TOYO TIRES:比嘉真美子選手のレッスンが抽選で当たる「PROXES CL1 SUVデビューキャンペーン」を実施

TOYO TIREは、2021年1月14日に発売した、SUV専用低燃費タイヤ「PROXES CL1 SUV」のデビューキャンペーンを実施すると発表した。

「PROXES CL1 SUV」は、SUVの快適な走行をサポートするため、静粛性能と耐摩耗性能を高めたSUV専用低燃費タイヤである。同社は今回「PROXES CL1 SUV」の発売を記念して、クルマを運転する機会が多いゴルフ愛好家のユーザーに、その高い快適性能を体感してもらいたいという思いから、TOYO TIRE所属女子プロゴルファー・比嘉真美子選手を起用したキャンペーンを実施することとした。
キャンペーンの対象商品は「PROXES CL1 SUV」を含む「PROXES」シリーズ全商品と、オールシーズンタイヤの「CELSIUS」となる。
期間内に対象商品を購入のうえ、応募してもらったユーザーの中から、抽選で合計30名を、比嘉真美子選手のドリームレッスンにご招待する。
このほか、クオカード5000円分を100名にプレゼントするコースもご用意している。

■キャンペーン概要

名称: PROXES CL1 SUVデビューキャンペーン
キャンペーンサイトURL: https://www.toyotires.jp/campaign/pxcl1suv/
応募期間: 2021年4月5日(月)~2021年10月17日(日)
応募方法: キャンペーン対象商品をご購入のうえ、キャンペーンサイト内応募フォームに必要事項を入力。(応募はお一人様1回まで)
※応募にはレシート等の購入証明書が必要。
当選発表: 2021年10月末から11月初旬を予定
※当選者のみへメールにて当選通知、または郵送での賞品発送。
問い合わせ: PROXES CL1 SUVデビューキャンペーン事務局

toyotires@pxcl1s-campaign.com

YOKOHAMA:2021年度入社式を挙行

横浜ゴムは、4月1日、東京本社で、2021年度の入社式を行った。
入社式には、本年度新入社員13名(全社18名)が参加し、同社、山石昌孝代表取締役社長は、次のように挨拶した。
「2021年度新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
就職期間中に、新型コロナウイルス感染症の拡大があり、様々大変だったと考えます。会社に来ることも、先輩達と直接会うことも、今日が初めてという方もいると思います。まず、横浜ゴムグループを代表して、皆さんを心より歓迎いたします。おめでとうございます。
さて、今日から横浜ゴムの一員としてスタートをきる皆さんに、まずは当社の現状についてお話をしたいと思います。

皆さんもご存知のとおり、新型コロナウイルスの世界的な拡大により、我々を取りまく経営環境は一変してしまいました。これまで当たり前だったことがそうではなくなり、一気に社会全体の仕組みが変わるという大きな変化を、皆さん自身も身をもって体験されたことと思います。ただし、どのような状況であっても、ビジネスに言い訳は通用しません。確かな戦略があれば、こうした変化はチャンスに変えることが出来ます。

本年2月19日に中期経営計画YX2023(Yokohama Transformation 2023)を社内外に公表しました。この中で、今後の会社の方向性と、3年間の目標を明確にしました。既存事業における強みの「深化」と、市場ニーズの変化に応える新しい価値の「探索」を同時に推進し、社員一人ひとりが「変革」をすることで、次の100年に向けた成長につなげていきたいと考えています。

私は、この中期経営計画は、社員一人ひとりが意識を変え、仕事の仕方を変えてはじめて達成できると考えています。皆さんは、まず、研修・実習を通して仕事の基本を覚えていただき、当社の一員として力を発揮してもらえればと思います。

次に、毎年私が新入社員の皆さんにお話していることですが、仕事をする上で重要と考える2つのことをお話させていただきたいと思います。

一つ目は「安全とコンプライアンス」です。
これは会社にとって最優先事項であるため、入社式のこの場でお話をしています。
まず「安全」です。社員の安全は最も重要な基本であり、設備や仕組みもその考えで設計されていますが、社員一人ひとりの取組みも非常に重要です。安全の基本は、リスクへの感度をあげることなので、研修中、小さなことでも危険を感じたら、迷わず動きを止め、その情報を研修の担当に報告することを心がけてください。

次に「コンプライアンス」です。皆さんも、不用意なSNS投稿などによるコンプライアンス違反を、ニュースなどで目にしたことがあるかと思います。我々は100年の歴史がございますが、長い年月をかけて築いた信頼が、そのちょっとしたミスによって失われ、企業の存続に影響する可能性もあります。一度失った信頼を回復させることは、容易なことではありません。皆さんも、今この瞬間から、横浜ゴムの社員としての誇りと自覚をもって、それにふさわしい、責任ある行動をお願いします。

二つ目は、「仕事に対する心構え」です。
当社には、2016年に関連会社となったATG(アライアンスタイヤグループ)がありますが、この会社はどんなに難しい状況下でも成長を続けています。例えば、昨年末ATGに横浜ゴムインド工場のマネジメントを任せました。昨年のインドは、新型コロナウイルスでは大変な状況でした。シャットダウンが2か月続き、1か月間はタイヤを1本も販売できる状況ではありませんでした。12か月分の1、1か月間はゼロです。それでも彼らは2019年比に対して大きく伸ばしました。いつも感心するのは、その、彼らの合理的で、柔軟で、そして諦めない姿勢です。合理的とは、真の目的と本質を見失わず、最も効率的に目標を達成するよう考え、行動すること。柔軟とは、状況変化があっても、それに応じてやり方を変え、時には常識にとらわれない柔軟な行動を取ることです。諦めない、とは、環境や人のせいにせず、最後の最後まで粘り強く、自分に与えられた使命を達成することです。

日々の学び、経験がこうした力の基本となります。仕事の学びは学校の学びとは大きく違います。ビジネスはやはり結果を出して、収益を出していくことが目的ですので、自主的にアウトプットを出せるよう、自分で勉強をして、アウトプットに繋げるよう頑張ってください。とにかく、目的を持って積極的に自分の中で色々なものを吸収して、そしてアウトプットを高めてもらいたいと思います。
ここまでお話したように、当社はYX2023を軸に、力を結集して課題に取り組んで参ります。人事制度も変え、年齢に関わらず、とらわれず、仕事に対する能力・アウトプットで配置をしていくことにしました。皆さんも、そうした中で頑張っていただいて、 横浜ゴムの一員となっていただきたいと思います。

まずは、これからはじまる新人研修に、全力で取り組んで下さい。よく考え、課題に真摯に取り組み、最後まで諦めない、そういう人になっていただくことを、当社の代表として期待しています」

DUNLOP:2021年度 入社式を挙行

住友ゴム工業は、4月1日、新入社員(事務系、技術系)51名の2021年度入社式を行った。
昨年は、入社式を開催せず、社長訓示映像を視聴したが、今年は、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、式典の時間を短縮して実施した。

1. 日  時:4月1日(木) 9:00~9:45
2. 場  所:住友ゴム工業本社
3. 出席役員:山本 悟代表取締役社長、西野正貢常務執行役員

山本社長の挨拶

「大切にしてほしい心構え「素直な気持ち」、「一歩踏み出す勇気」を持つこと「素直であること」は全てのベースであり、社会人として大切な心構えのキーワードです。至らない点、未熟な点を認識し、自分の成長に向けて努力する謙虚な姿勢を持つ素直な人ほど、吸収が早く成長するスピードも速くなります。伸びていく若手社員は、素直な心を持って、人の意見や話を聞き、自らを振り返り見つめることができる人が多いように思います。素直な心でいると、周りがその人を応援したくなり、協力者を得て物事がうまく運んでいきます。何事も先ずは「素直な気持ち」で受け止めてみる姿勢が大事です。
次に大切にしてほしい心構えは、「一歩踏み出す勇気」を持つことです。「自分を変える」「自分を変化させる」には結構勇気がいることです。変わることの気恥ずかしさもあると思いますが、一歩踏み出す勇気をもって、さまざまなことに果敢にチャレンジしてください。

未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる
当社は、昨年12月に新理念体系として「Our Philosophy」を策定し、その中にある、住友ゴムの存在意義(Purpose)を「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる」と定めました。私たちの事業は「安心」「ヨロコビ」のためにあり、お客様と社会からの信頼に応え、その期待を超える価値を創造していくことにあると理解してください。この実現のためにも「住友ゴムWAY」の3つの価値観を常に意識して行動するようにお願いします。

・「信用と確実を旨としよう」。あらゆることに誠実に向き合い、お客様、仲間、社会からの信頼に答えましょう。
・「挑戦しよう」。失敗を恐れず、困難なことに取り組む勇気を持ちましょう。
・「お互いを尊重しよう」。お互いを良く知り、考えや個性を尊重しあいましょう。

本日入社した新入社員の皆さんも、住友ゴムの変革の主人公です。社会人としては1年生ですので、真っ白な状態で、可能性は無限大です。皆さんの若いエネルギー、チャレンジ精神に大いに期待しています。一緒に頑張っていきましょう」

 

TOYO TIRES:2021年度入社式を挙行

TOYO TIREは、4月1日、2021年度入社式を執り行ない、清水隆史代表取締役社長が、下記の通り、訓示を行なった。

「ご入社、誠におめでとうございます。
当社はタイヤと自動車部品を事業の中核に据え、2019年、社名をTOYO TIRE株式会社へと変更しました。当社はこれらの事業を通じ、モビリティ社会を支え、豊かにしていくことに喜びと誇り、使命感をもって仕事に臨んでいます。昨年はコロナ禍のもとで移動の制限が課されましたが、アメリカではタイヤの生産・販売は輸送という生命線を支える重要なエッセンシャル・ビジネスと認められ、ロックダウンのさなかでも事業経営を維持・継続してきました。ヒトの移動、モノの輸送を支える当社の事業は、社会的にも重要な使命、役割を持っているという根源的な気づきを得ました。そうした社会からの期待に対して、真摯な気概をしっかり胸に携え、これから当社での社会人人生の一歩一歩を大切に歩んでいただきたいと思います。

本日より、TOYO TIREグループの一員として、新たな挑戦を始める皆さんにお願いしたいことを3点、お伝えします。

1つ目は、「新しい挑戦を恐れない」、そして「そのために原理原則をしっかり学ぶ」ということです。 皆さんは時代の新しい動きに対し、順応する感度がもっとも優れている世代です。変化の激しい、曖昧で不確実な時代のなかでしっかり光をつかみ取って生きていくには、しなやかな柔軟性が必要です。スピード感をもって変化に対応していくために、物怖じせず、新しいチャレンジを起こしていただきたいと思います。しかし、戦略も哲学もないまま、やみくもに新しいことばかりを追いかけては消耗し、逆に破綻に行き着くだけです。新しい挑戦の肥やしを蓄えるために、まずは物事の原理原則、正しい仕事の仕方を身に着け、新たな挑戦の力となるために自分の足元をしっかり固めていただきたいと思います。

2つ目は、「お客様に誠実に、そして期待を超える」ということです。社会の一員として、組織の一員として、そして何より人としてもっとも重要なことは、「正しく誠実である」ことだと思います。一心に正しく仕事をし、お客様に喜ばれる本物をお届けすることは、製造業としてごく当たり前のことであり、私たちの使命です。そのためには、一人ひとりが「正しく誠実である」ことが大前提です。常にお客様、自分以外の関係する人に喜んでいただき、その期待を超えていくにはどうすべきかを意識して、行動していただきたいと思います。

3つ目は、「主体性を持ち、連携を大切にする」ということです。会社は異なる立場・知識・経験を持つ人たちの集まりです。事業経営は、そうした人たちのチームプレーであり、その総和によって、結果が生まれてきます。お互いを尊重しながら、互いの個性を発揮し合うことで化学変化が起こり、協調し合うことでシナジーが生み出されます。自ら意欲をもって主体的に関わっていく。そういう行動が会社を変えていく源泉なのです。臆することなく、ぜひそういう姿勢を持っていただきたいと思います。

この3点は、皆さんの先輩方にも入社時に伝えたものです。それぞれ、働くうえで意識していただきたい普遍的なものであり、どんな時も心に留め置いてほしいと思います。

最後に激励のメッセージを贈ります。当社は、新しい中期経営計画「中計’21」を2月25日に発表しました。将来を見立てることが難しい時代環境のもとでは、すべてを新しく大きく拡大するのではなく、自分たちのリソースをフル活用して持てる力を最大化し、「質的な変革による成長」をめざすべきとの考えに基づいて策定しました。そして、さまざまな社内機能の連携によって、変化に対して迅速かつ柔軟に適応する力を強化したいと考えています。一人ひとり持ち場立場が異なり、異なる能力、役割が期待されていくことになります。多種多様な能力の連携から新しい価値が生まれます。また、絶え間ない変革への挑戦が個々にも求められます。研鑽と挑戦、そして、他との協調、連携を意識していただきたいと思います。 TOYO TIREのコーポレートカラー、ブランドカラーは「青色」ですが、青は挑戦者を表す色です。「青い炎」というのは赤い炎よりも高温で燃えることも知られています。そうしたことから、青色を「内に秘めた情熱を表す色」としてとらえ、当社は、昨年から「青を灯せ」というメッセージを発信しています。皆さん一人ひとりも情熱の青い炎を持っているはずです。今後事あるごとにその情熱を呼び醒まし、挑戦を続けてください」

BRIDGESTONE:入社式を挙行

ブリヂストンは、4月1日、同社としては、初めてとなる、オンラインでの入社式を開催した。
入社式には、2021年4月入社の新入社員、69名が出席し、同社、石橋秀一取締役 代表執行役 Giobal CEOが、新入社員に向けメッセージを述べた。
※大卒・院卒新入社員(事務系・19名 技術系・50名)

TOYO TIRES:ドライ・マッドをスマートに走り抜けるSUV専用ホワイトレタータイヤ「OPEN COUNTRY A/T EX」を発売

TOYO TIREは、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY」シリーズにおいて、オフロード走行における優れたトラクション性能を有しつつ、オンロード走行時での静粛性を確保したSUV用ALL Terrainタイヤ「OPEN COUNTRY A/T EX」を、2021年5月より順次、国内で発売する(発売サイズは全4サイズ、価格はオープン価格となる)。

OPEN COUNTRYシリーズは、SUVをターゲットとした同社の主力ブランドである。
同社は、世界で最も過酷なオフロードレースといわれる「BAJA 1000」などの国際レースに継続参戦し、その経験によって得られた知見を商品開発にフィードバックしている。
同ブランドは、大型SUV車両が抜きん出て普及している北米市場で高く評価されていおり、日本国内市場においては、2016年に販売を開始した。
日本国内でのSUVの人気は依然として高く、同カテゴリの新車販売台数も年々増加している*1。アウトドアやレジャーなどでの使い勝手の良さが人気を博し、ユーザーからは目的地へ向かう時の快適な走行性だけでなく、アクティブな利用シーンにおける見た目の格好良さなどが求められている。
今回発売する「OPEN COUNTRY A/T EX」は、ミドルクラスのSUVをターゲットに、純正サイズを中心としたラインアップでユーザーニーズに応えていく。舗装されていない泥濘地などのオフロード重視ではなく、一般道や高速道路などのオンロードでスマートに走り抜けることを考慮した、スタイリッシュなトレッドパターンを採用し、サイド部にはブランドロゴとタイヤのパターン名を白文字で立体的に表現したホワイトレターを採用するなど、デザイン性も重視している。
同社は、今後もSUV市場におけるユーザーニーズに対応した、独自性の高い魅力ある商品を市場投入するとしている。

*1:日本自動車販売協会連合会の統計データ、2016年から2019年(1月から12月)による。

サイズ
タイヤ画像
パターン特長
ホワイトレター正面
車両装着画像

TOYO TIRES:昨年、コロナ禍に入社し、2年目を迎える社員が、今年度の新入社員へメッセージを発信

昨年、コロナ禍の中で慣れない社会人生活をスタートした新入社員が、来週4月1日で社会人2年目を迎えようとしている。
コロナの感染拡大防止のため、同社事業所の大半が約7割の在宅勤務を継続している状況である。
そのなかで、新たに迎える2021年度の新入社員へのエールになるかと思いたち、社会人2年目の社員から、この1年を振り返り正直な感想などを語ってもったという。

MICHELIN:ヤングタイマー向けクラシックカー用タイヤ2製品を新発売 ~80年代から90年代に活躍した国内外車両向け2製品14サイズをラインナップ~

日本ミシュランタイヤは、クラシックカー用タイヤ「MICHELIN Pilot Exalto PE2」を4月より、「MICHELIN Primacy 3」を7月より順次発売すると発表した。価格はオープンとなる。

80年代から90年代に生産販売された車両は「ヤングタイマー」または「ネオクラシック」と言われ、そのデザイン性や走行性能に加えてクラシックカーに比べてパーツの入手やメンテナンスの容易なことから近年国内外で人気が高まっている。ミシュランは、クルマ文化の継承と、その時代における車両に最適なタイヤを提供するため、今回、2製品をクラシックカー用タイヤのラインナップに追加した。

「MICHELIN Pilot Exalto PE2」は、その特徴的な左右非対称パターンでコーナリング時に優れたドライグリップ性能を発揮するだけでなく、ウエット時における高い排水性能を確保し、安全性に貢献する。モダンクラシックでありながらスポーツタイヤとしての性能を十分に持ち合わせ、ヤングタイマー本来の走りをドライビングプレジャーとともに現代に蘇らせる。
「MICHELIN Primacy 3」は、プレミアムな走りを求めるクラシックサルーン向け「アクティブコンフォートタイヤ」である。高いグリップ力と静粛性を両立させ、さらに高速時でも安定した操縦性能を発揮する。これまで国内外の多くの車両に新車装着用タイヤとして採用された実績がそのパフォーマンスの高さを証明している。

DUNLOP:住友ゴム社員が『グラミー賞』クラシック部門最優秀合唱パフォーマンスを受賞

3月14日に発表された『第 63 回グラミー賞』のクラシック部門で、米国・ニューヨーク州にある合唱団「 Buffalo Philharmonic Chorus 」の「 THE PASSION of YESHUA」が、最優秀合唱パフォーマンスを受賞した。同アルバムでは、同社の現、人事総務部課長代理(当時:米国工場人事総務部ゼネラルマネージャー)の大久保有記氏が合唱団唯一の日本人として参加していた。
大久保氏は、3才からピアノを始め、中学・高校では、グリークラブに所属していた。米国の大学に留学した際に所属した大学合唱団で歌ったオラトリオに感動し、再び訪れる機会があればまた挑戦したいと熱い想いを抱いていた。その後、米国工場駐在時に「バッファロー・フィルハーモニック合唱団」オーディションに合格し、2017年9月から同団体のバリトンとして在籍、音楽活動を行っていた。
2019年4月に、クラインハンス・ミュージックホールで収録された「 THE PASSION of YESHUA 」は、キリストが地上で最後の時間を過ごしたことを英語とヘブライ語で歌ったものになる。同楽曲は、2020年11月24日に『第 63 回グラミー賞』のクラシック部門の3つにノミネーションされ、3月 14日に受賞が決定した。
大久保氏は受賞を受けて、「コーラスでは1/100人ではあったが、貢献はできたと思う。自分の様な普通の人でも『グラミー賞』を受賞できるので、好きなものがある人は迷わずぜひ一歩踏み出してこの喜びを感じて欲しい。練習しなければ上達しないのと同様に、日々の小さな仕事の積み重ねが大きな成果に繋がると信じている」とコメントしている。

■大久保氏プロフィール
氏名:大久保有記/おおくぼ ゆうき(39 歳)
住友ゴムに中途入社。前職での人事・海外経験を活かし、米国工場にてグッドイヤーとのアライアンス解消に伴う労使交渉や協約改訂に尽力した。現在は労務管理、コンプライアンスを始めとする幅広い人事総務業務を担っている。
<経歴>
2014年11月 住友ゴム入社
2015年5月 米国工場 勤務・駐在
2019年7月 本社 人事総務部へ異動

バッファロー・フィルハーモニック合唱団
職場の同僚と大久保氏(右)

YOKOHAMA:ヨコハマタイヤリトレッド北海道事業所が「令和2年度北海道ゼロ・エミ大賞」の「大賞」受賞

横浜ゴムのグループ会社であるヨコハマタイヤリトレッド(株)の北海道事業所(ヨコハマタイヤリトレッド北海道事業所)は、2021年3月「令和2年度北海道ゼロ・エミ※大賞」の「大賞」を受賞した。2005年から始まった「北海道ゼロ・エミ大賞」で、タイヤメーカーが表彰されるのは初となる。

「北海道ゼロ・エミ大賞」とは、北海道が廃棄物の発生・排出抑制および二酸化炭素の排出抑制に関する意識の醸成や環境経営の普及を促し、循環型社会の形成促進と地球温暖化防止に資するため、道内で模範的な取組を行っている事業所を表彰する制度である。

ヨコハマタイヤリトレッド北海道事業所は、北海道内で発生する使用済みタイヤから、リトレッドタイヤを製造し道内で販売する地産地消事業を行っている。また、製造途中で発生するゴム資源も地元企業と連携してタイヤ以外の商品へリサイクル活用するなど、完全ゼロ・エミッションを達成し、CO2削減活動も推進している。今回、こうした積極的な環境の保全に資する活動が評価された。なお、同事業所の環境・社会貢献活動は、これまでに胆振東部地震復興活動に対する勇払郡むかわ町長の感謝状(2019年)、ウトナイ湖サンクチュアリ環境保護活動に対する公益財団法人日本野鳥の会の感謝状(2020年)、苫小牧市ワークライフバランス等企業表彰の未来を見つめる職場づくり賞(2020年)などを受賞している。

横浜ゴムでは、今後も、ESG経営において「未来への思いやり」をスローガンとして掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を進めていくとしている。

※「ゼロ・エミ」とはゼロ・エミッションの略称で、ある産業から出るすべての廃棄物を新たに他の分野の原料として活用し、社会全体であらゆる廃棄物をゼロにすることを目指すという国連大学が提唱している構想。

トラック・バス用リトレッドタイヤ「903ZW」