午後7時(日本時間)に掲載される予定という。また、この技術によって世界初の発酵生産により生成したブタジエンを用いてブタジエンゴムを得ることにも成功した。

「バイオモノマー生産研究チーム」は、同じく合成ゴムの主原料であるイソプレンについても、2018年に世界初となる新しい人工経路の構築と高活性酵素の作成により、優れたイソプレン生成能を持つ細胞を創製。この細胞内で出発原料であるバイオマス(糖)からイソプレン生成までを一貫して行うことに成功している。

横浜ゴム、理研、日本ゼオンは、2013年から共同研究を進めている。「バイオモノマー生産研究チーム」は、2020年4月に理研内に設置され、社会実装に向けた研究を加速させるため、理研の「産業界との融合的連携研究制度」を利用している。今後、さらに高生産酵素と効率的な精製技術確立に向けて、横浜ゴム、理研と日本ゼオンの知見・技術を有機的に融合して研究を進めるとしている。

世界初の発酵生産により生成したブタジエンを用いて得たブタジエンゴム

DUNLOP:白河工場が「優秀将来世代応援企業賞」を受賞

住友ゴム工業の白河工場は、女性社員による独自のユニークな職場改善の取り組みなどが評価され「日本創生のための将来世代応援知事同盟」※1から「優秀将来世代応援企業賞」を受賞した。

「日本創生のための将来世代応援知事同盟」では、加盟各県(17県)から推薦された企業などの中から、子育て支援、女性や若者への支援および働き方改革に対して、独自性や先進性のある取り組みを積極的に行っている企業などを「将来世代応援企業」として表彰している。

白河工場は、従業員が、白河工場で働くことで満足を得られ、従業員の成果によって白河工場も成長することを目指し、そのような健全な関係を構築するために、ワーク・ライフ・バランスの向上、女性の活躍や働き方改革の推進に取り組んでいる。

■白河工場の働き方改革に関する主な取り組み
1.女性チーム「きらり★S-Girls」※2
女性社員による職場間を越えた活動を通じて、働きやすい職場づくりを推進。女性目線での4S・業務改善、女性案内者による工場見学会、ハラスメント研修・勉強会の企画・開催、社内外施設での季節の飾りを通じた交流などを実施。
2.働き方改革プロジェクトチーム「4NO宣言」
4つの「NO」を掲げることで、オンオフのメリハリをつけ、ワーク・ライフ・バランスを推進。
・「NO!会議」 毎週水曜日は会議禁止
・「NO!残業」 毎週水曜日は残業禁止
・「NO!メール」 毎日17時~翌8時まではメール禁止
・「NO!7時前出社」 午前7時前の出社は禁止

■同社、面川寿彦白河工場長の受賞コメント
大変名誉な賞を賜り、誠に光栄です。日頃の従業員の取り組みを評価いただき、感謝いたします。今回の受賞を通過点と捉え、私たちはこれからも活動を推進し、魅力ある会社、やりがいのある仕事を目指し、働き方改革をリードする企業を目指していきます。

同社は、全事業所において、多様な人、価値観や働き方を認め尊重し、従業員一人ひとりが輝ける風土をつくるとともに、働き方改革を推進し、働きやすい職場環境づくりを進めていくとしている。

【白河工場概要】
所在地:福島県白河市双石広久保1番地
生産品目:自動車用タイヤ
操業開始:1974年

※1地方への人の流れをつくり、東京一極集中型社会を変え、人口減少社会に立ち向かう トップランナーを目指す知事が同盟し、地方創生のため行動することをコンセプトに結成された組織。17県が加盟(岩手県、宮城県、福島県、茨城県、福井県、山梨県、長野県、三重県、滋賀県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、高知県、宮崎県)。
※2白河工場女性社員の活動チーム名。「きらり★」は、きらりと輝く女性、「S-Girls」の「S」は、Shirakawa、Smile、Sun、Shineを表しており、チーム名は女性社員の応募。投票で決められた。

<参考>
■日本創生のための将来世代応援知事同盟「将来世代応援企業表彰」
https://www.nihonsousei.jp/activity/summit/summit2021/

BRIDGESTONE:乗用車用タイヤのサブスクリプションサービス「Mobox」を4月より提供開始

ブリヂストンのグループ会社である、ブリヂストンリテールジャパンは、乗用車用タイヤのサブスクリプションサービス「Mobox」の提供を同社が運営するコクピット・タイヤ館で4月1日より開始した。

自動車業界は大変革の時代を迎え、MaaSやCASE化の波が加速し、ユーザーの生活スタイルや消費スタイルも変化している。同社グループは、この変化に対応して「タイヤに安心感と気軽さを」というコンセプトで、サブスクリプションサービス「Mobox」を提案する。

「Mobox」は、タイヤとメンテナンスを月額定額にてご利用できるサブスクリプションサービスである。専門知識を持ったスタッフによる使用用途に合わせたタイヤの提案と組替・脱着に加え、パンク補償、定期的な安全点検や各種メンテナンスなど、安心感のあるサービスを気軽に利用できる。
同社は「Mobox」を通じて、ユーザーの安心・安全な移動を支え、タイヤを適切に管理し長く利用してもらうことで資源生産性の向上に貢献するとともに、適正空気圧を保つことで燃費悪化を抑制しCO2排出量の削減にもつなげていくとしている。

■「Mobox」概要
(詳細に関にかんしては、対応店、Webサイト(https://mymobox.bridgestone.co.jp/)を要確認)

申込方法:サービス対応店又はWebサイト
契約期間:2年(24ヶ月)※
支払い方法:月額定額支払い
サービス対応店:コクピット・タイヤ館 (353店 2021年4月現在)
※契約期間中の解約には条件あり

YOKOHAMA:「タイヤの日」に合わせてタイヤ安全啓発活動を実施

横浜ゴムは、4月8日の「タイヤの日※1」に合わせてタイヤ安全啓発活動を実施する。実施期間は4月8日から4月11日まで。この活動は、タイヤの定期点検や、エコドライブに対する意識を高めることを目的に、2009年から実施している。今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮した上で、店舗でのタイヤ無料安全点検や、ウェブでの情報発信を行うとのこと。

タイヤ無料安全点検は全国各地に展開するタイヤ販売店「タイヤガーデン」、「グランドスラム」のうち、全105店舗※2で実施。点検したユーザーには、各店舗先着50名に同社のイメージキャラクターである、深田恭子さんが描かれたクリアファイルをプレゼントする。また、4月5日からタイヤサイトに特設ページを開設して空気圧低下によるタイヤへの影響のほか、点検の内容や実施店舗の詳細を紹介している。
特設ページ:https://www.y-yokohama.com/product/tire/safetyday/

タイヤの空気圧不足は車の燃費悪化を招き、さらに点検不足は走行時の危険性を高める。日本自動車連盟と国土交通省が実施した調査では、令和元年9月から11月に発生した自動車の路上故障のうち、タイヤのパンクやバースト、空気圧不足が一般道で35.6%、高速道路で59.3%を占めている。同社は、タイヤメーカーの重要な責務として継続的な安全啓発活動を実施しているとした。

※1:(一社)日本自動車タイヤ協会が定めた日で、ドライバーにタイヤへの関心を喚起し、タイヤの正しい使用方法を啓発して交通安全に寄与することを目的にしている。なお、タイヤの日は春の全国交通安全運動の実施月である4月を、また8は輪(タイヤ)のイメージからとっている。
※2:実施店舗はPDF版を要確認。